2話 東京到着
- _ ぬぺ
- 2022年10月19日
- 読了時間: 3分
東京にやって来て正式にデビルハンターとなったデンジ。
同僚として登場したのは早川アキ。3年先輩。
デンジは悪魔として暴走する可能性も秘めているので、とりあえず彼と一緒に暮らして見張りを兼ねることとなる。
日本刀を差し、髪をちょんまげ的シルエットになるように結んでいるため、雰囲気は武士。
デビルハンターになった動機は目の前で家族を悪魔に殺されたから。
どちらかと言えばクール系。特撮だったら間違いなく2号のポジションだろうなーって感じ。
バディを組むことになり、早川の推薦で魔人のパワーと一緒に行動することとなりました。
赤い角の生えた可愛い女の子。カテゴリ的には悪魔と同じになるけれど、知性があることを理由にデビルハンターとして勤務。
髪の毛サラッサラ。そしてファイルーズさんの声が可愛いんだわ。
そして世界観開示。
前回も思ったが、この作品、世界観開示の手際が良すぎる。
悪魔関連の話は基本的に義務教育レベル。もちろん教育を受けていないデンジくんは何も知りませんが。
悪魔は人の身体を乗っ取ることができる。頭が変わって思考も完全に悪魔のそれになったのが「魔人」。デンジくんはポチ太が身代わりになってくれている形なので、魔人とは言わない。
デビルハンターは警察と連携しているっぽいが、警察からはよく思われていないらしい。
あと本筋には全く関係ないと思われるが、「藤本ビル」「タツキバンク」なる建物がある。
こういうの好き~!
で、デンジくん。
うどんもフランクフルトも初めて食べる、だからうどんは伸びてても大丈夫。
夢にまで見たトーストにジャム大量乗せで大満足。
好きなタイプは、と聞いたマキマさんに「デンジくんみたいな人」と言われて舞い上がる。
この歳の男の子に在るまじきピュアさに胸が痛い。
そしてジャムの開け方が汚かったり、他人との共同生活のマナーが守れていなかったり、喧嘩でまずは急所を狙いに行ったりと、すごく細かいところまで圧倒的な育ちの悪さを見せつけてくる。人の心が無い。
本人曰く、「普通の暮らし」は手に入って、それでも何か足りない気がする。
それって要は前回言っていた、「普通の暮らしをしているひとはなぜかもっと上を目指そうとする(意訳)」って話よな……。気づいてるんだろうか。
あまりの態度の悪さにアキに愛想を尽かされたデンジ。
抱えているものが違うと叱られ、逡巡のすえ見つけた目標は「女の胸を揉む」。最低である。
(ただしここで背景のセクシーポスターの女性の胸の前で握りこぶしが作られる描写は好きです)
ただ何というか、エロ本回収していたし、年頃の男の子だし…って言うのもあるけど、それ以上に彼の場合は「母性への憧れ」だよな。マキマさんに惚れたのも優しくしてもらったから、お世話してもらったから、だし。
その辺のアウトプットがバグってるのも含めて、今まで本当に愛されてこなかったんだなって。なんでそんなコンスタントに刺してくるの??
最後にちょいと。
今のところ、悪魔系列のキャラはカタカナで下の名前のみっぽい感じ?てことはフルネームが出てないマキマさんもなんかあるわね?
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