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執筆者の写真_ ぬぺ

36話 ハロウィンの王子様

守られるヒロインも、戦うヒロインも良いよね




【あらすじ】

ハロウィンがやってきた。

仮装やお菓子のやりとりの話を聞いたジューマンたちはノリノリで参加を決める。


そんな中いつものように現れたデスガリアンに立ち向かうジュウオウジャー。

タスクが何気なく助けた女の子が今回の波乱を引き起こす。




【サンババ】

チームアザルド所属。モチーフはリーフィーシードラゴンらしいです。分からなかった…。

アザルドに対しては並々ならぬ感情を抱いている様子。


特殊能力は名前の通りサンバ。彼がステップを踏めば辺りに火柱が発生する。



肝心のサンバのBGM・ステップ・その際のCGですが……

これ知ってる。見たことある。ガブリンチョ。

セルフパロに余念がないことで有名な東映さんです。



お声は浅沼晋太郎さん。5年後にはレッドを務めるお方である。

本当にいつ聞いても声が分からない声優さんの1人です、個人的には。




【タスク】

ジュウオウジャーの不器用担当:その1。


いつも通り一般市民を逃がす役割を担っていたが、その中にいた1人の女の子が過剰なまでの反応を示してしまった。



真美

年齢は不明だが小学校6年生くらいだと思われる。恋に恋するお年頃。

惚れっぽく、理想の男性を見ては「王子様!」とほれ込み、実際に自分の理想と違ったらあっさりと切り捨てる(しかもなぜか偉そう)という子。


服装やヘアアレンジも絶妙にダサいというか幼いというか、垢抜けない感じ。良くも悪くも小学生スタイル。あのフレームの眼鏡も小学生しか見ないよね。

誰があの衣装を準備したのか分かりませんが、「大人ぶった小学校高学年女子」に対する解像度が高すぎて震えた。


演者さんも高飛車な態度からタスクに惚れ込んだ後の妙に癇に障るクネクネした動きが完璧すぎてすごいなあと思いながら見ておりました。一人称「真美」もいい味出してる。

調べたんだけど今は事務所には所属していらっしゃらないみたい。芸能界辞めちゃったのかな……。



サンババに襲われた際、その時の「王子様」が自分を捨てて逃げた一方、タスクは自分を気遣い、お姫様抱っこまでしてくれた。

恋に恋する女の子が惚れるには十分すぎた。



翌日。

彼女はタスクを探し回っていた。偶然図書館に向かっていた(アムにパシられていた)タスクは無事に真美に発見される。

私の王子様!と飛びついてくる彼女に困惑してしまったタスク。

結局森邸に連れて帰って来てしまう。


ちなみにこのシーン、手前で真美とタスクをチラチラ見ながら形態でどこかに電話を掛けている人が。

もしかして:110番



困惑と共に2人を迎え入れたジュウオウジャー。

ジュウオウジャーの不器用担当:その2こと操くんは、タスクに彼女がいたことにすさまじいショックを受ける。


そんなことはさらっと流したアム。

頼んでいたお菓子が無いことに不満を言いつつ、代わりにパンケーキを作るというタスクの提案に笑顔で応える。

これを見た真美。


👸「真美の王子様にちょっかい出さないでください!貴女は?タスクくんの何なの??」


対抗心を燃やしました。


さらにタスクに甘えてべったりくっつき、パンケーキを要求。

帰ってきた真理夫がタスクとアムが付き合っていたと勘違いしたことにより、さらに対抗意識を燃やす真美。再びショックを受けてぶっ倒れる操。


無事に焼けたパンケーキで食卓を囲む面々。

皆ノーマル(真ん中に置いてあるフルーツやクリームで各自トッピング)なのに、真美のものだけトッピングアリなのは、間違いなく真美がクネクネしながらタスクに要求したのでしょう。

さらに美味しそうに食べるアムを見て「あーん」をしてもらい、アムに全力でマウントを取る。アム本人も困惑。



さて、復活した操によってハロウィンの存在を思い出したジュウオウジャーたち。

真美は王子様をゲットできるようにお姫様の衣装に決定。


タスクはというと、真美の扱いに困っていた様子。

見かねたアムは、女の子でもレディなのだからきちんと向き合ってあげてほしいと伝え、

タスクはそれを受けてハロウィンの間だけは付き合うことにした。


アムの女心を理解した発言の説得力たるや。

そして困惑しながらも「ハロウィンの間は王子様でいる」と決めたタスクの優しさ。あなた王子様だよ。



いざハロウィン!

