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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

34話 恋は大騒ぎ

気を付けろ!大和屋脚本だ!繰り返す!!大和屋脚本!!!



【停車駅 突き合い駅】

治めるのはビリヤードシャドー。

人間をビリヤードの玉の要領で突き、穴に落とす怪人。

最近、ノア夫人がここぞとばかりにトンチキ怪人放出してる気がするけど気のせい?


そんな中、トッキュウジャーに助けられたのが住人:表参道義雄。

ミオに助けられた彼の恋愛ドラマの幕開けです。



【ミオ】

元から恋愛関係の話は苦手な彼女。

が、案の定表参道に惚れられてしまいました。

何気に恋愛関連の話題が実は一番多いよね?


表参道から逃げる途中で出くわした明をとっつかまえて一言。

「あたしの、彼氏!」


が、表参道には効かなかった。

明にライバルだと宣言してストーキング開始。

ちなみに大人なので烈車は見えておりません。駅で虚空を探す彼がちょっと不憫。



流石にストーキングの状況を見かねたワゴンさんたちによって作戦開始。

明とミオの芝居デートをセッティングして表参道に諦めてもらうことに。


まずは喫茶店でお茶。

「お茶」=「喫茶店等に入ってティータイムをすること」と知らなかった明くん。

まずは純粋に茶をたて始めます。お洒落な喫茶店で。

そして熱いコーヒーを飲んでダメージを受ける。

さすがの表参道もこれには「よっしゃー!勝った勝った!」

…寧ろこれに負ける奴ってなんだろう。


続いて緑道を散歩。

しかしあまりの素気なさに恋人には見えないうえに、手を繋ぐのもできないまま。

このシーン、明くんが歩調を一切合わせないせいでミオちゃんが時折小走りになっているのが好きです


最後に公園デート。

ベンチに並んで座るもどこかぎこちない。

イチャイチャ密着作戦も失敗し、流石に表参道も「恋人ではなく友達未満」と看破。


と言うわけで、最終手段のプロポーズ。

そこに駆け込む表参道とトカッチ。

…トカッチまで出て来ちゃった。



「本当にあなたの言うことが正しいのならば、キスしてください!」

…最低だ。というかこいつ、この2人が本気でキスしたところで諦めなさそうだけど


「いいだろう」「安心しろ。キスくらい知っている」

そして迷わず表参道にキス未遂。そっちか…

…しようと思ったのに、トカッチのタックル(事故)でガチキス。


「…初めてだったのに」

言うに事欠いてそれかお前は!!!!



「…やっと終わったのね。なんかすっごい疲れた」

諸々から解放されたミオ。最終的にはいつも通りの笑顔を見せてくれて一安心です。



一方の表参道は…


「責任、とってよね」


ファーストキスの相手:明に心を奪われておりました。

く、クズだ~~~!!!



【トカッチ】

今回2人目の主役。


ミオのことが気になってはいるが、その気持ちを何と呼ぶかは今一つ分かっていない様子。

ミオたちのバックアップしつつ、ずっと浮かない表情をしていました。


が、最後の最後で爆発。

「そもそもお前のせいで!こんなことになったんだからな!!!」

怒りの矛先は無事にシャドーに向きました。

ガチで何も分かっていないシャドー。今回の件に関しては(恋愛関係に限定して)彼は何も悪くないです。


通常形態のシャドーでは飽き足らず、巨大戦まで1人でこなした怒りのトカッチ。

最後には晴れやかな笑顔を浮かべていたのでまぁ良しとしましょう。


彼の恋心に気づいているのは現状ヒカリだけ。

しかもヒカリは能動的に動くつもりはないみたいなので、トカッチとミオを巡る関係はおそらくしばらく変わりません。

トカッチくんには幸せになってほしい気持ちと、そのまま不憫枠にいてほしい気持ちがせめぎ合っております。



【以下雑記】

🚂今回のゲスト:表参道役の坂本真さん。

ストーン入りの眼鏡・ピンクのジャケット・赤い蝶ネクタイ・ド派手なチェック柄のズボンという珍妙な格好を着こなすのがまず凄い。

そして「若い女性に付きまとう」という設定に気持ち悪い台詞しか言わないというキャラにも関わらず、どこか剽軽でコミカルな印象になっていることに感服。あれ、ちょっとでもバランスミスったらただの「キモイおっさん」になっていると思うので。

🚂明くんに偏った人間界の知識与えたの誰だよ…

🚂次回、シリアスの予感。そうだよな、こんだけコメディがあるってことはそうなんだよな。


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