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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

33話 ラブコフ反抗!?さくらの覚悟

良かった…良かったよ……




自分の意志が揺らぐさくら。

彼女の不安定さを受けて、ラブコフはひきこもりになりました。


さくらの脳内にあるドアには「入るな💢」の文字が。

それでも躊躇せずに中に入ると…なんかファンシーなお部屋だった。可愛い。ファンシー空間ってなんで風船が転がってるんだろうね。

そしてそこで爆音でヘビメタを聞くひきこもり蛇。

全体的にミスマッチすぎて笑ってしまった。可愛い。


「アタイ、帰らないから」

「今のさくら、ダメ!出てけ!クズ!!」


えっと。


ラブコフの一人称って「アタイ」なのか。

自分の部屋にいるのに「帰る」という言い方は正しいのか。

なんか普通に喋ってるんだが脳内では喋れるという解釈で良いのか。

そもそも、バイスが侵入したところで連れ出せる目があったと思っているのか。


数々の疑問とツッコミどころを残して悪魔2人のゆるゆるタイムは終了。



やはり自分の心に搖らぎがあることを再認識したうえで、

玉置の「最期に思い出を作ってほしいと思った」という発言で心を決めたさくら。


再びアギレラの元へ行き、もう一度最後に戦うことを約束。


「あんたの望み、叶えてあげる。でもその代わりに、私の望みも聞いてもらう」

「遊んで。」

「私と、あ・そ・ん・で!」



ということで、2人で遊園地へ。

最初は「どうしろっていうのよ」とむくれていたアギレラですが、最終的にはめっちゃ楽しそうにしてました。傍から見ればどこにでもいる仲良し女子高生2人組である。

念のため付き添いで来たのは一輝と玉置くん。

若干ストーカーめいているのは内緒です。



さくらのドライバーのメンテナンス完了。

ここからはヒロインたちの一騎打ち。


戦闘の最中に狩崎が持ってきたのはハシビロコウバイスタンプ。

ラブコフを鎌の形に変える能力持ち。



「さくらちゃん、大好きだったよ」


「勝手に過去にするな!」

「例えギフの力でも、誰かを救うなら私は戦う!アギレラ、あんたもよ」



アギレラを助けたい・彼女の意志を尊重したい

ここから彼女が導き出した答えは、”自らの手でアギレラをもとに戻す”

そのために、WEEKENDに連絡をとって、彼女が使用可能な、悪魔を分離できるスタンプを作ってもらった


前回の予告から予想していた人もいたように、死神の象徴たる鎌で相手を救うというミスリードも上手いし、

”何も知らなかった女王に、生きていれば楽しいこともあると伝える”

”本人の意思を尊重する”

という、単純だけど難しい2つを両立して見せたこともお見事と言うしかない。

よく練られているな、これ…。



「(居場所は)ここにあるじゃん」

「また一緒に遊ぼ、花。」


うろ覚えだけど、彼女本人がさくらの前で「花」と名乗ったのはほんの数回しかなかったはず。それでも彼女の名前を覚えていて、呼んであげるというのが、細かいけれどさくらの優しさとか、彼女のことを気にかけていた証とかがぎゅっと詰まっていてあったかい。


泣きじゃくる花ちゃんが急に小さい子に見えるのがまた何とも言えない。

本当に、人間の成長に必要なものを何も与えられなかった子なんだなと思う



アギレラ改め、花はさくらについていくことに。

メイクも髪型も衣装も一新。今までの派手めメイクも可愛かったけどナチュラルメイクも似合う!あと少しだけ三つ編みにしてるのも可愛い。

衣装も(WEEKENDの制服であるという前提があるのは確かだけれど)、赤要素を極限まで排除しているのが好きです。


これから好きなだけさくらちゃんと遊びまくってくれ~!と思っていたら、東映公式サイトでは「さくらと花(と玉置と光)が楽しくショッピングをしていると」との記述。

絶対男性陣が荷物持ちさせられるやつじゃん~~~!!!それだけでスピンオフできるじゃん~~~~!!!!




裏で進んでいたのはベイル復活。


赤石の手に依ってベイル怪人態が出現。

メタ的に言うなら、バイスと同じ着ぐるみを作ってリペイントしたもの。

初めてバイスがカレーを食べた回で、五十嵐家が慄いていたのは印象に残っていましたが、あんな顔だったのか…マスクって偉大だな。



ベイルは赤石がバフを掛けており、普通のバイスタンプは完全に上位互換を所持しているも同然の状態。

一応、現状最高火力のリバイスで押し切ったが正直そこまでのダメージは無い。

ベイルくんは元太に一方的に宣戦布告をして去っていきました。

個人的な感想としてはやっぱツダケンボイスの凄みすげぇな!です。




一方のフェニックスでは、赤石に大二が詰め寄るもこてんぱんにやられました。

赤石は遥か古にギフと契約し、不朽不滅の存在となり、人類の進化を監視してきた人物。

銃弾もパンチも効かない状況。

さらに朱美もなんらかの攻撃を受けて呆然自失状態で依然として赤石のもとにいます。


朱美から忠告されたにも関わらず、「正義のため」とかなり単独で突っ走っている大二。

どこかで見たことあるなと思ってしばらく考えていたのですが、思い当たって納得した。

「ユグドラシル絶対許さねぇ」期の紘汰さんによく似ているんだ。

彼もあの後の挫折が結構大きかったので、大二くんには道を踏み外しすぎないで欲しいなと思うばかりです




次回:赤石が動きます

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