top of page
検索
  • 執筆者の写真_ ぬぺ

46話 向き合う勇気…真に護るべきものは何?

最後の数分が全部持っていったのは否めない




まずはさくらとラブコフ。

こちらは思ったよりもあっさり解決して、拍子抜けしつつも良かったねの気持が大きい。

メインのライダーたちの強化形態入手の条件は「悪魔と正面からぶつかって理解しあうこと」だと思われるので、ようやくさくらも条件を満たした形になるかな。

一番末っ子=一番「守られる」立場であったさくらだからこそここまで拗らせた感はあるよね



あと、さくらの言いたいことをお兄ちゃんたちがなんとなく察しているの、良いよな…。



「私が守る」が先行してラブコフの声を全く聞いていなかったさくら。

花からの戦力外通告のおかげで一旦頭を冷やしてラブコフと向き合えたのが良かった。


誕生したのはインビジブルジャンヌ

全体的にジャンヌをごつくした形。ラブコフも一心同体でバトル。後ろの髪みたいな部分がラブコフです。

「お互いがお互いを守りたい」というスタンスで変身した結果、常時「背中は任せた」状態のデザインなの天才じゃん…と頭を抱えた。

でもその髪の毛をひっつかんで武器にしてた時には思わず二度見した。そうやって戦うんだ。


何よりも喋りまくるラブちゃんである。

さくらの心の中に閉じこもっていた時よりもずっと治安悪くなってない?気のせい??





そして玉置。

こちらは以前無理をしてしまったため依然としてダウンしていた光から変身セットを譲り受ける。

光はとっくの昔に玉置に譲る予定だったらしい。

彼自身、一番守りたい人であった家族を喪っているし、その敵討ちも果たしたしで心にひと段落着いたんじゃなかろうか。


戦場に遅れて登場した玉置。

花から「笑え!」と最上級のエールを受けつつの変身。

ずっと待ってたよ!本当に!!アギレラ覚醒回から本当にずっと!!


光くんに比べて力強さが特徴という印象。気合マシマシの変身ポーズ、最高でした





さて、三兄妹は。

今までのギフとの戦闘から、「ギフの本体は亜空間の中にある」と推定、亜空間とあの動くギフとを同時に攻撃すればよいと結論付ける。

冷静になった大二(とカゲロウ)、本当にできる子なんだよ……。


バイスが亜空間に突入、地上では三兄妹が交戦。


「これで!五十嵐三兄妹が揃ったな!」

画面に4人映っているので初見さんは混乱しそうだけどね。



「俺たち人間には悪魔が必要なんだ!」

「みんな必死に自分の悪魔と向き合って生きてる!」


「それに反発し、抗って、人間は成長していくんだ!」

「愚かで、弱くて、誰でも必ず間違いを犯す。でも、だからこそ愛おしいんだ!」


「例え道を外れても、変われる人間だっている!」


「そんな人間が大好きな悪魔もここにいるぜ!」


「俺は、人間の可能性を信じる。自分の悪魔と、仲良くなれるその力を!」


「俺たちは」「人間は」

「「「変身できるんだ!」」」



三兄妹+悪魔たちのライダーキックでギフを撃破。


当初から根底にあった、「悪魔=自分の弱い部分とどう向き合っていくか」というテーマに対するアンサーがこれ。

ここまでの1年弱の積み重ねがあってこその台詞回しでとても良かったです。

まだ46話だけど?!というツッコミが脳内を駆け巡っていたのもまた事実ですけどね。



ギフは倒された。が、空には謎の光が存在したまま。




さらに動き出したのはまさかの狩崎。


真澄さんが亡くなってからずっと不安定だったし、今回ヒロミさんの訪問も突っぱねる始末。

研究に没頭しているといえば聞こえはいいんだが。


……というかあの矢、ジョージさんが作ったんだ。

今回一番の衝撃だったかもしれない。なんでそんな原始的な矢作ったの?

ヒロミさんも何も突っ込まず受け取ったんだね…?



「聞いてるか?私はもう、悪魔の力には頼らない」



いや完全に復活した三兄妹に気をとられていたが。

今作、テーマが「家族」。裏を返せば「人は一人では真っ当に生きられない」。


この「一人」の条件は、「周りの人間とのかかわりを絶つ」「弱さと適度に付き合う」の2つと思われる。


一輝は常に肉親やWEEKENDのメンバーと一緒にいたし、バイスとも比較的友好的な関係のままここまで来たのでほぼブレていない。

さくらはラブコフという「弱さ」を過度に守り過ぎたから前回トラブった。

一番顕著だった大二はカゲロウを切り捨てたうえに四面楚歌状態に身を置いていたせいでそうとう追い詰められていたのは言わずもがな。というか条件2つとも外れた結果暴走機関車状態だったと言える。

他のメンバーも、自分を見失いかけてた人は全員「周りに支えてくれる人がいなかった」「自分の弱さに向き合わなかった」のどちらかであることは徹底されていた。


で、狩崎さん。

現在1人で研究に没頭。WEEKENDの心の拠り所のヒロミさんさえも突っぱねたので現在完全に1人。

さらに「悪魔に頼らない」宣言をしてしまったことにより条件を2つとも自ら放棄。


「自ら」放棄してるし、大二に比べて悪魔への造詣が深いので、絶対にえらいことになる。

とかなんとか言ってたらなんか「最凶」の肩書をひっさげたライダーがやってくるし、3話も残ってるし、東映さんのブログの場面写真の目が座っているしで絶対にろくなことにならない。絶対に。

閲覧数:9回0件のコメント

関連記事

すべて表示

仮面ライダーギーツ × 仮面ライダーリバイス MOVIEバトルロワイヤル

おかえりなさい、バイスと龍騎。 【あらすじ】 懐かしの前後編構成に近かったですね、今作。 前編はリバイス編。本編終了から約半年経った現在の五十嵐家の状況を整理しつつ人物紹介も兼ねる感じでスタート。 言ってもそんなに本編と変わっていないのですが、一番の変化は新しく生まれた弟:幸四郎くん。勿論演者さんも赤ちゃんなのですが大変可愛かったです。ただ一回、敵に襲われるシーンでケロっとしてて笑っちゃった。可愛

50話 あくまで家族、いつかまた会う日まで

こんなに泣いたのいつ以来だろうか 戦いを続けるバイスと一輝。 しかし変身解除後にバイスが弱音を吐いてしまったこと、実は結構デカいラブコフのしっぽ(とそれを回収する家族たち)が見えてしまったことで、バイスの計画全てを察する 一輝の幸せを誰よりも願い、彼に「1人でも大丈夫か」と聞いてきた以上、可能性は1つしかない バイスは前日、一輝がバイトの面接に言っている間に仲間たちを集めて協力を仰いでいた 最初は

49話 戦いの果て…残ったのは悪魔だけ

どうしてそんなことするの…? 全てが片付いた五十嵐家。 一輝は今まで通りしあわせ湯で働いているが、記憶が戻っていないため居心地の悪いことこの上ない。 まあ一輝視点からすれば、「めっちゃ距離の近い他人とシェアハウス」みたいなもんです。地獄だ。 頭では自分たちが家族だということが分かっているので、一応みんなに確認して、今までの自分っぽく振る舞おうと頑張りますが、完全に空回りになってしまっているのが現状

  • Twitter
  • Instagram

©2021 by Nupe

bottom of page