45話 ロイミュードの最後の夢とはなにか
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 4分
遂に最終決戦突入。
突入したんだよなんで早々に離脱者が出るんだよ、ねぇ
【事件概要】
前回のラストの大爆発のあと全員いなくなっていたというライダー&ロイミュードたち。
爆発は剛の咄嗟の機転で切り抜けたものの彼はひそかに負傷。
一方で追田警部補は蛮野の本来の目的地が防衛センターだということを突き止め、計画開始…
と思ったら基地が襲撃に遭い壊滅。
セットをぶっ壊し始めたらもう最終回が近いってやつです。
メタ的な話すれば先に地下のセットを壊してゴースト用に建て替え(特状課の事務室はまだ残してるから何とかなる)、トライドロンの収納はどこかの倉庫を借りればいいか、みたいな話になったのでは
最終決戦に向けて調整しなければならないトライドロン。
課長の連絡通りに向かった先にあったのは巨大な倉庫。手配してくれたのは早瀬。
「元相棒として」、進ノ介をサポートするために伝手を辿って手配してくれたらしい。タイミング的にも彼がメインストーリーに噛んでくるのはこれが最後だと思われますが、登場時から彼があまりに聖人でびっくりしてる。案の定コメント欄によると彼が黒幕説もあったらしい。仕方ないと思う。
作戦開始。
仮面ライダー達が建物内に侵入。追田・りんなコンビが別ルートから電気供給を断つべく動き、課長・究ちゃんが本部から指示だしを行う
病室から出られそうな霧子も間もなく合流しそうな雰囲気。天気はもうすぐ雨。
「このてっぺんにある、無粋極まりない人類支配装置とやらを叩き壊せば、少しは悔しいかな?」
更に建物内でハート・メディックと共同戦線を行うことも決定。対蛮野戦の開幕である。
【蛮野天十郎】
彼の本当の狙い
「人間の意思をデータに変える」
グローバルフリーズを引き起こし、その間に人類をデータ化する。成功すれば全人類を支配下における仕組みである。
いい歳したおっさん(バツイチ子持ち)がリアルに世界征服を狙っている図ですよコレ。怖い怖い。
何が怖いって、この結果彼に特別なメリットがどうもなさそうな所。マジで自分の支配欲と虚栄心を満たしたいだけだろお前…
そのために必要不可欠なのは防衛センターの建物と融合したシグマを完成させること。
「お前こそ人間を滅ぼす正真正銘のバケモンだよ」
全くもってその通りである。で、これにマジギレするんだから中身はガキである。怖いよぅ。
彼の相手は剛・チェイスが引き受けることに。
「私が作ったものの中で、お前が一番不出来だったよ、剛」
子どもを「作る」って言うやつにろくなやつはいない。
ただし戦闘の動きを見ていると微妙に剛には非情になり切れていないのよ(チェイスに対してやりすぎだというのもある)
彼の内面が掴み切れない。とりあえず「詩島姉弟の父」という面は少なからず残っている、気がする。
【チェイス】
お前…お前っ……
剛の異変に気付きつつ、ダチでないと突っぱねられつつ剛と共にいた彼。
地下駐車場での蛮野の戦闘の際、もろに攻撃を喰らってベルトが使用不可能に。
トドメを刺されそうになった剛を見て咄嗟に魔進チェイサーに変身。致命傷を負いつつも蛮野を退けることに成功。
ここで魔進形態を出してきたのは上手いなぁと唸ってしまった
「霧子が愛する者たちを守れるなら本望だ」
託したのは免許証とシグナルバイク。
免許証がない=運転できない、
シグナルバイクがない=変身できない
つまりこの世界における「仮面ライダー」の条件の放棄です。
死ぬのを分かっている人の行動じゃんもう
「人間が俺にくれた宝物だ。俺とお前はダチではないが、持っていてくれ。燃えてしまうと勿体ない」
このシーンに挟み込むように何も知らずに愛された霧子を挟み込むのがずるい
剛をはねのけて蛮野に食らいつき、巻き込むようにして爆発。
音を立てて砕け散る「000」のコアで私の涙腺は決壊しました。
敵として登場し、先輩ライダーであったという過去や寝返ってからのド天然キャラなど、とにかく美味しいところを全部持って行った印象のチェイス。
最期まで「人のために戦うヒーロー」であり続けた彼。かっこよかった。でもここで散っていいとは言ってない。言ってないから戻ってきてくれ…
次回、弔い合戦。
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