35話 奪われたターミナル
- _ ぬぺ
- 2022年1月28日
- 読了時間: 3分
幹部との戦いである。
【停車駅 ハイパーレッシャターミナル】
自らの中に潜み、消える気配を一切見せないグリッタに業を煮やしたゼットは闇の力を開放。
それに乗じてシャドーラインはレインボーラインの生命線:ターミナルのジャックを敢行。
取り戻す方法は2つ。
闇の隙間を潜り抜けて潜入して力尽くで取り戻すか、烈車13台を総動員して闇を祓うか。
トッキュウジャー5名は潜入して幹部たちと対峙。
明はシュバルツの気配を察知してドリルの回収に向かう。
【虹野明】
単身行動していた彼。
シュバルツ←→明(ザラム)の印象が互いに「話を聞けない奴」なのがちょっとじわる。
シュバルツと一騎打ちをするも、トッキュウジャーピンチの報を受けた明。
せっかく隠れたのに思わず立ち上がって一切意味が無くなっていたり、マナーモードにしていなかったりするあたりが最高に明くんです。
これ以上の戦いは事態の悪化につながると踏んだ明は変身解除。
「頼みがある。」「お前が言うどんな条件でも呑む。絶対だ。その代わり、ドリル烈車を返してくれ。頼む!」
ここできちんとヘルメットをとるのがいかにも明くんなのですが。
「そこまで変わったのは戦いに見ているものが変わったせいか?」
「そんなことを言いだすお前の方が、昔とは違うようだがな。自分の事だろ?」
互いに通じ合うものがあったらしい2人。
ここで元同僚というところから、同じくキラキラに魅せられて離反した2人という関係性にシフトしていく、その活かし方が上手い。
シュバルツは何かしらの条件と引き換えにドリルを返却。
その理由は今回は語られないまま。明が気まずそうに黙っているので、あまりいい条件とは言えなかったんだろうというのは察しが付く。
単純に考えれば、スパイ行為をやってくれとかそんなところじゃないかな…
目的は同じだということが分かったので、共闘しましょうみたいな展開が一番理想形ではあるんだけど、それは難しいだろうな…だって靖子にゃんだから……
【シャドーライン】
満を持して全員出撃してきた幹部たち。
ゼットによるバフのおかげでかなりの力を得ています。
当のゼットは、そろそろグリッタを取り込めないことにイライラが止まらない様子。
言ってみれば、自分のそばにずっと自分には無いものを抱えた人がいる状況だもんな…と考えると気持ちは分かる。今回闇の方向に振り切った発言をしていたのも、彼女に対する嫉妬心もあったのかもしれない。
さらにライトを取り込もうとした…けれど、失敗。
中から出てきたグリッタ嬢が妨害したため。
胸から出てきた彼女の姿が本当にキラキラしているのよ。
これによってついにグリッタの生存が全員に知れ渡る所となる。
当然ながら焦るノア夫人、彼女を心配するミオ。
そんな中(目の前に母親がいるにも関わらず)彼女を「不愉快なもの」と断定するモルク侯爵の外道っぷりが際立つ。
彼らの着地点は、正直未だ見えません…
【トッキュウレインボー】
トッキュウジャーの全部乗せロボ、完成。
サポート烈車を含む13両の烈車が揃って初めて完成するフォーム。
闇を祓い、ターミナルを取り戻すことが可能な力。
その実態は、ターミナルに13両の烈車が入り、ターミナルがそのまま立ち上がった形のロボ。でかい。
「立った…」「だけ…」
こら、だけとか言わないの!てんこ盛りロボって大変なんだからな!!!デザイン班とか玩具班とかが!!!
【以下雑記】
🚂今回も登場した総菜…ではなく総裁。今回は頭の中に手を突っ込んで電話し、頭が外れ、頭がズレ、頭が上につっかえ…。頭関連で大層フリーダムにしてくれました。なんなんだお前は。
🚂車掌と総裁の地味な耳を掴むネタ。ほんとなんなんだお前らは。
🚂対ゼット。ライトだけ闇攻撃を受けた反応が異なることは覚えておいた方がよさそう。戦い中も(その後の展開って言うのもあるんだろうけど)1人だけちょっと離れたところにいたのが印象的。
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