36話 銃弾はどこに正義を導くのか
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
いい最終回だった(違)
【事件概要】
前回発生した籠城事件の続き。(というかここからが本番)
仁良&ブレンの作戦は以下の通り。
🧠籠城事件を引き起こし、進ノ介を犯人に仕立て上げる。最終的には“仁良の説得に逆上した進ノ介が銃を抜き、もみ合いになった末仁良が発砲。正当防衛を成立させる”というシナリオに落ち着ける。
🧠12年前の事件で命を救われた唐沢ゆかりに毒(≒時限爆弾)を仕込んでおく。察知した他のライダーが助けるがそれも“拉致”として扱うことで特状課陣営の状況をさらに不利にする
🧠なお、こんな回りくどいことをやるのは進ノ介の対外的な評価をマイナスにするため。明らかに悪手なんよ。だから。
これらを成立させるために、ブレンが一時的に乱入して“犯人からの伝言を預かった被害者”として一芝居うったり、しっかりカメラを録画していたりとかなり保険もかけてます。腐っても頭脳派。
その作戦を狂わせたのが蛮野。彼の働きは
📱ゆかりを治療
📱特状課のカメラにアクセスし、一時的に通信途絶
📱特状課のテレビにアクセスし、動画を流す(なぜニコニコ風&クソダサフォント&イッテイーヨなのかはさておき)
そこに進ノ介の“DIMENSION CABを使う”という遠回しの表現を汲んだベルトさんの活躍で勝利。
仁良視点で話を進めて視聴者に違和感を抱かせ、謎解きパートで進ノ介視点を提供し、違和感の正体を明かすという構成がとても楽しかったです。
仁良さん、遺体の脈くらい確認しなさいよ。
仁良と能美がでっちあげた偽のビデオ以上に物証がある、「仁良の銃弾と12年前の事件の銃弾の線条痕が一致」を証拠として仁良を確保。
仁良は3人のライダーにコテンパンにされた挙句、信頼していたブレンにもあっさり捨てられるという惨めな最後。無事確保されていたのでちゃんと裁かれてほしいところ。
ブレンも3人にコテンパンにされ、コアだけの状態で泣く泣く逃げ帰るはめに。彼を握りつぶすメディックがまぁ活き活きしておられる。
なお初めての3人同時変身・連続ライダーキックという否が応でも盛り上がる展開に華を添えたのは挿入歌「Spining Wheel」、メインライダーたちのキャラソンです。
これでひとまず父親編は解決。仁良が言い残した通り、ここからは本格的に対ロイミュードという最終決戦へ。
中盤を彩ってくださった仁良役の飯田さんのお芝居がとても素敵で。なんど仁良をぶん殴りたくなったことか。煽りまくるヘラヘラしたお芝居やドスの効いた喋り方、どれをとっても薄っぺらい中で謎の自身があふれる小物感がすごくて。キャラ造形としてはトップクラスに好きなキャラだったなぁ。
【蛮野博士】
特状課に手を貸し、ハートに攻撃した今回の彼。
彼の立ち位置が分からない…。間違いなく特状課からしたら敵だと思っていたのだが、今回の行動のせいで間違いなくロイミュードにも敵と認識されている
考えられる可能性としては
📱純粋な鞍替え(無いとは思うが)
📱剛・チェイスを味方に引き入れたい。息子&ロイミュードならいけると思っている
📱特状課へのパイプが欲しい。現に今回特状課へのアクセスに成功しているので、多分これから特状課の内容が蛮野には筒抜け。
この辺の答え合わせは次回からかな
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