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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

43話 開かない扉

もう最終回が近いんだな…



【停車駅 ???】

何かに気づいて動き出してモルク侯爵。

その作戦は、ドールハウスシャドーを使って人質をとるという物。

最終回に向けてのギアの入れ方よ…



【ヒカリ・カグラ】

カグラは正月早々に嫌な夢を見る。

ようやく実家に帰ったものの、両親には「知らない人」という対応を受け、追い出される…というもの。

「分かってたことなのに、夢でもそうなってみると、すごく…帰るの、怖くなっちゃった」


ちなみにカグラの家はレストラン、「洋食Merope」。

Meropeとはプレアデス星団(=昴)の星の一つであり、その中でも最も光が弱い星だそう。


そんな彼女とヒカリが連れて来られたのが、ドールハウスの中。

入ってきた窓以外からの出入りが一切できない家の中、しかも揺らしたりするような主導権は完全にシャドー側にある。かなり厄介な状況。


しかも彼らはシャドーの人質となり、5分後にはキャンプファイヤーにくべられることが確定している状態。

「急げば5分」の距離の人たちに対して制限時間5分を突きつけてくるシャドーの意地の悪さよ…


ヒカリは外に落ちていたカグラの靴が、ハウスから出た瞬間に元のサイズに戻ったことを確認。そこから、

けん玉を伸ばす→ボールを投げる→ボールが大きくなるので、まだ小さい自分達も引っ張られる

という作戦を立てる。


その最中、帰ってからの話に。


ヒカリの家庭は親が留守がちだった。

祖母が面倒を見に来てくれることはあったが、それもいつもではない。

だからこそ、祖母と母を守れるような強さが欲しかった。

そんな夢は、大人になったことで叶えやすくなっている。


「俺の事、分かってもらえなくたって、母さんたちを守れるから」


「私もそうする。パパとママとダイキを、私が守る!」


決意を新たにした二人。これで過去編はだいたい済んだのかな?


ちなみにヒカリのけん玉は祖母からのプレゼント。

そして、話の中に一言も「お父さん」が出て来なかったあたり、死別か離婚かした母子家庭だったのかもしれない。

そうなると(おそらく)父子家庭のミオとも近づきやすかったのかもしれないな…などと思ったり。



【ライト】

モルク侯爵の実験の狙い。


ライトには闇がある。それを確認しておきたかった。


キラキラを求めるゼットと、闇を宿すライト。

両者の成分(?) が一部裏返るなり、入れ替わるなりなんなりが、昴ヶ浜が消えたときに起こった、あたりがよさそうな気がする。

一応根っこが同一人物説・ゼットの正体はライトの知り合い説も持っていたのですが、今回モルクから「昴ヶ浜を飲み込んだ時には既にゼットが存在していた」と明言されたのでそれは違うみたいなので…。


今回も全体的に、ちょっとマイナス感情の振れ幅が大きすぎたのよね。

そんなに怒る?そんなに怖い目つきしてたっけ?と思うシーンが多かった。

そもそもゼットの闇が増幅しているなら、ライトの中にある闇もまた然りよね…


上手く使えば、ゼット突破の鍵になりそうな気配はするんだけど、果たしてどうなるやら。


そして流石元シャドー、かなり目ざとくそのことに気が付いた明。

彼自身も半信半疑。その情報は早めに共有すべきでは…?



次回、闇にきらめく1号…?


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