41話 クリスマス大決戦
- _ ぬぺ
- 2022年2月18日
- 読了時間: 4分
いざ、クリスマス商戦…!!
【停車駅 キャッスルターミナル】
キャッスルターミナルこそが昴ヶ浜だった。
乗り込もうとしたトッキュウジャーだったが、闇の量が多すぎる事、シュバルツの妨害があることでいったん撤退。
そしてシャドーラインにも新たな展開。
【シャドーライン】
空中分解一歩手前のシャドーライン。
モルク・ネロの保守派は、現状を闇が不足しているせい、則ち皇帝の中にグリッタが居座っているせいだと判断してグリッタの排除に動く。
が、それを「キラキラを求める自分の否定」と受け取った皇帝から逆に返り討ちにあいます。
多分生きていますが、現状どこにいるかは不明。
シュバルツ・ザラムの離反派は、とにかくグリッタ救出が最大の目標。
力の差は歴然だったが、
「勝つ必要はない!」
シュバルツとの戦いに気を取られていた皇帝の背後を刺す形でのノア夫人の不意打ち。
確認する術が無いので確信は持てないけれど、そのナイフ、もしやグリッタ嬢が皇帝暗殺を決意したときに持っていたものでは…?
一時的に表に出たグリッタに、ノア夫人が咄嗟に例の布を被せることでグリッタ嬢救出。
「もしかすると、消さなかったのではなく、消せなかったのかもと」
「陛下。わたくしを消すのも遅かったですわよ」
「さよならグリッタ。あなたはもう、自由」
ゼット、容赦なくノア夫人を粛清。
最後の一言が"母親”としてのそれ。国家転覆を目論むような人でしたが、結局彼女の本質はそこにあったんだなとしみじみしてしまった
自分の気に入らない相手はとことん潰していく感じ。子供だな…
更に闇の力が強まった皇帝。
不満に思ってグリッタを吸収しようとするも、シュバルツが妨害。
「グリッタ嬢。助けていただいたこの命、ようやくお返しできる」
グリッタを自らのクライナーに乗せて戦線離脱させ、皇帝の相手を買って出るシュバルツ。
「私は貴様に勝てなかった。貴様も私に勝てなかったな?」
「私はキラキラを手に入れた…!」
続いてシュバルツも粛清。
ますます闇の力が強まるゼット。
自分の意志とは反対に闇の力が増幅していく現状に文句を言いながらも、沈むキャッスルターミナルと共に一時撤退。
想定としては違っていたであろうと思いますが、保守派2人の希望が叶った形になりました。
多分良くない方向に傾きつつあるシャドーラインです。
さて、今回散ったシュバルツとノアの2名。
どちらも死亡したうえに、暗殺には失敗しているため明らかに負け組。
それでも、死亡シーンまで目がキラキラしていたのが印象的。2人とも最期に浮かべていた表情が勝ち誇った笑みでした。あの笑みを超えられる最期を、果たして生き残った人たちは迎えられるのかしら
2人の笑みは"大切な人をこの手で救った"という達成感から来ているのは間違いないと思うのだけれど、それはつまりトッキュウジャーも同じこと。
6人がいい笑顔で終われることを祈っています
【トッキュウジャー】
目下の問題は明くんどうしよう、だった彼ら。
「トッキュウ6号は明だ。お前が…それを使うな!」
しかし"仲間"をいまいち理解しきれていなかった明。
沈んでいくキャッスルターミナルを前に、「彼らの目的を尊重することが大事」だと判断して飛び込みを敢行。彼の姿が「キラキラ」していたのが印象的。
が。
「…すまん。沈んでしまったな。お前たちの町。」
思ったより頑丈だった。ピンピンしてた。
「お前たち、町が沈んだことは悲しくないのか?」
「今は、お前が活きてることの方が嬉しいに決まってるだろ」
「そうだよ」
「明くん、もういなくならないで」
「いなくなっても、俺たちは何も変わらないなんて、無いから」
「すっごくさみしい」
「明。また、一緒に戦ってよ」
「俺が寂しかったかどうかは分からん。」
「だが、」「俺は、多分今、ものすごくうれしい」
ようやく、本当の仲間に、本当のトッキュウジャーになれたんじゃないかな
最後はパーティー。
キャンドルはシュバルツとグリッタの分も。ノア夫人が草葉の陰で泣いてるぞ?
特撮恒例のクリスマスコス。
ライト:ケーキ(流石)
トカッチ:ツリー
ミオ:サンタ+トナカイカチューシャ
ヒカリ:トナカイ
カグラ:サンタ
明:雪だるま
ワゴン:サンタ
車掌:サンタ
チケット:トナカイ
「みんなお似合いです!」
明はザラムの象徴であった帽子は捨てて、またヘルメット姿に。
シャドーラインの内輪揉めもひと段落。
遂に最終決戦へのカウントダウンが始まりました。
次回、カオスの予感…!
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