44話 だれがハートを一番愛していたか
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
うああ(涙腺を押さえる)
【チェイス】
霧子の見舞いを押し付けられたチェイス。
ケーキを食べる彼女にも質問。「進ノ介を愛しているのか?」
だからそこ率直に聞くんじゃないよ。
当然ながら狼狽える霧子。その動きも返答も進ノ介と重なる。これは間違いなく両片想いのいいカップルである。
「もういい。答えは分かった。」「これが失恋、というものか」
では自分は「好きな人を守る」から「好きな人の幸せを守る」にシフトする、というチェイス。この態度を見習うべきヒーローは結構いると思うんだけど??
そしてそんな胸の痛みすら人間らしいと嬉しそうな彼。
やめて、ここにきてフラグやめて、と思ったら案の定次回予告がやばいのである。やめて。
【特状課】
りんなさん主導であの「ぴこぴこ」の改良版を制作中。
4号まで改良を重ねた結果かなり小さなものにまでなっている、が全部手作りである。徹夜で作業している現状。どこかに頼むべきでは、それ。
さらにもう一つ出来上がった装備はチェイス・マッハのドライバーをもとにした簡略型仮面ライダー。
本願寺さんが変身したのは仮面ライダー純。荷物が大きかったり、本家ライダーに比べると少し防御面が気になったりする部分はあれど割としっかりした作りに仕上がっています。リアルにこんな格好でバイクは知らせてる人いたらかっこいいだろうな
ただし急に関節が動かなくなったりします。要改良。
おそらく中の人の希望で実現したんじゃないかと思われるこのライダー。なんだかんだ本筋に絡むバランスが良い感じになっていてさすがである。
【蛮野天十郎】
004が完成させたシグマサーキュラー。
4人の力の制御装置であり、これを持って遂に約束の地へ。
水辺なのをみて流石石田監督!と思ったのはさておき。
実はこの装置の正体はそんなものではなく。
4人分のパワーを集めることで自分だけでグローバルフリーズを起こすための道具。
エネルギーは過剰に集まってしまうのでそこは放出させないといけないという欠点はあれど、そこは予め誰か1人に放出させるシステムを作っておけば問題ない。
自分1人に力が行けば、そのあとは手下を利用して全て壊せばいい。自分を否定するものなど必要ない。尽くした004すら切り捨てる。
簡単に言うと彼の外道っぷりを体現する装置である。怖い。
【ブレン】
今日の主役である。異論は認めない。
辛くも蛮野から逃げた彼はメディックのデータを入手。そこに書かれていたデータに気がついた彼はジャンピング土下座と共に作戦を敢行。
「ロイミュードは汗などかかない。今こそ冷徹な機械に戻ろう」
人間の模倣との訣別であり、彼の矜持を守り抜く決意である。
完全に絶望した敬愛するハートの顔を見ていた彼の気持ちを想像すると胸が痛い
「お忘れですか蛮野!私の名はブレン、頭脳!あなたの仕組みに逆らう、それなりの知恵があったということですよ!」
苦しむメディックからプログラムを抽出して自分に移す
彼女こそがハートの希望であり、唯一彼を笑顔にさせる存在だから
仲間を治療できるという能力のみでロイミュードを測っていた蛮野との差別化である
最期のロイミュードたちのやり取り
ちょっとだけブレンの口調が砕けているのを見て、改めて彼らの仲の良さを思い出す
誇らしい笑みを浮かべている彼の顔でこちらはもう涙腺が限界である
「いいアシストだったでしょう?」
「やはり私は、優秀で、誠実で、」
「…3つ言えよ…………」
改めて蛮野への怒りを新たにした仮面ライダーたち、そして「倒す」と決意したハートとメディック。
正直、頭脳枠(笑)みたいな彼の最期でこんなにしんど!って頭抱えるとは思っていなかった。最期までハートに一途だった彼。仲間に看取ってもらえたのは幸せだったのかもしれない。
次回はその決着がつくか…?
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