各々、仮装をして町のパーティーに参加する。


大和:かぼちゃの着ぐるみ。顔にペイントあるの可愛い。できれば前年の主人公のパプリカと並んで欲しい。

セラ:黒い翼の生えた魔女。中の人のスタイルの良さが際立つ。個人的にはストッキングがいつものセラのものと同じなのにマッチしているセンスが好きです。

レオ:女装メイド。普通に美女で妬いてる。足綺麗すぎませんか。

タスク:王子様。これにはお姫様もにっこり。本人の顔がガチガチに固まっているのも好き。

アム:こちらは男装。ハット+つけ髭なのに可愛さが失われないのすごい。

操:上からシーツを被ったお化けスタイル。顔までしっかりペインティングで気合十分。

👸真美:お姫様。王子様とのツーショット、良い。



王子様とパーティーを満喫していた真美だったが、ふとしたはずみにタスクとアムが仲良く話しているところを見てしまった。

許せなくなった彼女はタスクを連れてパーティーを離脱。


……したつもりだったが、ろくに相手を見ていなかったため間違ってアムを連れて来てしまう。


一瞬自分の失態に落ち込む彼女だったが、気を取り直してアムに告げる。


👸「アムさん。タスク王子様を、私に譲ってください。」


彼女から見ると、ナチュラルに男性に甘えられるアムの言動は「お姫様」そのもの。だからこそタスクと付き合っていると信じて疑わなかったらしい。


👸「真美はずっと探してたんです。私を守ってくれる王子様を…❣アムさんばっかり狡い。私だってお姫様になりたい」


アムが真美にとっての理想の女性像なんでしょうが、その為に彼女がまず手に入れるべきは王子様ではないんだけどね。


その瞬間、現れたデスガリアンの気配を察知したアムは慌ててそちらに駆け出す。無茶だと止める真美には、


「守られるのも良いけど、王子様のピンチを救うお姫様も、かっこいいと思わない?」


「理想のお姫様像」が固定されている真美はきょとんとした顔で見送りましたが、意を決してアムについていくことに。


戦場で彼女が見たのは、仲間のピンチに颯爽と駆けつけて戦うアム。

途中でタスクとの戦闘がありますが、社交ダンスのような殺陣になっているのが大変お洒落。

そんな状況になっても恋人らしさみたいなものが全く見えないのがアムの良いところだと思う。



順調に敵を倒したジュウオウジャー。

駆け寄ってくる真美を見て本心を伝える決意を固めるタスクでしたが。


彼女が飛びついた相手はアム。


👸「アム王子様!」「貴女こそ、理想を超えた最高の王子様です!真美を貴女のお姫様にしてください!」


単純にタスクよりも魅力が上回ったアムにほれ込んだ真美。

変なベクトルからタスクを励ましつつ明らかに元気が回復している操と、自分だってお姫様が良いと途方に暮れるアムで幕が下りたのでした。




【以下雑記】

🦅全力で神経を逆撫でしてくるタイプのゲストさんでした。いやー疲れた。こういうタイプのキャラ苦手なんですよ……。だからこそ中の人が引退しちゃっているっぽいのが悔やまれる。


🦅クバル。自分が助太刀したことは一切伝えぬまま、バングレイの死亡を報告。彼が回収した右腕は今はクバルの右手にはまっていました。まさかの形で使用。それをやってどうするんだろうか…。バングレイって今まで右手に特殊能力あったっけ。


🦅約1クールにわたって大暴れしてくれたバングレイですが、ジニス様の評価はというと「ゲームの駒には力不足だったね」。寧ろどうすればジニス様的に合格ラインに達するんだろうか。敵でしたが彼結構頑張ってたと思いますけど。


🦅男らしくならないタイプのオネエキャラが好きな私、サンババさんはお気に入りです。いやーいいキャラしてたね。


🦅私はどちらかと言うと戦うヒロインが好きです。昔から戦う女性にほれ込みやすかったし。ただ、ウィザードとか見ていると守られヒロインも良いなあと思う。個人的にはどっちつかずのヒロインが一番嫌かも。守られ系なのに中途半端に戦闘に参加してやられるのとか一番苦手かな。




次回:遂に本作品の軸に触れるか…………!!

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