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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

42話 君に届く言葉

いざいざ、総集編!

年末放送がある戦隊も珍しいね



【停車駅 ハイパーレッシャターミナル】

ワゴンさんと車掌が大掃除に励む中、忘年会と称してカラオケボックスに詰め込まれたトッキュウジャー。

自分達の町の所在を知って心中穏やかではない彼らを慮った車掌の優しさです。

これで彼が何かに加担してたら私は人間不信になります。


それでも落ち着かない5人。

明が見つけてきた切り替えポイントに向かうことを決意。

シャドーラインは現状厚い壁ができており、ドリルレッシャーでの強行突破も単独での特攻も難しい状況。


明とミオの説得で流石に諦めたメンバー。

ワゴンさんの提案で、町の人たちに手紙を書いてみることに。

…が、それもそれで問題が。

なんせいろいろなことを思い出してしまったのである。帰りたい気持ちや会いたい気持ちがつのっちゃうよね。仕方ないよね。


「俺、トッキュウジャーになったこと書こう」

ということで、トッキュウジャーになってから今までの事を簡単に振り返る総集編。

勿論、この辺で総集編を入れて最終決戦に向けてギア入れようぜ!なのは分かるんだけど。

「子供だった自分を捨てる」という選択をとった人たちが、「過去を見るのを止める、敢えて前しか見ない」という決断を下すのは胸が痛い。君たちはまだ10歳かそこらの子どもなんだよ?


書いた手紙はレインボーラッシュで外から撃ちこむ形でお届け。

キラキラと闇の中を舞う彼らの輝きが小さいけれどとてもまばゆい。


それを不服そうに眺めるゼット。

「手に入らねぇモンなのに何で見える?」



【トカッチ・ミオ】

ミオが気になって仕方がないトカッチ。彼女を見つめているうちに気が付いたことがある。


「自分の事を、ミオは言わない」

「ミオは、また言わないのかな…自分の事」「そういうのって…なんか」


思い出したのは町での思い出。

普段のお弁当はミオが警察官の父親:夏目公平に手作りしていた。

父親が休みの時には大きなおにぎりを作ってくれていて、それを食べるミオが幸せそうだった


「ミオって、いっつも人の気持ちを一番に考えてるよね。それって偉いけど、偉くないと思う。」

「後回しにばっかりにしないで、たまには自分の気持ち一番にしなよ!」


「…会いたい。お父さんに。今すぐシャドーライン乗り込んで、お父さんに会いたい!」


ミオは学級委員タイプだなというのは1話からの印象だけど、本当にそう。

ただ、どちらかというと無理矢理そうしている感じがする。

しっかりしなきゃ、がんばらなきゃ、ってやった結果できた人格というか。

だからこそ彼女に必要だったのは、きっと弱音を吐いていい場所だったんだろうな…

今回の回想を見るに、父子家庭で家事もやってたみたいだし、弱音を吐いていい場所、吐ける場所が無かったのかもしれない。

同時にマイッキーの存在や、お弁当作りが上手かった理由が急に立体的に見えてくるのが上手いなと


なんにせよ、普段気丈に振舞っているからこそ涙する姿にぐっと心を動かされました


そんなトカッチも他人を優先してしまうタイプですが、ミオとは違って自分のやりたいこと=他人の事、という聖人タイプ。ミオのように自分の事を我慢しているわけではないということ。

サラッと話に上がっただけですが、かなりいい話してるよねコレ。


おたがいちょっと意識し始めた2人のこの後はどうなるのかしら



【以下雑記】

🚂キメキメでカラオケボックスに現われた明くん。金ぴか服+メイクという組み合わせと、昭和歌謡が似合いそうな白い服の2種類を意味もなく披露。その…白い服のピラピラに見覚えがあるんですけど、まさかとは思うんですけど、数年後に上裸の男のために毟られたりしてない?大丈夫??

🚂ミオの姿がガラスに映る場面。ちゃんと成人女性の姿なの、頭では分かっててもやはりウッとなるね。

🚂唐突に挟まれたライブタイム。めっちゃ楽しかったし盛り上がったけど…何だったんだ???考えたらだめ?分かった。

🚂関根さんのネタには触れたら負けだと思ってるから触れないよ

🚂不穏なフラグが立ったライト。どうしてこう…靖子レッドはみんなひどい目に合うんだよ!!


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