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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

3話 BANしたあいつがやってくる!

仮面ライダー界じゃ挨拶と同士討ちは同義だから。




【Story】

今回の患者さんは北見勇樹

喘息の症状で来院したものの、実際はゲーム病患者だった男の子。

問題となったのは、彼のストレス源が「医者」であったこと。

小さい頃に手術を経験して以来、医者そのものが恐ろしいと感じるようになってしまったらしい。

前回BGウイルス関連の考察はしたけど、単純に怖いものに対しても普通に効果あるのか…


医者がストレス源。

即ち、治療しようと試みる行為そのものが全部逆効果になるという最悪の状況。

永夢はひとまず白衣を脱ぐ、単純に勇樹を遠ざけるなどの措置にでますが、大我が邪魔してきて上手くいかない。


結局、永夢自身が自分のことを顧みずに敵に立ち向かう姿を見せたことによって勇樹も医者に対する考えを改めることに。

ストレスが減ったおかげで敵も弱体化、無事にオペに成功したのでした。



今回は脚本の方向性が拡がった回だった気がする。

今までは単純に患者→オペという流れだったけれど、

患者のストレスが病気悪化の原因と分かってしまったからには、単なる手術(バトル)とは別に、「何がストレスなのか?」「どうすればストレスを取り除けるか?」みたいな方向からも攻略可能なのは単純に見せ方の幅が広がるはず。




【花家大我】

元医師。無免許医と呼ばれていたので、おそらく医師免許剥奪済み。


ちなみに、医師法に依れば免許剥奪の条件は

「一 心身の障害により医師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの

二 麻薬、大麻又はあへんの中毒者

三 罰金以上の刑に処せられた者

四 前号に該当する者を除くほか、医事に関し犯罪又は不正の行為のあつた者」

「又は医師としての品位を損するような行為のあつた者」

に当てはまった時。

ただし、「その者がその取消しの理由となつた事項に該当しなくなつたときその他その後の事情により再び免許を与えるのが適当であると認められるに至つたときは、再免許を与える」ことも出来るので、最終的に復帰の目もあります。

(以上、e-Gov法令検索より引用)



以前は聖都大学附属病院で放射線科医として働いており、5年前にはゲーマドライバーの適合者として選出されていた

しかしゲームの魅力に取り憑かれて医療ミスを犯し、患者の命を奪ってしまった

ゆえに今の無免許医として廃病院らしき場所に陣取っている現状があるわけである。

飛彩の大事なものを奪ったと言っている感じ、被害者は飛彩と近しい人?


どこから稼いだのか、大金をはたいて幻夢コーポレーションに直談判してドライバーをゲットし、再びBGウイルスに関わることとなる。

飛彩の「取り憑かれた」という表現も相まって、重度のゲーム依存症に見えるのだが大丈夫だろうか。



《仮面ライダースナイプ》

大我が変身する、3人目のライダー。

セレクト画面は正面。指で銃の形を作ってバーン!するのがかっこいい。イケメンにしか許されないやつだ。


モチーフは幻夢コーポレーション制作のシューティングゲーム、BANG BANG SHooTiNG

残念ながら開発中止になってしまった作品でもある。中止になった理由は不明だけど、“医師免許を無くしてそのまま”な大我と、“作られたものの放置される”ゲーム、何か似たものを感じる。

ゲーム自体は、シンプルに銃で相手を倒しつつ、ボスである隊長リボルを倒せばクリアという王道なスタイル。

敵は時間経過に伴って強くなるのが特徴。


黒地に蛍光イエローのラインがアクセント。

サバゲー風のヘルメットや翻るマントがかっこいい。

武器はガシャコンマグナムという銃。ハンドガンとライフルの2パターンで変形可能。

銃を構える姿がバチバチに決まっていてかっこいい。あの謎の前髪みたいなやつ、最初に見たときはナニコレ…って思ったけど、銃構えた瞬間めっちゃいい味出してて舌を巻いた。最高じゃん(手のひらクルックル)



経験者なだけあって、オペの腕も一流。

Mも気づけなかった敵に気づいて撃破したうえで、前約束(というか脅し)の通りにエグゼイドのガシャットを没収して帰って行きました。

真意は何にせよ、少なくともすげえ態度悪い。

飛彩しかり、永夢くん本当に先輩に恵まれないな…。




【ゼロ・デイ】

表記違うかもしれない。でもこの単語は安易にググっちゃいけない気がするのでとりあえずこれで行く。


5年前に起こった事件。

BGウイルスが拡がり、それによって多くの患者が消滅した事件。おそらく、初めてBGウイルスが確認された事件でもある。

公にはなっていないらしい。よくならずに済んだね…


この時、対抗策として衛生省と幻夢コーポレーションが共同でCRを立ち上げ、ドライバーとガシャットのセットを制作。

花家大我を筆頭に事態の対処に当たっていた。


なおこの時敵サイドにいたうえに大我と接触しているのがグラファイト。

ただし、パラドはいなかったというのは覚えておいた方がよさそう。

この5年間で彼が加わった(もしくは部署替え?があった)ことには多分何らかの意味がある。




【以下雑記】

🎮ライダーたちの胸部についているのはライダーゲージ。紫エグゼイドが襲ってきた時も匂わせは在りましたが、要はHP表示。これがゼロになれば変身者も死亡する可能性大。視覚的には面白いけれど、撮影は大変そうだ

🎮大我のいた廃病院。最寄り駅で降りた後、1つ目の交差点を通り過ぎて左折、次の交差点を左折、次のT字路を右折して道なりに歩き、次のT字路を右折して少し行けば到着するらしい。ポッピーのメモ帳と地図が可愛い。ちなみに2回目の左折の際に右に行ってしまうと「DANGER」なお墓に、直進してしまうと恐竜の所にたどり着きます。どんな街なの…?

🎮お医者さんが苦手な勇樹に“ポッピー”として接して元気を出してもらいたかった明日那。ただし彼の対応は超塩でした。ピヨる…

🎮大我とMのバトル中しっかりとスコア表示あり。細かいの嬉しい。

🎮大我、病院勤めのころは黒髪でしたが現在はメッシュ。どんな心境の変化なのか。ストレスからくる白髪とかじゃないよな?な??

🎮今回は早くも坂本監督回でしたが、この監督の派手な演出、元からCGがド派手で主人公がワイヤーを多用する今作はかなり相性良さそう。




次回:4人目のライダー登場!

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