28話 激走!牙鬼ニンジャ軍団
- _ ぬぺ
- 2022年6月19日
- 読了時間: 4分
新章に入ったらシリアスになるという固定観念は捨てるんだ
【あらすじ】
朝。天晴が出会ったのは、近所に越してきた幼稚園児:ヒロシ。
彼は忍者が好きだったが、同級生に「忍者は古臭い」と馬鹿にされた結果、ニンジャが嫌いだと嘘を吐いていた。
彼が忘れて行ったお弁当を持って追いかけた天晴と霞。
しかし、幼稚園の入り口はなぜか結界が張られており、大人は入れない状態。
彼らが取った策は…「玩具になる」。
八雲の魔法で全員の姿を玩具に変え、「大人ではない」として潜入。
なお玩具はそれぞれ、
天晴:財団Bのソフビ
八雲:ドラゴンのフィギュア
凪:ダンプカー
風花:犬のぬいぐるみ(電池入れて動くやつ)
霞:人形
キンジ:ギター
ほとんどがオトモ忍のネタの流用ですね。
無事に潜入し、子供たちにもみくちゃにされつつも(想定の範囲内ではある)、やはり園内に妖怪たちが潜入していたことを確認。
敵と戦闘しつつ、風花・凪による「体操のお兄さんとお姉さんの術」で園児をバスに乗せて逃がすことに成功。
天照大神作戦の時と言い、この戦隊、自分達のダンスが持つパワーを過大評価しすぎなのでは…??
作戦が上手くいったことを喜ぶニンニンジャー。
そう、上手く行き過ぎたのである。
ここまで全て、敵の作戦通り。
有明の方たっての希望で子供の怖れを集めたかった妖怪たちは、幼稚園に結界を張ってニンニンジャーを待ち構える
最終的に正体がバレたところでバスで子供たちを逃がすが、運転手も妖怪なので、バスの暴走によって子供たちが怖がる
という流れ。
バスの運転を体操のお兄さんお姉さんがやらなかったことで、年齢的にも免許持ってないはずの2人がバスの運転をするという状況を作らないのはコンプラ関連やろなーと思っていたけれど、そう解決したか。どうして。
例のバス車内。
変身が解けたアカニンジャーが対応に当たっていた。
ブレーキを踏んでも全く止まる気配のない天晴の元に現れたのは、今回完全に子供たちから放置されていた八雲。
直前に敵から情報を聞き出していた八雲。アクセル部分に刺さっている手裏剣を抜けば止まるという。
その通りにして無事に子供たちを救い出した天晴。
バスを止めた直後に子供たちを宥めに入るのほんと天晴そういうとこ好きだぞ。
彼が保育園や幼稚園の先生になったら子供たちからめっちゃ人気でそうだよねえ。
しかし、ここは我らが天晴である。
弄んでいた手裏剣が頭にぶっ刺さり、そのまま走り出したら止まらなくなるという大事故に発展。
野を越え山を越え、人んちの壁を突き破り、ラーメンを回収して走る走る。
追いかける八雲もなんか建物を破壊したり、橋を作ってやったりとなぜかサポート。根本の問題を解決しなさいよ、根本を。
途中、金の橋が空にかかった時には某ディズニーの雪の女王様を思い出した私でした。
結局、地球を一周したタカ兄は(突っ込んだら負けです)、そのままハヤブサに突撃。
無事に手裏剣を相手に擦り付け、走り出したハヤブサを追いかける形で攻撃。
追い抜きざまに名乘り、先に待ち受けて攻撃してトドメというフィニッシュでございました。やりたい放題じゃないか。
後日。ヒロシくんは今回の件を受けて弟子入りを志願。
天晴は、自分がラストニンジャになったら考えると約束。
これには好天も(本人たちには見えないところで)ちょっと嬉しそうなのでありました。
【十六夜流】
牙鬼軍団での指揮権を譲り受けた九衛門が使役する配下たちのこと。
晦爺は「九衛門は実は忍だった」と納得しているようですが、それも怪しいのでは…?
今回の忍はハヤブサ。主張が…隼の主張が激しい…!
体には「隼」字の手裏剣を付けています。
ハヤブサが倒れた後、「隼」の字が「集」の字に見えるのだけど、ここまで計算に入っているのか…?
唐突に現れた彼らの正体は
「あやつらの力の根源は、伊賀崎流の忍タリティ。すなわちそれは、お前たち父の力じゃ。あやつの奪った、旋風の力じゃ」
……そう来たか!!
お父さんの力は九衛門に持っていかれて使えない。
九衛門としては寧ろそれが目当てで伊賀崎に弟子入りしたのかも。
とはいえここに来てその戦いが始まった理由が分からないというか、わざわざ敵の得意分野に持ち込んでどうしたいんだ彼は…?という気持が今大きいかも。
次回:決定版!って、通常版があるみたいな言い方何なんだ
Comments