30話 ねらわれた忍者塾!
- _ ぬぺ
- 2022年6月26日
- 読了時間: 4分
この番組、当然のように知らない造語を出して来るよね。
なんだよ、忍者塾って。
【あらすじ】
天晴の友人:高坂キキョウがやってきた。
天晴が修行していた時にお世話になった道場で知り合ったらしい。
彼女が近くにやってきた理由は、「忍者塾」。
伊勢流忍者:伊勢喜六が経営している塾に講師として勤めることになったという。
【伊勢喜六(いせ・きろく)】
「Arcadia」なるサイトにもページが作られているほどの有名人。
(アルカディアとは、古代ギリシャの地名。牧歌的理想郷の代名詞とされる。日本大百科全書より。)
生年月日は1985年1月6日。
忍者塾を開講して子供たちに忍術を教えている。
が、何かおかしい。
そもそも指導からして、子供たちに感情を封じるよう言ったり、火炎の術をとっとと学ばせるように指示したりと、なかなかハード。
勿論、調査を行ってみたものの怪しいことは見つからないまま。
結論から言うと、喜六と牙鬼軍団は繋がっていた。
生徒たちも、将来的には牙鬼軍団に入ってもらう予定だった様子。敵が地道に、しかし真っ当に子供を育てようとしているの面白すぎる。
しかし、ここでニンニンジャーたちに怪しまれたことで、晦の指示のもと路線変更。
敢えてニンニンジャーたちの前に姿を現した晦。
当然ニンニンジャーは情報を共有し、「忍者塾は牙鬼軍団の罠、喜六を倒せば解決」という結論に行きつく。
このシーン、天晴が「いや、俺の友人のキキョウが信じているんだ、そんなはずない!」とか食い下がらないのが好き。
ここで友情を盾に騷いで事態を拗らせるタイプって結構多いじゃない?苦手なんだよね、その手のキャラ…。
天晴の場合、ここで食い下がらなかったのは何も考えずにほいほい従ったわけでもなく、今までの仲間たちへの信頼があるんだろうなっていうのも分かる。彼のこういうところが堪らなく好きだ。
言い方はあまり良くないかもしれないけれど、天晴の自分の頭の悪さを弁えているところすごく好きで。
頭脳戦は得意じゃないのが分かっているからこそ、仲間たちの、特に頭脳派の言うことはちゃんと聞くし、尊重する。前回の「じっくりじわじわ組」というのもそういうことよね。特攻タイプの自分たちの動きを踏まえて頭脳派が動いてくれればいいと思っている感じ。適材適所がナチュラルにできる人だと思う。
馬鹿だけど、決してただの馬鹿じゃない。いやまあ壊滅的に馬鹿だと思うことはよくあるんだけど。
話を本編に戻し。
キキョウに全てを打ち明ける天晴だったが、信じてもらえず。
それどころか駆けつけた喜六に敵と見なされて斬られかかる。
最初は喜六に従おうとするキキョウだったが、直前に天晴の発言が頭をよぎる。
「自慢じゃないけど、お前に頭で勝ったことないからな」
「キキョウに嘘吐いても仕方ないだろ」
「だって本当のことだろ」
「……天晴は、嘘を吐けるような人間じゃない」
彼女が明確に天晴側に着いたことで諦めた喜六。
彼の正体は伊賀崎流忍者:クロアリ。
特技:忍法寄生の術で喜六の身体に巣食っていたようです。
ざっと調べたけど、クロアリが何かに寄生するといった話は出てこない。どこから出てきたんだ、この設定…?
とはいえ正体がバレてからは早かった。
キキョウも参戦して、あっという間に勝利。
あっさりと敵の罠に落ちてしまった喜六はまた修行からやり直すことを誓ったのでした。
そしてキキョウも。
何か天晴に伝えたいことがあった様子……。この2人の未来やいかに。
【以下雑記】
🦊キキョウ役の山本千尋さん。事務所プロフィールによると、中国武術の世界大会で優勝した経験のある方でした。そりゃあんなに動くわけだわ。エグゼイドの年の平ジェネにすごく動くお姉さんが出て入るという噂は聞いていましたがこの方だったようです。
序になんとなくHPを見ていたのですが大河ドラマ出演予定なのですね。しかも善児に育てられた例の女の子役ですか…(震)。にしても、霞姉こと山谷さんと同時に大河出演とは。こんな偶然もあるものなのね
🦊キキョウが天晴側についたときの馬場さんのお芝居が好きすぎる。目からハイライトがスッと消える感じ。
🦊今回のアリジゴクに吸い込まれるコックピットの映像みたいな、カメラの動きで表現するの地味に好き。
次回:また知らない言葉が当然のように出てきたよ!「忍者」はもはや接頭語だよ!!
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