46話 彼らはなぜ戦わなければならなかったのか
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
化粧した後に見るんじゃなかった
【事件概要】
地下駐車場では剛と蛮野が対峙、霧子も合流
最上階ではシグマと戦うべく進ノ介・マッハ・メディックが向かうも間に合わず、シグマが覚醒。
全世界でグローバルフリーズが始まり、データ化する人間も出てきた
(コメント欄より、究ちゃんの番号が072で始まるとの指摘あって泣いてる)
その中での怒涛の展開である
【詩島剛】
「馬鹿野郎は俺だ」
「意地ばっか張って、失うまで気づかねぇで」
「俺の全身から溢れ出す、怒りの炎が見えねぇのか」
「テメェはいくつも許されないことをした。俺の心を利用し、姉ちゃんを侮辱し、クリムの発明を悪用し続けた。だがな、今一番許せねぇのは、俺の、俺のダチの命を奪ったことだ!」
「いくぜチェイス、一緒に戦ってくれ」
《仮面ライダーチェイサーマッハ》
頭部と胸にかけてはマッハ、それよりも下の部分はチェイサーというデザイン。
同じベルトにシグナルチェイサー入れたらそれはもうただのチェイサーになるだけでは?という気もするし、スーツデザインもキメラじゃん?とか言ってしまえばそれまでなんだけど。
この辺の理屈や論理を飛び越えてできた奇跡のフォームである
マッハ・チェイサー(魔進含)の全能力を使用可能。
速さが売りだった両者が掛け合わされてできたフォームなのでスピードはピカイチ。
そして一人称は「俺たち」である。
とにかくここの稲葉さんの演技がすごいんだ。
前から思ってはいたが絶叫の演技がとにかくリアル。
この人が剛でよかったとしみじみ。
蛮野はダブルライダーキックで撃破。
合流した霧子
肉親の姿を見てようやく弱音を吐ける彼の姿が妙にリアルで。
「彼は最期まで、私たちの守り神でした」
「人類の守り神」であり、「死神」として登場した彼は「守り神」として散った
この表現が好きすぎて泣いた
で、蛮野である。しぶといにもほどがある。
シンゴウアックスを振りかぶられた彼。前回と逆の構図を持ってくるのが綺麗。
「偉大な私の頭脳をこの世から消してはならない!」
…クズだ~~~!!!
「行っていい…ってさ。」
最後までチェイサーを使った戦い。
蛮野のラストは惨めな命乞いでした。にやりと笑う剛がどこか不気味で大変良い。蛙の子は蛙になるとは限らないけど、どこか蛙の遺伝子を残しているんだと思う。
「さよなら、父さん。俺の未練。」
【メディック】
蛮野の改造のせいで治癒能力が失われていた彼女。
更にグローバルフリーズにも耐えられていない。蛮野の外道っぷりが遺憾なく発揮されている。
問題なく動ける2人に遅れてシグマの元に駆け付けた彼女が見たのは、重傷の進ノ介
「お願い、動いて!」「私の体なんか、どうなったって良いから!!」
初めて人間体を手に入れたときの、白メディック
白だと治療対象をロイミュード以外にも広げられるのがおそらく彼女の精神構造。
「私の、最後の力です」
「ハート様と、貴方の勝利を信じます」
「…ごきげんよう」
さらりと流されていますが、メディックに副作用が出なかったのは進ノ介からの負の感情が少なかったから。
彼女を「女神」と表現したのは、きっと「勝利の女神」になぞらえるためだったのだろうなとここで納得。
次回、最終回。オーバードライブ!
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