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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

31話 巨獣立つ時

意志持つアイテムにどう向き合うかというのは永遠の課題です




【あらすじ】

キューブホエールを巡って対立するジュウオウジャー・バングレイ・デスガリアンの三組。



ジュウオウジャーは大和の捜索によって、

デスガリアンはナリアが打ち込んだ発信機によって、

そしてバングレイはクバルから話を聞いて、

それぞれにキューブホエールのもとに向かう。




【門藤操】

毒でダウンしたため、一旦はセラと共にお留守番。


2人きりになった時に、いつも通り三角座りをしながら心境を吐露する。体調が悪くても三角座りは欠かさないみっちゃんである。


今の状況は自分の不甲斐なさが招いたものであること。

大王者の資格の一件の時も役に立てなかったし、

そもそもジューランドに行ったことも無ければどんな場所かも知らないまま。

自分では生まれて初めてできた友人のために何かしたいのに、結局はこの状況。


統括すると「もっと自分にできることをしたいのに、できてないから悔しい」なのがひたすらに良い人だなあみっちゃんは、という感じです。

卑屈キャラなのにヘイトたまらないのはこの辺の匙加減なんだろうな。



それを聞いたセラは、そんな彼も嫌いじゃないと発言。

彼が頑張って体を鍛えたり、手芸に手を出してみたりと努力していたのは知っている。

同じく強くなりたくて努力して来たからこそ、彼の根性の強さはよく理解できる。

とは言え、彼女もまだ努力の途中。


「みっともなくても、努力し続けるしかないんだよね。理想の自分に近付くためには」



セラの話を聞いて、もっと自分も努力しようと決意した操。既に空回りの予感は若干するものの、立ち直れたなら良しとしよう。


この2人、意外と相性が良いというか。

セラには弟がいる話は前からあっていたけれど、その面倒見の良さとか、心配りできるところとかが操と相性良かったんだろうな。



元気になった2人は大和のもとに合流。


「俺は何度でも立ち上がる!俺が目指す、俺になるために!!」


ここ数話で少しづつですが前向きになりつつある操。

この調子で最終話の頃には完全に前向きに……


……ならないな。(ルパパトキュウを思い出しながら)




【キューブホエール】

湖で落ち着いているのを発見されたキューブホエール。

最初にそこにたどり着いた大和が声をかけるが、箱型に戻ったうえで水で体を覆い隠してしまい、完全に対話を拒否。



大和はケタスの回想を思い出して作戦を練ろうとするが、そこで気が付く。

キューブホエールは生まれたときからケタスが相棒だった。

つまり現状、キューブホエール視点で見ると

「久しぶりに目を覚ましたらいろんな奴らから強襲された上に、相棒との絆の象徴であるアイテムを知らんやつが我が物顔で使っているし相棒はいない」

というもの。それはジュウオウジャーも攻撃対象になっても仕方ない。



これに気が付いた大和はひとまずキューブホエールに謝罪。

そのうえで、自分たちはキューブホエールを守りたいだけだと改めて伝える。



争う三者が集合して混沌としてきた湖畔。


ナリアは、キューブホエール回収のためにジニスが自ら調整したギフトカスタムを召喚して巨大戦に突入。ジュウオウジャーが立ち向かうが完全に劣勢。

バングレイは大和が相手を買って出る。


「負けない…!」

 「渡さない!お前にも、デスガリアンにも!」


「絶対に、負けない!」


「キューブホエールが守れなくて、この星が守れるか!!」


大和の背中が、ケタスの背中と重なる。



大和たちジュウオウジャーを、新たな仲間として認めたキューブホエール。

潮吹きの形をした槍(というかどでかい柱):カイオースピアを大和に与える。

さらに鯨の形へと戻り、乗り込んだ大和と共に空を飛んで巨大戦に参加。



《ドデカイオー》

4体目のジュウオウジャーのロボット。

キューブホエールが単体で変身する。名前があまりにもドストレートで笑ってしまった。


ハンドルはジュウオウホエールの武器兼変身アイテムであるホエールチェンジガン。


武器は引き続きカイオースピアを使用。

必殺技はドデカイオーシャンスプラッシュ



そんなわけで、無事に仲間に加わったキューブホエール。

他のキューブアニマル同様小さくなって他のアニマルと交流したり、みっちゃんにもみくちゃにされかけて大和の背中に隠れたりと、先ほどとは打って変わって可愛らしい様子を見せるホエールくんです。可愛い。お迎えしたいけどもうそうそう手に入らないやろうな……。




【デスガリアン】

ギスギスする敵陣。


本格的に巨獣狩りに参戦したジニス様。もちろんその動機は要約すると「楽しそうだから」。

そう言いつつも、毒を散布する作戦に関しては「バングレイらしくない」と感想を漏らす。クバルをガン見しながら。完全に彼を手のひらの上でころころして楽しんでおられる。

ただ一つ訂正するとすれば、毒作戦に関してはバングレイさんもノリノリだったということでしょうか。



なおそのクバルさんですが、あまり情報を持っていないことに関してバングレイに軽く不満を言われています。

遠回しに「お前復讐には向いてないぞ」って言われるクバルさん。本当にこの人の行く末が心配だ。



今回はナリアがメモリーカードとギフトカスタムを持って出陣。

もちろんキューブホエールも目的の一つではあったようですが、より重要だったのはメモリーカードに情報を集積させること。

もう少し粘ろうとしたナリアに対してもメモリーカードを持って撤退するように指示しています。


この辺あんまり情報無いので分からないのですが、あと数話のうちに闇ホエールが出てきても驚かないな。

ザワールドの変身セットとキューブアニマル一式を準備したくらいの技術力がある人なので……。




【以下雑記】

🦅無理をしてでも出陣するというセラ。よろけたところを慌てて抱き留めるレオですが、彼に一切抵抗しない時点で相当弱っているのが見える。


🦅今回は湖に水に覆われたキューブを合成しつつの撮影だったはず。水の表現って結構大変と聞くので今回もかなりの技術を注いでいたのではないかと。すごいなぁ。


🦅ナリアに帰って来いと命じるジニス様。「ナリア」の台詞だけで滲み出る圧倒的な威圧感にひれ伏すしかない。キャスティングありがとうございます(n回目)




次回:なんかすげえメイクが見えた気がする

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