29話 忍者すごろく決定版!
- _ ぬぺ
- 2022年6月25日
- 読了時間: 4分
これでシリアスとか分からんて
【あらすじ】
九衛門、そして十六夜流の忍タリティの源は、旋風にあった。
記憶も奪われた旋風に本当のことを伝えるか否かで悩むニンニンジャー。
そんな中、晦の指示で町ではすごろくへの入り口が出現。
子どもたちの怖れを集める作戦として、またもトンチキ作戦を考えたようです。この人、ゼンカイ世界でもやっていけそうだなって時々思う。
勿論すごろくに参加するニンニンジャーである。
サイは投げられた!
(この台詞好きすぎて聞きなおした)
【伊賀崎旋風】
壮絶な過去を抱えた男。
本人は忍術が使えなくなった前後のことはよく覚えていないらしい。頭打ったのかもしれない、という誤魔化し方がお父さんらしい。
その本当の理由を知りたいか?という質問には、知りたくはないと回答。
ニンニンジャー一行が挑戦したすごろく。
イベントがあるマスは順に、
l 初めて投げた手裏剣が的に命中し褒められる。6つ進む
l 体育の授業で忍術を使い怒られる。サイコロの出た数だけ戻る。
l 友達をいじめっ子から助けて感謝される。さいころを振り、出た数の6倍進む
l ライバルの天才忍者が現れる
l 敵に命乞いをされ逆に自分が危機に陷る
l ?
l 力を失い夢を絶たれ絶望を知る。永遠に休み
途中でこのすごろくは旋風の人生すごろくに他ならないと気が付いた八雲たち「じっくりじわじわ組」。
打開策を探るために旋風本人を呼び寄せることを決意。
無理矢理過去を思い出させる行為は残酷だと反対する風花を、
「そんなに弱い男か?」と反論。結局「戻る」マスをうまく利用して一度帰還、旋風と共にサイトライ。
ここの八雲くん、気持ちは分からなくもないが旋風さんにあまりにも負担をかけすぎ&過大評価しすぎなのがどうもモヤる。
この祖父にしてこの孫ありって感じだな(最大限のオブラート)
改めてすごろくに挑戦し、過去を思い出した旋風。
旋風は、ラストニンジャである好天からその実力を認められて忍者としての修業を始める。
そんな中彼の弟弟子になったのが九衛門。ちなみに九衛門は旋風のことを「若」と呼んでいたようです。
しかし、ここで旋風に能力とは別側面での問題が浮上。
旋風くんは優しすぎたのである。
敵の命乞いにまともに取り合ってしまったのを見た好天は「適正無し」と判断。旋風にもそのことを直接告げる。
好天の言い方に問題ありなのはこのころから既に、って感じだねえ…
悩む旋風に対し、九衛門はここぞとばかりに襲い掛かり、彼の忍タリティと記憶を奪って逃走。
(描写から察するに、彼が回収した記憶は九衛門にまつわるもののみかな?)
個人的には、九衛門の弟子時代が何年前なのか漠然と気になっていたのでそこが解決したのは嬉しい。
あと気になる所といえば
🦊九衛門の弟子入りの狙いは何だったのか。(終わりの手裏剣・旋風の忍タリティ・その他、どこまでが計画でどこからが偶然の産物だったのか)
🦊九衛門は逃走から今まで何をやっていたのか。ざっくり見積もって30年くらい空白期間がある。
🦊あの青年の姿は彼の生前の姿か、化けた姿なのか
(正直、3つ目はただの好奇心)
さて、話を現在に戻し。
全てを思い出し、闇のマスにたどり着いた旋風。
当時の彼は、「向いていない」と言われて即夢を諦めた。
本当は、誰に何と言われようとも反論して、夢に向かって突き進むべきだったと反省する旋風。
「だからみんな、俺みたいになっちゃいけない。」
「夢なんて、最初から真っ暗で見えない。だから自分で切り開くしかないじゃないか!」
ここの旋風さん、そうやって「夢を諦めた」時点でもう自分がラストニンジャのレースから既に脱落しているのを悟っているのが痛々しいというかなんというか。
また彼がトライしたっていいじゃないかと思ってしまった。
旋風さんから発破を掛けられたニンニンジャー。
八雲のローデッチ・ミールカー(光る道出ろ?)、
5人の「キラキラスターライトロードの術」
で強引に「あがり」を作って脱出。
イッカクサイも分身の術を使って無事に撃破。
帰宅後。
旋風と好天はようやくわだかまりが解けた様子。
旋風の今の夢は子供たちがラストニンジャになることであり、当時の旋風たちを見守っていた好天の気持もいまなら分かるとのこと。
親子の時間、いいなあ。
台詞が無いからこその良いシーンだった
【以下雑記】
🦊今回一番リプレイが多かったシーンはサイに蹴りを入れる風花ちゃんのシーンでした。もっと他にあっただろ。
🦊リバイスを見た後にこれは心に来るものがある。矢柴さん好きだ~!
🦊最後の会話から察するに、好天は普段は別の所で暮らしている様子。そういえば彼の家はどこなんだろうか。
🦊お面の好天さんがそっくりで笑ってしまった。発音とかの癖も似ていたけど、ボイスチェンジャーかな…?
次回:青いゴリラの影。
Commentaires