3話 必ず負けろ、決して勝つな
- _ ぬぺ
- 2022年2月6日
- 読了時間: 2分
依頼人は陳瀟(チェン・シャオ)。
彼の依頼は、高校生の時の後悔を解決すること。
彼の所属していた高校は、田舎にある小さな学校。
非公式なバスケ部に所属していた。
しかし、体育館…というか、廃工場を無理矢理バスケコートにした建物の立て壊しが決定。
当然ながらバスケ部(そもそも部ではないが)も解散が決定。
部長は県大会の結果を見てから解散させるかどうかを決めてほしいと嘆願し、試合が始まる。
結果は勿論惨敗。
陳瀟たちはそのまま喧嘩別れ、帰ってから母親とも喧嘩してしまった
その後悔をなんとかしたいというもの。
下手に動けば過去改変するかもしれないというリスクを冒しながらも過去にダイブした時。
結果として、立て続けにハプニングを引き起こしてしまう
まずはカメラ。
陳瀟は弱かったためベンチで撮影係を行っていたのだが、うっかりフラッシュを焚いてしまい、その隙に相手からの攻撃を受け、部長が足にけがを負う
その時点で未知の領域に入ってしまい、光のアシストが実質不可能な状態に。
代わりに入ることになった陳瀟(時)。
2つ目のハプニングは彼にバスケの才能があったこと。
思い切ってやりすぎたせいで、どんどん点数を稼ぐことに。
流石に光の待ったがかかり、休憩をはさんだ後はへたくそに徹することにする時…が。
そもそも先ほどのプレイで彼らの士気は向上。
時のうっかり風ミスも上手くサポートする状況。
さらに陳瀟の眼鏡を壊されたことで、時はかえって周りがハッキリ見えるようになってしまう
「必ず負けろ、決して勝つな」
そんな光の指示も虚しく、最後の数秒で陳瀟のチームが得点。ギリギリで逆転して勝利してしまう
いいところで切ってくれました
前にも言ったけれど、時は基本的にお人よしだったり、自由人だったりでダイブには根本的に向いていない性格なのよ。
遅かれ早かれこうなるのは分かっていたので、ようやく来たか…という感想が一番大きいかも。
彼がこうなってしまった理由の1つが、光との思い出。
おそらく高校時代にバスケを通じて仲良くなったと思しき2人。
彼らが過去、どうやって出会って、何をきっかけに同じ店を経営するほど仲良くなって、なんであんな能力を持っているのか。
この辺の理屈が実はかなり置いていかれているのです。
気になるけれど今考察するのはちょっと難しいからな…
次回以降、彼らのリカバリーが楽しみです
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