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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

4話 でたゾウ!パオンマル!

新ロボ登場。

団体戦こそ戦隊の醍醐味なのです。




【あらすじ】

忍としてかなりの能力を持っているタカ兄。

チームワークということを知らないようで…。




【伊賀崎天晴】

自身の能力を信じる性格と、長年一人旅をしていた弊害が来ている印象。

仲間とのチームワークがとれない。


そもそも作戦立案する担当の八雲の話は聞かずに突撃、

「チームプレイの修業」という名目も理解しておらず、自分の強さを見せることを重視、

あげく父親の「頭を冷やせ」発言も今一つ理解できていない様子。


個人的に好きなのは水の術で消火するところ。

自分が術を扱えることを見せられればいいと言わんばかりに、仲間たちがずぶぬれになってもお構いなしという演出。好き。


しかも、彼自身の能力に問題ないところがまた…。

客観的に見ていたパパの判定も、「チームワークできないのは事実だが、他の4人が天晴の実力について来られていないのも事実」という感じだし。



頭を冷やしにきた天晴が入ったのは、おでんの屋台。

「好きだもん」という理由で卵ばかり食べる天晴に、なにやら言いたげな店主。


その後、妖怪が出現。

天晴も出陣して戦うが、ツチグモに食べられてしまう。

彼の実力では手も足も出ないのが現状。


土蜘蛛の腹の中。

一緒に飲み込まれていたおでん屋さん…というか、好天と遭遇。流石にこちらは顔で一発で分かりますが、雰囲気が違うのはさすがベテラン俳優さんと言うべきか。

おでんを食べて落ち着くように諭される。


彼のお気に入りの卵は、本人が先ほど食べ過ぎたせいで売り切れ。天晴くんが痛風にならないことを祈ろう。

いつもは食べない具を食べたことで、更にその後に残っていた卵を食べたことで、「いろいろ食べた方がより美味い」ことを知る。


「いろんなおでん種があるから、互いが引き立てあって、卵そのものもうまくなるのじゃ」

「これはおでんのチームプレイってことだな!」


すなわち、単体で戦うよりも、仲間と協力して戦った方が互いの強みを引き出せる、良い戦い方になる、という教え。


…だと思ったのですが、それを聞いたお爺ちゃんの相槌のキレが良くない。

「そういう結論になるとは思わなかったぞ」みたいなその顔は何…?

もしかして、マジでただおでんの味わい方を教授するつもりだった…??



天晴、好天の教えを胸に脱出。

自分の力で無理なら、祖父と共に技を放つ。


仲間たちとも協力した方がずっといい。

「おでんだ、おでん。」


「つまり、俺が卵なら、お前(八雲)はちくわで、凪ががんも。風花がしらたきで、霞がはんぺん。…ってことだよ。」


…違うよ。

霞ちゃんも真面目に「大根が好きです」って答えてるんじゃないよ。

おでんは例えなんだよ。誰も頭部をおでんの具にしたクソコラみたいな戦隊になれとは言ってないんだよ。

もっと先に言うべきことがあるでしょう。みんなを置いてけぼりにしちゃだめだぞ。


何はともあれ、連携というものの重要さを知った天晴。

八雲の作戦に基づいた連係プレーで、無事土蜘蛛を撃破したのでした。




【パオン丸】

新たなオトモ忍。


忍タリティを高めることによって、封印の手裏剣は姿を変えて彼らの力になる。

そもそも前回も九衛門が闇っぽい力で手裏剣の姿を変えていたことを考えると、封印の手裏剣そのものにそういう性質があると思われます


緑色の象の姿をしたオトモ忍。

鼻から空気を吸えるので、掃除機のように使うことが可能。

単体で人型になれる(オトモ忍変化)だけでなく、「手裏剣パオン合体」で、胸部にパオン丸、両手には手斧というスタイルのシュリケンジンパオーンになることが出来る。

必殺技はシュリケンジン・パオーンブーメラン。




【牙鬼軍団】

九衛門はバーサーカー:蛾眉さんに現場を見学させることで彼のことをある程度支配下においたっぽいです。

九衛門、裏の顔がえぐそうなんだよね…



《ツチグモ》

本日の妖怪。冷蔵庫と土蜘蛛を合体させたもの。

蜘蛛怪人の鉄板:拘束と、冷蔵庫として様々な物を体内に取り込む力を有する。

背面のファンを蜘蛛の巣に見立てたデザインがお洒落。


土蜘蛛とは、本来は土着の人々、則ち政府に従わなかった人々を指した蔑称。記紀に登場する。

妖怪としての土蜘蛛といえば、謡曲に出てくる存在。源頼光が退治したとされる大きな蜘蛛のこと。(あらすじざっと見たけど、おそらく頼光が京のどこぞの田舎にいた、政府に従わない一般人を制裁した話を英雄譚に仕立てたものだろうな…という印象)

(日本国語大辞典・国史大辞典より)




次回:霞ちゃん回。

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