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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

29話 We’re 俺!?

圧倒的伏線ッッッッッッ!




【Story】

永夢がパラドに乗っ取られた。

医者をやめる宣言をして去っていった彼に、CRのメンバーはピプペポパニック状態。


そして当のパラドは、自身の出生に関してカミングアウトをする。




【パラド】

大方の予想通りと言えば、その通り。


「俺なんだよ。お前に感染しているバグスターは。お前の願望が、俺を生んだんだ。だから俺たちは戦う運命にあるって言ってるんだよ。」


幼い頃、1人でいることが多かった永夢は、一緒にゲームをしてくれる友人が欲しかった。

その願いに応えて、永夢がゲーム病に罹患した際に生まれたのがパラド。

彼は永夢の中で成長し、彼がゲームをする時に表面化していた。すなわちMの正体でもある。

しかし財前が介入したことによって永夢の身体から分離され、今のように独自に動くようになる。

永夢が全国大会で優勝した後、急に勉強モードに切り替えられたのはそのため。



しかしながら現在も、永夢とパラドのつながりが途切れた訳ではなかった。

パラドはずっと永夢のことを見守っていたし、心は繋がっていた。


例えば。

マイティブラザーズガシャットができたときに、力を貸した。

永夢がピンチになった時には、パラドの妨害がそのまま永夢に伝わって規格外の力が出せた。

バグスターを消す行為に永夢が怒った時には、パラドも真剣に怒った。

そして永夢が多大なストレスを受けて死にかけた時は、代わりに体に入ってストレスを軽減させた。


思わず天を仰ぎましたとも。

今までふらふらと物見遊山のように戦場にやってきていたパラドの言動に、全部意味があったとは。

そして全部、隠すことなく提示されていたとは。

最初から考えていたんだろうな…。回収していないだけで他にも何個かあるのかもしれない。



そして今世間を騒がせている「仮面ライダークロニクル」は、パラドが永夢と戦うために整えたバトルフィールドだという。

そこまでする必要あるか…?という気はしなくもない。手間暇かかりすぎているし。まだ何か隠しているのかしら。

それとも、今回軽く匂わせがあったように、目の前で命が失われることがストレスになっているであろう永夢へのデバフを兼ねているとか?



さて、自分がゲーム病発症から命を救ってやったと豪語するパラド。


「俺がお前の命をコンティニューしてやったんだよ。」

「お前を生かすも殺すも、俺のパズル次第。お前には、運命を決める力なんて、無い。」

「ムカつくか?なら自分の手で運命を変えられるって証明して見せろ。俺を倒さないと、お前のゲーム病は治らないぜ?」


この子、自分が永夢と戦うためにならほんとに何でもするし何でも言うのよね



覚悟を決めた永夢。

防戦一方から転じて本気で戦うようになる。

そのままマキシマムマイティガシャットを使ってリプログラミングする。


ここまでパラドの計算通り。

リプログラミングによって、パラドの中に永夢の遺伝子が組み込まれた。

人間に近くなった今のパラドなら、ゲーマドライバーを使用できる。



《パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99》

「赤い拳強さ!青いパズル連鎖!赤と青の交差!パーフェクトノックアウト!」

ゲンムの置き土産であるゲーマドライバーに、ガシャットギアデュアルをセットして変身する、パラドクスの新たな形態。

パズルっぽい意匠の青と、燃える炎のような赤の柄が印象的。あとなんか頭イガイガしてる。

武器は斧・銃の2つの切り替えができるガシャコンパラブレイガン

そしてレベル99なので、当然ながらとてもとても強い。



「パラドを倒せば解決」と思われていた矢先のこれである。

現状張り合える相手が永夢しかいない。そして肝心の永夢は現在ダウン中。


「お前の運命を決めるのは、俺だ」

「永夢は俺のもんだ」



そのまま、傷ついた永夢を乗っ取って再びどこかへと行ってしまったのでした。



パラド=Mというのはまあ予想通り。

Mとパラドが同時に存在するという点がいろいろと疑問だったのだが、それはどうやら“パラドと永夢が深く結びついているから”という解釈をするので良さそうだ。いいんだよね??

さっきも書いたけど、しっかりと情報は提示しているのにも関わらずバレないように分かりにくいように話を運んでいたのほんと見せ方が上手い。

しばらくは、どうやって永夢とパラドを引っぺがすか、どうやってパラドを負かすかという点が問題になりそうな予感。

パラドが中ボスになるなら、そろそろ光るそばマンが出てきてもいい頃かしら?




【ポッピーピポパポ】

無事に戻ってきた我らがヒロイン。大して後遺症も無いようで何より。



記憶を弄られたせいか、急に脳裏に浮かんだのは彼女のもととなった人間の記憶。


その人は女性であり、少年時代(約16年前)の黎斗と面識があった。

当時の黎斗は、笑顔で彼女に自分が考えたゲームの案を見せ、バグスターに関しても「感染対策を考えてある」と発言。


まだピュアっぽいし、永夢からのファンレターを見る前の黎斗かな?



自分を助けてくれた永夢を救いたいと燃えるポッピーは、感染者の記憶を頼りに幻夢の開発室へと向かう。

荒れ果てたそこに置いてあったのは1つの宝箱と、極秘資料「レベル0マニュアル」。

中に入っていたのは新たなゲーマドライバーと、黒いプロトマイティアクションX。



さて、問題となるのは言わずもがな。

「ポッピーを生み出した感染者は誰か」


黎斗が心を許しており、社内の出入りが許されていた女性となると、母親あたりが順当なのでは。


大切な母親がゲーム病におそらく事故で感染、そして消滅。

「感染対策はある」と言いつつも何もできなかったことによって傷ついた黎斗はそのまま負の感情を貯めていき今に至る、とか。

それに母親だった場合、正宗にとっては妻なわけだし。彼がゼロ・デイを引き起こした原因にも一枚かんでいるのではなかろうか。




【以下雑記】

🎮今回よりOPに若干調整。ポッピー&明日那のシーンが、「画面に閉じ込められている」ようだった明日那の演出が普通にこちらを見るように変更。さらに何カットか映っている仮面ライダーポッピーの目が水色になっています


🎮飯島さんの「パラドに寄せる」芝居がまあ上手いんだわ。


🎮ニコ。M=パラドだと知ったため、打っ潰す対象をパラドに変更。おかげで率先して傷ついた永夢に駆け寄ったりしています。分かりやすく当たりが柔らかくなっている。


🎮TTYOのコメント欄。最近ほとんど閉じられていて、やっぱり治安悪いからねーと思っていたんだけれど。今回の見る限り、伏線がえぐいからなのか…?(確か過度なネタバレがある場合もコメント欄封鎖される)

同時に見ているニンニンジャーは比較的マシなのはそういうことか?ニンニンジャーは(相対的に)今を生きている感じの作品なもんで。




次回:レベル99と99と0

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