4話 救出
- _ ぬぺ
- 2022年11月2日
- 読了時間: 3分
コウモリの悪魔を倒したところで、回想。
パワーちゃんの話。
血の悪魔で、血が好きだという彼女。勿論他の生き物を取って食うのも好きだったが、ニャーコの一件を通して、血から生まれる温かさが好きだということに気が付く。
「守ってくれる母のような存在が欲しい」→胸を揉みたい
「寄り添ってくれる暖かい存在が欲しい」→血が好き
根本的に他者からの愛情が欠落した故にアウトプットが下手くそな2人である。
なんだかんだ上手くやっていくんだろうな。
そこに現れたのはヒルの悪魔。ヌルヌル動くのが気持ち悪さを倍増している。
コウモリと付き合っていたらしい。悪魔にもそういう概念あるんや。
貧血&片腕欠損状態でも戦うデンジ。
「夢バトル」
自分の胸を揉みたいという夢を他人から馬鹿にされて心底怒っているの、いいなぁ。
デンジくんのキャラ造形、基本的に底辺を見てきた故の泥臭さとか、変なところで真っ正直な感じ、今までにない感じのキャラ造形で大変好きです。
出力不足ゆえに食われかけた彼を助けたのは、駆けつけた早川アキたち。
彼が使役するのは狐の悪魔。
デビルハンターは大抵、悪魔と契約して戦うらしい。デンジにはポチ太が、パワーちゃんは本人が悪魔だからなんもない、ってとこかな?
狐の悪魔は使役する度に体の一部を要求するらしい。
彼の口ぶりからするに、悪魔と人間はある程度のギブアンドテイク関係があるのかしら。
だとしたらデンジとポチ太は本当に稀有な関係よね
ひとまず現場は撤収。
デンジの働きで奇跡的に志望者はゼロ。寧ろ逃がした人たちからは「チェンソーの人が助けてくれた」とコメントしてもらえている。
欠損した腕はヒルの体内から回収。輸血で簡単にくっついたらしい。流石悪魔。
アキたちは既に監視カメラの映像や物的証拠でデンジ・パワーの2人がこっそりと外に出ていたこと、パワーがデンジに危害を加えたことは把握済み。
しかし今回の事件からパワーが完全悪とは思えなかったらしきデンジはアキに嘘をつく。
アキはこれからデンジには自分の言うことを聞いてもらうことを条件に、自分もマキマに嘘を吐く。
マキマさんの全てを見透かしたような表情と台詞が怖い。
台詞に温度感が一切ないんだよなぁ、マキマさんって。字面も、声優さんのお芝居も。
翌日。
早川家ではデンジとアキの共同生活が行われていた。
早起きして豆を挽いてコーヒーを淹れ、家事もやりつつベランダで新聞読んでるアキくん。うまく言えないけどすんごい分かる。彼やりそ~~~!!って思った。
喫煙者だったのはかなり意外。(このご時世によく喫煙者を、しかも若い子で出したもんだとは思うよ)
ただ、部屋の中では絶対に吸わないのはなんか分かる。彼のことほとんど何も知らんが、解釈一致。
そこにやってきた(殴りこんできた)のがパワー。
マキマの指示で今日から共同生活をすることになったらしい。
マキマさん、「一室貸してあげて」的な感じだったけどそんなに広いようには見えないが…?
しかもパワーが全く共同生活に向いていない。
野菜は食べたくないと言って投げ捨てる。(ここでデンジくんが「農家の人の気持ちを考えろ(意訳)」ってぶちぎれてるの良い)
トイレは流さない(どころかトイレットペーパーで遊ぶ)。
風呂にも毎日は入らない。
綺麗好きそうなアキは勿論、バロック小屋育ちのデンジですらキレるレベル。
マキマさん、多分そうなることがある程度分かっていて送り込んでるでしょ。
自分が頼めば早川くんは断らないでしょ、私のこと好きだし、って確実に思っている。確実に。
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