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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

43話 伝説のニンジャ!妖怪かるた大作戦

年末回!この1年を振り返ろう!!




【あらすじ】

年の暮れ。ニンニンジャーたちは大掃除に勤しんでいた。

そこに乱入する、忍者着姿の旋風。萬月を倒してハイになっている彼は、唐突に天晴に勝負を挑む……


と、思いきや。

その正体はレジェンド:シュリケンジャー。

彼はジライヤからの要請を受けて「忍者の名誉を守る委員会」から正式に冬期講習にやってきたという。そんなこともやっているのか…。



と、いうわけで。これまでの妖怪たちの分析のために妖怪かるたにチャレンジである。




【天空忍者 シュリケンジャー】

「緑の光弾!天空忍者シュリケンジャー参上!」

ハリケンジャーに登場する追加戦士……とでも言うべき存在。(純粋な追加戦士とはちょっと違う気がするんだな)

最後までその正体は謎であった忍者。何度か顔出しもしているのだが、全て彼が変装した姿という設定。(その設定のために戦隊OBをバンバカ呼んでいるんだから豪華なものである。)

戦闘は通常の英語混じりのモードと、江戸っ子べらんめぇで野球で戦うモードの切り替え可能。本人も言っているがキンジとのキャラ被りが激しい。




【妖怪かるた】

そんなシュリケンジャーが手作りしてくれた「妖怪かるた」。


「言うまでもないことだが、ミーは手先が器用だ」

「ほんとに言うまでもない!」


トンチキなニンニンジャーの中でもトップクラスに訳が分からんやり取りだな



過去の戦いを振り返る6人のもとにひっそりと忍び寄ったのは、封印の手裏剣。

おかげでかるたに忍術がかかり、八雲風花が強制的にお手付きになって札に吸い込まれる事件が発生。

吸い込まれた人は、その妖怪と出会った場所とシチュエーションに放り込まれる。しかも妖怪はバージョンアップ済み。

もとに戻るためには、かるたに勝たなくてはならない。


一計を案じた残されたメンバー。

凪のアイデアで作戦開始。

シュリケンジャーが読み上げた読み札に対し、敢えてお手付きをした3人。狙い通り、先行していたメンバーとそれぞれ合流。


勿論、当時からかなりパワーアップしている6人が苦戦するはずもなく。

天晴ペアはユキオンナに対して超絶サマーシュリケン斬で、

八雲キンジカーリートリオはオトロシに対してカーリー忍烈斬で、

風花ペアはヤマビコに対して忍烈斬で一刀両断。

全くてこずることなく帰還。


帰ってきた際に残っていた取り札から出現した妖怪たちも一瞬で退治。

唯一耐え忍んだオボログルマに超絶忍烈斬で対抗しようとする天晴。慌てて止める風花。危ない、もう少しで道場が3つ目になるところだった。


代わりにシュリケンジャーの千本ノックで勝利。

超絶忍烈斬はダメなのに千本ノック(燃え盛る炎のエフェクト・文字通り1000個飛んでいく球・吹っ飛ぶ敵・上がる花火)はアリなことに突っ込んでも良いのかな。



しかしそこに響き渡る声。

そう、まだカルタは終わっていないのである。




【牙鬼軍団】

《妖怪フダガエシ》

カルタ+札返しの妖怪。


札返しとは。

どうやら妖怪の名前というよりは、妖怪や霊の類が行う行為の名前に近いよう。

自身の弱点である札を剥がしてもらうために人間に干渉する幽霊の総称。

今までの妖怪と異なり、私が崇拝するJapan Knowledgeさんにも一切記述無し(全文検索でもヒットゼロ)という個人的にはかなり衝撃的な概念です。

ピクシブ百科事典Wikipediaは項目あり。なんで信用ないサイトに限って情報があるのかしらね??


なお今回の演者さんは園部啓一さん。珍しくノンクレジットです。


自らを「妖怪のカミ」と名乗りますが、その実態は「妖怪の紙」。

本人自体に対した能力はなく、やったことと言えば妖怪の札の具現化程度。しかも弱体化してるし。

強気な顔をひっくり返すと弱気な顔になるデザインが秀逸。


小さくなった天晴から逃げまくった挙句に一刀両断されて燃え尽き、風花にコップの水で消火されるという最期でした。華すらない。

今回は(総集編パートで使ったからという判断でしょうが)ロボ戦無し。代わりにCGをフルに使ったミニ戦。ドンブラかと思ったわ。



《有明の方》

萬月を探して歩きまわる彼女。

萬月はどこじゃ?と無邪気に聞く彼女に、晦すら言葉を濁す。


しかし、そこは九衛門。

自分が萬月の最期にぶんどってきた首飾りを彼女に渡す。

この手の展開では鉄板とはいえ、「ご立派な最期であったと聞いています」とか嘯くのがまあ趣味が悪い。


息子を失った悲しみに暮れる有明の方。

今まで見たことがないような量の怖れが吹き出す。これこそが九衛門の狙い。

溢れだす怖れをかき集め、いざ、大将の復活である。




【以下雑記】

🦊スケジュールの都合でなかなかない年末回。ここでカルタ・着物という正月イベントを消化している段階で、我々は次回に備えねばならないのである


🦊みんなのエプロン。

天晴:赤のストライプ

八雲:黒の無地

:白地。緑のチェックがアクセント

風花:青と白のストライプ

:ピンク地。白のレースがアクセント

キンジ:懐かしの白フリル。これ誰のでしょう?って出されたらほぼ間違いなく女性陣の誰かのだと思うだろうな。

旋風:割烹着。一番似合っている。


🦊みんなの着物。

天晴:赤の着物+灰色の縦縞の袴。手には「あっぱれ」扇子

八雲:水色の着物+青と金の袴。思ったより水色が明るい

:黄色の着物+落ち着いた黄色の袴。なぜかキャップを着用。

風花:青地に黄色系の花柄。白要素が一切見えず逆に清々しい。

:ピンク地に花柄。一番王道な気がする。

キンジ:金の着物+金と黒の袴。テンガロンハットは手放せない。


🦊遂にラスボス復活。それにしても有明の方。最近じゃすっかり(スーツアクターさんと声優さんの二人三脚の甲斐あって)癒し要員と化していますが、萬月に対しては徹頭徹尾良き母であったなと。ここの家族愛がしっかりしているからこそ、それをはねのける萬月の非情さと利用する九衛門の外道っぷりが際立つわけで。

🦊ここまで、裏テーマがおそらく「家族」のニンニンジャー。

ニンニンジャー初期5人-旋風・好天

旋風-好天

八雲-春風

有明の方-萬月

と様々な形を出してきた中、ここに来て遂に幻月-九衛門ペアが参戦。果たしてどんな形になるのやら。


🦊ニンニンジャーたちを褒めるシュリケンジャー。まんざらでもなさそうな好天。だからその顔を孫にもきちんと見せてやれとあれほど


🦊八雲。年少組が冷静に判断して「これは幻」と看破している中、1人だけ本気で狼狽えていました。流石芝刈り機が絡むとおかしくなるヤッキー。そんな君が大好きだよ。キンジさんもそれを把握してカーリー持ち込んでいるし、当然のように一緒に必殺技を放っているしで何なんだ。本当に何なんだ。




次回:情報が多い!情報が!多い!!!

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