6話 ワイルドなプレゼント
- _ ぬぺ
- 2022年9月17日
- 読了時間: 3分
連鎖する思いやり
【あらすじ】
ラリーがいなくなった。
彼を探すジュウオウジャーの前に現れたのは、先日降ってきたデスガリアンのプレイヤーであった。
一方、ラリーを発見したジュウオウジャーは、彼の変わり果てた姿に驚く。
【風切大和】
ラリーを無事発見したものの、白髪状態だったことに衝撃を受ける。
原因は、ジューマンパワーの譲渡。
●「ジューマンパワーは僕たちジューマンの生命力だ。大和に渡せば、その分ラリーさんの生命力も減るはずだ」
思わず王者の資格を使ってジューマンパワーを返却しようとするが、残念ながら王者の資格はうんともすんとも言わない。
おそらく、「ジューマンパワーのやりとり」は「食物網」の比喩。
動物はみな他の動物の命を削って生きていくわけで、一度消費した命が戻ってくることは無い。
さらに1人になった大和、初めて自分をジューマンパワーで救ってくれた鳥男のことを思い出し、彼の寿命も自分が縮めてしまったのではないかと思い詰めてしまう。
そんな中、デスガリアン登場。
ジューマン組は、大和への連絡は避けて4人で出撃。
それを見たラリーも森邸を出て、大和のもとへ向かう。
悩み、謝罪する大和に、ラリーは声をかける。
●「こんなことなら、嫌われたままでいればよかった。余計な事しなきゃよかった」
🦍「大和。先にpowerを貰ったのはmeの方だ」
絶望していたラリーに手を差し伸べて、生きる希望をくれたのは他ならぬ大和。
おかげで、ジューマンである自分を怖がらない人間がいることも知ることができた。
そしてラリーは、大和に生きる力を与えた。
🦍「これはとってもhappyなプレゼント交換さ」
大和の手を、先ほどとは逆に、強く握りしめる。
🦍「いいのか?王者の資格を持った者が、この星を舐められたままで」
「生きる力」を送り合って、更に生きる意欲を増していくのが動物の生き方なのかもしれない。
そして今回覚醒したのがキューブゴリラ。
タスク・アムとの3体合体でジュウオウワイルドが完成。力業で押し切るスタイルのロボットです。必殺技はワイルドロケットナックル。
その後。
ラリーはもう一度人間の生活を見て回るべく、旅に出ることを決意。
戻ったらまた再開するという約束をして、ジュウオウジャーと分かれたのでした。
白髪になった彼。
ゴリラには「シルバーバック」と呼ばれる、銀色の毛を持つ個体がいます。
大抵の場合、成熟したオスに見られ、群れのボスとして行動するそうです。
「老化」と捉えられていましたが、これを考えると、「ラリーの成長の一歩」と言ってもいいのかもしれない。
【デスガリアン】
《ガブリオ》
先週空から降って来て、しばらく犬神家していたやつ。チームアザルド所属。
デカい顎を持った、独特のデザイン。
ビルをはじめとしてなんでももぐもぐ食べてしまう怪人。
《アザルド》
そんな気はしていたが、あっさり復活。
散らばったブロックが重なるようにもとに戻りました。しかも、周りの口ぶりからするに、今までも普通にばらされては戻っているらしい。これは倒すの苦労するぞ…。
……というか、彼に復活能力あるならますます初回で散った彼は何だったんだと。
【以下雑記】
🦅今回のおじさんは鶏のコスプレ🐓。ゴリラに気づかず通り過ぎるの、なかなかである。
🦅おじさんがジューマンの存在に気が付くのはいつだろうか。知ったところで多分驚かないし、なんなら早い段階で気づいても、本人たちのことを思って知らないフリをしてそう。
🦅流されやすいレオ。みんなからの視線が冷たい。
次回:闇堕ちにはまだ早くないか??
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