31話 ハイパーレッシャターミナル
- _ ぬぺ
- 2022年1月14日
- 読了時間: 4分
重ため本編なのでトンチキ怪人が出てきますよみなさん。
【停車駅 ハイパーレッシャターミナル】
出現したハイパーレッシャターミナルに一時的に停車することになったトッキュウジャー。
今までの戦いで烈車にこびりついた闇を洗浄するのが主な目的。
その間、手持無沙汰の6人はあちこち見て回ることに…なるはずだったが、隣町:浦越市駅にシャドー発生、そちらに向かうこととなる
そのころ、車掌は総裁に呼び出されてターミナルへ。
そして総裁はというと…ウサギ。
ウサギである。
いや、cv鳥海さんの時点で、確実に顔出しはないと思っていたのだけど、まさかウサギの頭被った人が出てくるとは思わなかった。
しかも頭とサイズ合ってないっぽいし。なんだ、このチケットと同じ匂いのする人は。
懐中時計を握りしめた白兎。間違いなくモチーフは不思議の国のアリス。
以下、引用は不本意ながらWikipedia(白ウサギ (不思議の国のアリス) - Wikipedia)
「(ウサギを追いかけたアリスが穴に飛び込んだことで)結果的に不思議の国の世界にいざなわれることになる。」
トッキュウジャーを異世界=レインボーラインに引き込んだ張本人。
そしてこちらは『不思議の国のアリス』作者のキャロルの発言。
「彼は「アリス」の同属として作られたのか、それとも対比を意図して作られたのか? もちろん、対比としてだ。アリスの「若さ」「勇敢さ」「健康さ」そして「目的に対する迷いのなさ」に対して、「老成」「臆病」「虚弱」そして「神経質な優柔不断さ」を読み取ることができれば、私が彼をどう描こうとしたかが理解できるだろう。」
すなわち主人公=トッキュウジャーの逆の存在。
あんまりよい印象を与えない語ばかりが並んでいますが大丈夫かな…
そして何より作中の白兎で気にかかった部分は
「彼が公爵夫人のもとに急いでいることがわかる。」
いや厳密にはモルクは「侯爵」なのだけど…。なんだこの不穏なのは。
しかもこの後、最後の方の裁判のシーンで散々に場をかき回す役割です。
結論から言うと私はこやつをほぼ信用しておりません。
違ったら笑ってくれ。
彼が危惧するのは、戦いにおいて闇を浴びすぎたトッキュウジャーの存在。
さらに、「それでなくても彼ら自身が変わり始めている」という発言。
それを踏まえて出した結論は、トッキュウジャーの解散。
おそらく現状唯一シャドーに対抗しうる手段を手放してまでの決断。
よっぽどヤバいことになっていると考えた方がよさそうな気がする。
なんせ相手は靖子にゃんである。油断はできない。
【シャドーライン】
トッキュウジャー停車とほぼ同時にターミナルの存在に気が付いて攻略に着手。
いつも隠されてる~みたいな発言の割にサクッと発見させたのは間違いなくこの後の本編をしっかり進めたいからだろうというのは想像に難くないのですが、そこに「モルクが毎日真面目に仕事してたからすんなり行ったのよ」と理由付けするのはキャラの見せ方も、話運びも綺麗で舌を巻いた
さて、作戦は単純。
隣町でシャドーに暴れてもらい、トッキュウジャーの留守を狙って出撃・制圧。
とりあえず出撃させられたのは、闇を出すには向かないが派手に暴れるのは得意なテーブル・チェアシャドー兄弟。
ちゃぶ台返しが得意な兄と、椅子から立ち上がれなくなる能力持ちの弟。
やばい事態なのは分かっているのだが、街中を椅子と机が飛び交う光景はミオの言う通り馬鹿馬鹿しいの一言。
この人たち多分テーブルワルドとイスワルドだよ。
一方のシリアス担当。
ターミナルを見たい、という理由でお出かけしてきた皇帝とその付き添いのモルク
遂に暗殺に動き出したシュバルツ
娘を殺されてなるものかと皇帝を守るノア
誰一人同じ思惑で動いていないのである。ここまで仲間割れするかね?
そこに現れたライトの決意。
「俺、お前を倒そうってちゃんと思えてなかったのかも」
「どんなに欲しくても、人から奪うのは絶対に違うし、誰かを傷つけるのも絶対に違う。それを平気でやるお前は、絶対に許せない。」
ゼットの「いつからつまんねぇ説教するようになった?」という質問はちょっと気持ち分かるかも。なんか唐突感あったというか。
まあ、今までの積み重ねであったものが、小さい子を顧みないという出来事を見たときに爆発した、と解釈するのが自然かね
シュバルツはようやくグリッタの生存を確認。ノア夫人もそのことには気づいているので、どうにかしてこの2人が協力できればいいなぁと思ったり。
ゼットがどれくらいこの事を把握しているのかが読めない。
モルクは気づいていなさそう…
次回、揺れるトッキュウジャー。最も短いサブタイに不安と期待が…
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