3話 ニャーコの行方
- _ ぬぺ
- 2022年10月26日
- 読了時間: 3分
パワーちゃん可愛いな……。
「血の悪魔」である彼女。
今作、悪魔に全員名前がついており、そのモノの強さに応じて悪魔の強さも変わるらしい。
その点、「血」「悪魔」の両名は結構強い部類に入るだろうし、マキマさんは多分その辺分かっててスカウトしている。
そんなパワーちゃん。
悪魔(魔人)でありながら公安に参加している理由が飼い猫のニャーコ。
もとは森の中で拾った野良猫であり、目が合ったものを全て手にかけてきた彼女にとって、初めてまともに接した生き物。
最初はガリガリだったため太らせて食う予定だったと。ヘンゼルとグレーテルかな?
で、太らせている内に愛着が湧いた。
1人と1匹、気ままに生活している時にコウモリの悪魔に目を付けられる。
片腕を負傷していたコウモリはニャーコを拉致。返してほしければ人間を連れて来いとパワーに要求。
話がどえらくとんとん拍子で進んでいくな?
そんなパワーちゃんですが、マキマさんには逆らえない。
静かに話をされると委縮しちゃっているらしい。分かる。彼女には独特の圧力みたいなものが確かにある。
その後、デンジに自分とニャーコの事を語る。
悪魔からニャーコを取り戻したいと言い、最初は乗り気じゃなかったデンジも「犬に置き換えれば」とちょっと納得。多分彼の脳内にいるのはポチ太。あれ、カテゴリは犬で良いのか……。
結局。ニャーコを助けられたら胸を揉ませてやってもいいという条件で協力が成立。
とはいえ完全に利害関係で成り立っているので、電車内での空気はぎくしゃく。
デンジくんもパワーとは仲良くなれない、とぼやいています。私知ってるよ。これは最終的には超仲良くなるフラグだって。
ちなみに別の所では早川くんもマキマさん相手にデンジくんの愚痴をこぼしていました。うーん、この3人はもう安心だわ。
電車とバスを乗り継いで、コウモリが潜伏するところにやってきたデンジ&パワー。
パワーちゃんはもちろん、コウモリにデンジを売る気満々。
自分のことをあっさり信じすぎだ、という表情も声色も感情が一切なくて、あっほんとに悪魔なんだー…と。彼女、ぱっと見が普通に人間だから忘れるよな……。
しかし、デンジの血が不味かったこと(心臓が悪魔なため?)で起こったコウモリ。
罰としてニャーコを檻ごとごっくん。
ポチ太を喪った時のお前の気持ちが分かったかも、と無表情に言うパワー。無表情のはずなのにどこか怒りとかやるせなさがにじみ出てるのすごいな。
車内のカットと言い、今作、無言で魅せる感情の操作がうますぎる。
パワーすら胃袋に納めたコウモリは口直しに町へ飛び立つ。
食らいついたデンジ。
思い出すのはポチ太がいなくなって、探し回った日のこと。
ここでパワーとデンジの思い出が重なるのが良い。
というわけで街中で大乱闘。
まあ動く動く。
はためくシャツも、飛び散る血しぶきも、唸るチェーンソーもかっこいいんだわ。
どれだけ画描いてるんだろう…………。
最後の一刀のあとの着地のかっこいいことかっこいいこと。
これからかなり短いスパンでこれ浴びれるのか、やばいなと再認識しました…。
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