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43話 人間界はどんな味?

  • 2025年7月13日
  • 読了時間: 6分

大統領さぁ……




【あらすじ】

「ひだまり」の店主、優はショウマの伯父だった。

ショウマがその衝撃を受け止めきれない中、グラニュート界でも新たな動きがあり…………




【ショウマ】

優が親戚だと知ったショウマ。

「もし知りたくなった時のためにあらかじめ動いていた」と正直に打ち明ける絆斗と、まずは冷静に関係者がどれくれいの情報を持っているか確認するショウマ。やっぱり落ち着いているときの2人の会話には非常に安心感がございますね。

それだけ追い詰められ状態の絆斗がどれだけヤバかったのかがわかるってもんですが。



そこに、優から絆斗へと連絡が入る。

みちるのことで聞きたいことがあるという。

このやり取りを聞いていたショウマはそこに同席したいと申し出る。


後日。

絆斗と優ははぴぱれに向かっていた。

絆斗の取材を手伝ってもらっている相手で、今日は会議室代わりに借りたのだ、という説明。嘘は言っていないし、ショウマが話を聞く口実も作れる。大変スマートな作戦である。流石ハンティ。

優とショウマに面識があるのは言わずもがな、幸果さんとも先日の浜辺で面識があることを確認したうえで本題に入る。


優が取り出したのは、プリントアウトした「とあるジャーナリストのブログ」。

これの筆者が絆斗だということはまだ気が付いていないみたいですが。

ともあれ、思ってしまったみたいです。みちるはグラニュートの被害者なのではないか、そしてそれに関して絆斗が何か知っているのではないか。

いつものお菓子屋さん店主としての表情とは打って変わって、鬼気迫る状況で詰め寄る優さんを前に、絆斗もショウマも何を伝えればいいのかわからない。

その場は、陰で見ていたゴチゾウがインテリアを落としてしまったことでいったんは落ち着いたものの、20年分の思いがあふれ出る優さん。

絆斗は、自分がグラニュート事件を追っていることは肯定。そのうえで、


「今、俺から言えることはなくて。すみません」


あくまでも言えないことがあるのは「自分の口から」だけである、と暗に伝えているところが、彼の誠実さが出ていていいなと思う。



その後、ショウマと絆斗は2人で今後の方針を考える。

何も言えなかったことを悔やみ、今までとは違う様子の優に戸惑うショウマ。

優と似た過去を持つ絆斗は、いろいろあったものの、最終的には「真実を知れてよかった」と思っていることを告げる。

ただこれは、あくまでも絆斗はそう思った、というだけの話。優さんも全く同じとは限らない。



ショウマは意を決して、ひだまりに向かう。

試食のメロンゼリーを食べながら、みちるの話をする。

美味しそうにお菓子を食べるショウマの姿を見て、みちるの姿を重ねる優さん。そんな話を聞いたショウマは、やはり優の妹が母親なのだと確信する。

みちるが帰ってきたときに、彼女のお気に入りの店が続いているようにと、脱サラしてまで店を継いだ話を聞く。


「おじさんは、本当のことを知りたいですか? たとえ妹さんがどんなにつらい目に遭っていたとしても」

☀「僕が絆斗くんに会いに行ったのは、悪い想像を否定してほしかったんだと思う。僕は、弱い人間だから。でもね、みちるは強い。どんなに、つらい状況でも、懸命に頑張る子なんだ。だから僕は信じてる。どんなつらい目に遭っていても、生きて帰ってくるって。帰ってきて、この店を見て、喜んでくれるって。」



ショウマはこの発言を聞いて、真実は胸の中にしまっておくことにした。

確かに、ショウマの存在自体が「攫われただけじゃない」ことを示すことになっちゃうからね。

今まで、得た真実を言うべきかどうかで何度もトラブってきたライダー陣営ですが、これは言わなくてもそんなに大問題にはならないんじゃないか、と思う。

それこそ以前の「黙っている」選択肢は、自分の勝手な判断だったり、自分の気持ちを優先させてしまったが故のものだったけれど、今回は相手の話を聞いたうえでの判断ですからね。きっと大丈夫と思いたい。




【ボッカ・ジャルダック】

人間牧場化計画を嬉々として進める大統領。

実は選挙も近いんだとか。だから諸々に気合が入っているわけですか。


そんな大統領、ついに人間界に出向く。人間大好きな娘のリゼルとともに観光へと出かけるのであった。



ということで人間態を初披露したボッカパパ。

高級そうな青いスーツ、フリルいっぱいのシャツ、彫りの深い顔立ち。めちゃくちゃ美青年だけれども、絶対に逆らえないと思わせる威厳がある。

そして安元さんの深めのお声がよく似合う顔立ちでおられる。東映ブログによれば制作陣とは面識のあった方みたいですが、よくぞ連れてきてくださったという感じである。「ボッカ・ジャルダック人間態」としての説得力がすごい。

あとなんか中の人が私と同い年らしい。そんな馬鹿な。

ただそれはそれとして、リゼル嬢と並んだ時の見た目が完全にカップル。百歩譲って兄妹。この絶妙なキモさを残してくるあたり、ますます良いキャスティングだと思う。


そんな彼は東京の観光地をあちこち歩き回ります。

大統領ともなれば、都庁前でも日本橋でもロケができます。すげぇや……。


彼の驚きは、その文明レベルの高さと、建物。

特に建築物は石と金属が多い。すなわち、食べられるのである。彼らから見れば、リアルお菓子の家ってか。

せっかくなのでサンプルをお持ち帰り。建物をひとつぶっ壊していきました。

偶然近くにいたラキアに当然咎められるがものともせず。なんなら変身前にベルトを奪い取り、素面のラキアをボコボコにしてからその場を去る。



為す術がなかったラキアですが、リゼルが男性に「パパ」と呼びかけたことを聞き逃しはしなかった。

即時幸果さんに連絡。できる男である。


ということで、ジャルダック親子とショウマ&絆斗、はじめましてのあいさつを済ませたところで初戦闘である。

そもそも彼が召喚するバトラーたちが尋常じゃない強さであるうえ、もちろんご本人も強い。

なんとかバトラーたちには勝利できたものの、ボッカ本人にはまったく歯が立たなかったのであった。


それはそれとして、今回のケーキングのCGめっちゃかっこよかったねぇ……!

狭い通路に並ぶ蝋燭、敷き詰められる生クリーム。キックの画角もかっこいいのよ。最高。




【ニエルブ】

しばらくご無沙汰していましたが、ジープの黒ガヴ調整中。

エージェントたちとの模擬戦闘を解析しております。

ジープもリゼルに励まされて火がついているおかげでかなりとんとん拍子に進んでいる様子。


🐺「私強くなれてる?」

👓「ああ。そのガヴもだいぶ馴染んできたね」


強くなっている、とは、言わない。


戦闘データを見直す。

悪くはないが、ガヴに勝てる目はない。


👓「ということは、やはり手を組むべき本命は……」


お前、本当に節操ないなぁ?!




次回:夏映画前日譚だぁ~!

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