31話 大切な記憶はどうして消されたのか
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 3分
(予告ですべて持っていかれましたという顔)
【事件概要】
《依頼された事件》
依頼人は藤木徹。パッと見はチャラチャラしたあんちゃんだけど、根はいい子なのが伝わってくる。
特状課に来る前に自分の周りの人だけでなく取引先にも確認したり、ちゃんと父親の写真を持って行ったりするあたり、彼が実はかなりのしっかり者だということが分かります
町工場で工場を経営している父親:巌が行方不明になったことで特状課に駆け込む。
しかも失踪しただけでなく、周りには「10年前に家族を捨てて出て行った」という記憶まで植え付けられている始末。
そのうえ数日後には徹までもが記憶の改竄を受けており、完全に事件は迷宮入りまっしぐら。
危惧していた「実質過去改変」がすぐに出てきたことに驚きを隠せない
そして今回も事件の軸は「家族」。徹底してるな…
《10年前の事件》
ミスターXを名乗る人物から進ノ介のもとに送られてきたメールにあったもの。
日本で新型ウイルスが蔓延。致死率が9割を超えるとのことで、国家防衛局が主体となり日本全国で集団検診が実施された。しかし実際の感染者は0であり、ウイルスの情報発信から検査まで全てを国家防衛局が担っていたとのこと。なお当時の責任者は政務官であった真影。
順当に考えてただの自作自演。時系列から考えてフリーズの記憶改竄が効かない人を炙り出したかったか、効かない体質がどんなものか調べておきたかったかの2択かな。
いやそれ以前にこのご時世にこの騒動は笑えないって。
【ベルトさん】
グローバルフリーズの際に001と対峙しており、プロトドライブが散るところまで目の前で見ているため、全体的に逃げ腰の彼。
かなり慎重派だけどコレと決めたら絶対動かないタイプなので、今回の仲違いも仕方がないかと。
意思のあるベルトを使って変身する以上、進ノ介との意思疎通が重要になってくるのだが、実は彼らの相性ってぴったりではないのよね、前から薄々感づいてはいたけれど。
どっちも譲歩できないタイプだし、どっちも間違ってないし。
【ロイミュード】
今回明かされたのは、彼らの進化について。
進化するために必要なのは人間の感情。人造人間が人間の感情を学んでヒトらしくなろうとするという流れが王道ですが。
素体(という言い方でいいのか?)から感情を得ることで進化体になるとのこと。
なお、以下幹部の進化のもととなった感情
🏎ハート…喜び
🏎ブレン…嫉妬
🏎メディック…愛欲
🏎フリーズ…屈辱
【ロイミュード001】
個体名はフリーズ。氷の力を以て戦い、記憶改竄を特殊能力とする最大の敵。
記憶改竄は以前も明示された通り耳の裏に氷の針を打ち込むこと。
ただ、今回は吹雪のみで記憶を改竄している描写あり。
これはただ省略しただけなのか、「001を見た」レベルならそこまでしなくても事足りるのか…
弱点としては体質的に記憶改竄が効かない人がいること。具体的には泊家。
父子ともになので遺伝的なものの可能性が高いけど、原因はいまだ不明。
(ここで「特別だったので主人公は傷つきませんでした」とするのがいかにも三条脚本。虚淵さんだったら進ノ介に「真影?誰だそれ?」くらい言わせるからな確実に。)
周りが記憶改竄で済んだ中、父親だけが殺されたのは多分そのせい。
吹雪は戦闘にも使用可能。敵の装甲を凍らせる、実質的な防御幕として使用など様々な用途に使えるもの。普通に戦闘能力も高いからどうしようもない。
【以下雑記】
🏎コメント欄より、「追田さんがロイミュードの名前を間違えてたのも真影の記憶改竄のせい」説。これはどっちともとれる気がする。
🏎何かに気づいたチェイス。なんだ…?
🏎ここにきてウザいが一般人枠だと思っていた仁良さんが関係者である説が濃厚になってきた
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