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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

6話 鼓動を刻めin the heart!

過去編。

この脚本、すごいポンポン進むよね




【Story】

現れたゲンムによって振り回されるライダーたち。

そんな中、永夢は前回のバグスターに襲われていた男子大学生が気にかかっていた。

(永夢は知らないが)患者はグラファイトだったので見つからないのは当然として、彼が襲われていた理由が気になるというのが永夢の弁。

明らかにモブだろ、みたいな演出だったのでそこまで気を配っていたことに感心。


襲われていたのは窪山誠一。楽団に入ることを目指す大学生。バイオリンが弾ける。

で、患者は彼の恋人である堀内曜子。要は、彼氏を襲えばそのストレスで患者の病状も悪化するだろうと考えた訳で。

この辺の統制はどうなってるんだろう…。前回のバグスターにグラファイトたちが指令を出したのか、それともバグスター同士テレパシー的なサムシングが使えるのか。


曜子は誠一に、自分が罹患していることは言わないで欲しいと訴えていた。

誠一が夢に向かって努力する、そのノイズになりたくなかったらしい。

それが後半に効いてくるのがベタだけど良い。ベタな展開って、結局美しいんだよね……。




【鏡飛彩】

早くも過去が開示された外科医。



彼には大学時代、彼女がいた。

同じ大学に通う女の子の百瀬小姫


こんな偏屈男にも彼女がいるのか!とか思ってません、思ってませんとも。

いやまあ正直、「言うて過去になんかあって偏屈になったのかな?」とかは思ったけど、過去描写を見るに元からあんな性格してるな、彼。



小姫は飛彩に寄り添い、「休憩」と称して甘いものを差し入れたりしていたが、飛彩の素気なさに業を煮やして分かれてしまう。

しかし、そのころ既に彼女はゲーム病に罹患していた。

彼女から生まれたバグスターがグラファイト。

当時唯一オペを行っていた大我が戦うも敗れてしまう。

どうして自分に病気になっていることを知らせてくれなかったのかと聞く飛彩に向かって、小姫は


「世界で一番のドクターになって」


と微笑んで言い残して消滅。



この件がきっかけで飛彩は仮面ライダーになることを志願し、今も戦い続けている

明言はされなかったけど、大我の「医療ミス」もこのことを指しているのではなかろうか。


好きではなかった甘いものを食べまくっているのも、

やたら戦いがストイックなのも、ここに起因しそう。

ただ、繰り返し「患者に深入りすると碌なことにならない」と言うのはあんまりこの件と繋がらない気がするんだが、彼何かまだ別件抱えてる?



飛彩自身は小姫のことを好きだったようだけれど、彼女に捨てられたことや、彼女に本当のことを打ち明けてもらえなかったことを理由に、自分には不釣り合いな相手だった、捨てられて当然だったと思っていた様子。

けれど、今回の誠一・曜子の話を聞いた永夢に説得されて思い至る。

彼女もまた、自分のことを大切に思ってくれていたのではないかと。


「世界で一番のドクターになって」

が、ようやく彼の後悔の種から、前に進むための力に変わった


目の前の患者を救うことを第一に考える方向にシフトし、無事にバグスターを撃破して新たなガシャットを手に入れた飛彩である。



《ビートクエストゲーマーレベル3》

「ド・ド・ドレミファ・ソ・ラ・シ・ド!OK!ドレミファビート!」


ブレイブのレベル3形態。

モチーフは音ゲーの「DOREMIFA BEAT」。ほかでもない、ポッピーのゲームである。

キャップを被り、肩にはスピーカー、腕にはターンテーブルという出で立ち。


必要なのはリズムにのった攻撃。

だが、残念なことに彼は音ゲーを知らない。流れてきた音符に対してもきょとんとしてましたし。

レベル1の可愛い見た目のやつが音符に殴られてる図、なかなか可愛らしかったです。(その横でぴょんぴょこ踊ってるMも可愛かった)


しかし彼は、心臓マッサージのテンポでやればいいと思いつく。

故に、攻撃は基本的に手のひらで押していくスタイル。よく見たら手の組み方とかもちゃんとしてて笑うしかない。



過去に踏ん切りがついた飛彩。

今回グラファイトを倒すことは叶わなかったものの、苦い思い出があるであろうシュークリームを食べたり、一度はぐしゃぐしゃにした写真を大事そうに持っていたりとかなり前向きになれた様子。

これは、「飛彩が永夢を名前で呼んでくれるまでのカウントダウン」が1進んだのでは?




【グラファイト】

バグスターの1人。パラド・黎斗と組んで人間の支配を目論む。

小姫から生まれたバグスターであり、ゼロ・デイから生きている(という表現で良いのか?)。


仲間は大事にしたいタイプ。

人間の黎斗はともかく、同じバグスターのパラドも「仲間はいなくなったら増やせばいいじゃないの」なんて言っちゃうタイプなので、割と認識に差がある印象。



個人的には格が違うのが気になる所。

人間の形態を持ち、普通に意思疎通がはかれるバグスターっているんだ…。

最初は長生きゆえのやつかな?と思ったけど、5年前の時点でアレだもんな。何か決定的に違うものがありそう。


それと、小姫と飛彩の関係を正しく認識していたのも気になる。

弱みを握るために必要なのだろうけど、漠然と「弱み」ではなく、割と細かく認識しているのね

となると、グラファイトが5年前の時点で飛彩を攻撃していてもおかしくないと思うんだが…?何もしなかったのか?




【以下雑記】

🎮戦闘中にライダーが味方同士も変身後の姿で呼び合うのって珍しいね、と思ってたけどあれか、呼んでる方が「M」だからか。納得。

🎮早めに飛彩の過去を開示したのは、偏屈男な性格ゆえのキャラヘイトを回避したかったとかいう思惑もありそうね。(実際に、彼の甘いもの好きな設定もヘイト管理の一環らしい)

🎮黎斗の変身バンク、初披露。指にガシャット引っかけるのかっこいい。というか、エグゼイド未見の私からすれば黎斗は変顔するものなので、彼が普通にしているとすごいイケメンでたじろいでしまう。かっこいい。

🎮そんな黎斗さん、遂にOPできちんとゲンムとして登場しております。




次回:貴利矢の過去編。

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