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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

34話 悪魔が悪魔を呼んでいる

不穏が固形物になって殴りかかってきた感じだった




まずは大二。

前回の赤石長官からの攻撃を受けてこれではまずいと判断。

兄と妹、更にWEEKENDにも個人的に協力を頼み、赤石のもとに襲撃に向かうことを決意。


ただ、作中でも真澄さんから指摘されているように、かなり焦りすぎで心配なんだよね…

大二くん、なまじすごくいい子なので。

正義感があって、責任感もあって、闘える力もあるけどまだ子供、という印象。

前回も言ったけど、鎧武の中盤くらいの紘汰さんがめっちゃダブるのよ。

フェニックス内での立場もちゃんとあることも相まって、1人でいろいろ頑張りすぎな気がする。


作戦も、「隙を突いて押し切る」だったので…それは作戦とは言わない。

(そしてどさくさに紛れて変身する手はずになっていた狩ちゃん。彼が「私がやろう。これくらいはやらないとねワクワク」とかなんとか言っているところがリアルに目に浮かぶんですが)

大二が背負ってるものを一緒に背負ってくれる人がいたらいいなと思うばかり。

多分家族じゃない人の方がいいんだよね、彼の性格上…。で、今までは適任者が朱美さんだったからさ……




で、そんな大二と対立しているのが赤石長官。

彼の正体は数千年前のとある文明の国王をしていた人物。

(この手の超自然的な力で長生きした人って、みんな現代への適応力高すぎない?)


数千年前にギフと出会い、ギフにあらがう・ギフのしもべとなるの2択を迫られた赤石は、ギフと契約して後者を選択。勝てない相手には挑まない、戦略的退化。

そしてそのために立ち上げたのが、フェニックス。


正直ちょっと意外だった。

赤石は完全に悪魔サイドだと思っていたもんで。

彼の言葉の端々に、「本当は抗いたいけど無理だと悟ったので泣く泣く諦めた」みたいなものが滲んでいる印象をうけた。

もう少し「ギフ様万歳!一緒に世界征服だ!!」みたいなテンションだと思っていた…この人も悪魔の被害者なのかな。

とはいえ、ここまでやってきたことがそれで清算されるとも思ってないのできっちりと報いは受けろよ?の気持ちはあるけど。



赤石はその真実を朱美に告げたことで、朱美も考え自体は赤石サイドに揺れてしまうことに。

さらにギフの力を使って大二を重傷に追い込み、朱美をギフデモスに変化させる

(正直、こんなに怪人枠がポンポン出てくるとは思わなかった)



タイムリミットは赤石が会見を開く明日の正午である。





その裏で。

さくらと花は楽しく遊んでいた。

もうこの子たちが心底幸せそうなのでもう何でもいいです、私は。

ストーカーが2人ほどいますが気にしてはいけない。

というかあの男子2人、多分めっちゃ仲良くなれる。


一方、さくらのボディーガードを務めていた光はすでにお役御免状態。

そもそもあの最強カラテガールにボディーガードとかいらんやろ、というツッコミはさておき。

気になる子のそばにいられないどころか足手まといになっている現状に不服の光。

今回遂に、真澄に「変身したい」と宣い始めました。


そして都合よく現れた、安全性の確保された変身ベルトと、新しいスタンプ。

ただもう1人、ライダー大好き科学者がいるからな。この2人で取り合いになりそうな予感。





そしてもう1つ、バイスとベイル。

今を時めく超人気声優をよく連れて来たもんだ……


ママさんが心配でついて回る不審悪魔ことバイスに、「それでも悪魔か」とぼやくベイル。珍しく彼と意見があったな。ほんとだよ。



今回初めてバイス=18年前の火事の時の悪魔、と認識したベイルはバイスをゆすりにかかる。

いつか一輝から捨てられるかもよ?

もっと悪魔なら悪魔らしく生きた方が良いよ?

最初は「父に従え」理論だったものの、ダメだと悟った瞬間バディの所を突いてガシガシ攻めていくあたり、人(悪魔)心掌握が上手いんだわ、この悪魔。

おかげさまでバイスはかなり追い詰められ、2人での戦闘もままならない様子。


一輝はというと、現状もっと分かりやすく出ている大二の焦燥の方に気を取られていそうだし…。

どっちを蔑ろにしても勝てないのは間違いないので、早めに解決してほしいところです。





余談。

夏映画の告知、いつも通りしあわせ湯ですが、ラジレン組&昴さんのサインがばっちり入るんだよね。そのたびにちょっとじわじわくる。





次回:誰が変身者なんだそのライダー…?

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