42話 女神の真実はどこにあるのか
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
ギャー。うわー。ああーー。
【メディック】
以前から言及されていた通り、彼女の固有能力は「治療」。
しかしこれにはデメリットがあり、治療した相手の感情を取り込んでしまう
進化体を得てから復讐心にあふれたロイミュードを片っ端から治療した結果、彼女は白から黒になってしまった
今まで他の幹部の治療シーンではびくともしていなかったのは、きっと彼女に対してなんだかんだ2人とも優しかったからなんだろうなぁ。
メディックが羽鳥美鈴を病院に放置したのは、彼女が目を覚ますことを期待していたから。
どす黒くなってしまった自分にもまだ白い部分が残っていると指摘されたメディックは、美鈴と共鳴すれば自分も元に戻ると思っていた
要は今回の病院での事件は完全に事故。しかも本人は目覚めないし、メディックからすれば純粋に困惑していたみたい。
やはり問題となったのは美鈴&被害者の「シュウ」という台詞。
シュウとは誰か?というのが問題になっていたが、彼女の飼い犬であったと判明。
そしてメディックが本当に基盤としていたのは、そのシュウの犬としての主人への忠誠心。自分が傷ついてもなお立ち上がるその心意気。
いやはや、こっちはミスリードだった。
まさか人外も対象になるとは思わなかったし、思い返せば彼女の無邪気さや、主人(ハート)に振り向いてもらおうと必死にちょっかいをかける感じは言われてみれば犬と飼い主のそれ。
これに気がついた彼女は超進化した…
が、事前に彼女を細工していた蛮野のせいで心を全て失うことに。
全てはハートのため、と呟きながら蛮野の言うことを機械的に聞いていく操り人形。
人外のロイミュードより人外してるよこのパパ。
清々しいほどのクズだよこのパパ。
なまじ、前半ではメディックを人間と変わらないように扱い、(事件解決のためとはいえ)彼女に協力するそぶりを見せた進ノ介がいるからその外道っぷりが際立つ。
そしてそれを見るハートの顔が痛々しい。
愛とか恋とかとは違うのだろうけど(思い返せば彼が注ぐ愛情も飼い主のそれと似ているけど)、望まない方向に行ってしまった大切な人を見る目が本当に寂しそうで。
ハート様って乙女ゲーの攻略対象でしたっけ?
こんなにハートとの距離が近いのに、未だかつてないほど近い場所にその人がいるのに、何一つ反応しないメディックを見るのもかなり心に来るものがある。
どうか早く彼女がもとに戻りますように。
話数見ると戻らないまま散りそうで怖い。
ひとつだけ文句を言うならば、シュウの存在。
彼女の基盤となったからずっと連れていた、ということらしいが…
それならもうちょっと前から出してほしかったなぁ。犬だから撮影上いろいろ難しいのだろうけど。
【五十嵐一也】
こちらもまさかの展開。
彼は羽鳥の彼氏などではなかった。
以前から不真面目であり、それゆえ多額の借金を抱え、バレエカンパニーの金に手を付けたこともある。それが美鈴にバレ、告発すると叱られた結果、彼女をひき逃げ。
今になって彼女が見つかったと知ると今度こそ殺すために彼氏を装って病院にやってきた
こちらも完全にノーマークでしたが、一般人にしてはなかなかのクズだったのでは。
蛮野の前だとこんなやつでも常識人に見えるから怖い。
【ロイミュード】
メディックの現状によって大きな動きを見せた彼ら。
(一人のんきに?恋に落ちたっぽい子はいますが)
ハートはブレンに指示を出し、失踪させて「約束の数」を揃えることを回避。
(というか、ゴルドドライブが金だったのは超進化と色を揃えたかったのね)
これはドライブと手を組む未来が見えて来たのでは…?
Comments