27話 本物はどっちだ?
- _ ぬぺ
- 2022年12月4日
- 読了時間: 5分
スーパー戦隊 夏の振り返り回!
【あらすじ】
大和が気に食わないバングレイ。
バングレイは考えた。大和の精神をコテンパンに叩きのめすためにはどうすればいいのかと。
結論。
今も生きている、そして彼の傍にいる人を、彼自身に倒させればいい。
ここまで清々しい外道だと一周回って好きになるわね。
ということでターゲットになったのはお買い物に出かけていたセラとタスク。
バングレイは2人の記憶からもう1組のセラとタスクを作り出す。
彼らの胸には爆弾が1つ。
ルールはシンプル。
この爆弾は30分経つと爆発する。
それまでの間に偽物がどちらかを見極め、偽物を倒せば爆弾は解除される。
この状況に混乱する仲間たち。
一応あれこれ確認してみるが、2組とも変身もできるしジューマンにもなれる。完全に同じである。
なお、ここからは片方がジューマンになり、もう片方が人間態としてジューマン組・人間組に分かれます。こうすると合成しなくていいからね!!
とはいえ八方ふさがりの現状。そこで大和が提案したのは……
【クイズ・ヒントで連想アタックショック面白ダービーリーグ総本家発見選手権さま~っ!】
ここに来て急にIQが下がった大和先生である。絶妙に効いたことある気がする番組名が連なっているのは気のせいだと思います。気のせい。
要は、今から過去の出来事にまつわるクイズを出すからそれぞれ答えていってね、ということ。
偽物ならば解答に違和感があるはず。
ということで行ってみよう!
イッテ~獣さまっ!!
おいこら。
なんならちゃんと字幕あるのに何度聞いても「きゅうさま」にしか聞こえないのは気のせいだろうか。これがバイアスなのだろうか。
ここからは振り返りつつ、小ネタとなる問題を出題。
「記憶の程度を測る」という問題なので、今までの振り返りをクイズにした作品とは異なり、全く本題に関係ない問題が多いのは割と特徴的な気がする。
Q1.はじめての食事で、真理夫おじさんがだした食べ物は?
A1.納豆
(ここでなぜかポケットから納豆を取り出すレオ。セラから叱られしまいますが、臭いものに蓋ならぬ臭いものをポケットにIN。絶対に意味は無い)
Q2.ヤバイカーに操られて叫んだ言葉は?
A2.パラリラパラリラー
(人間セラは久しぶりに完全防備ヘルメット姿を披露。タスクは鼻にティッシュを装備。小ネタが楽しい。)
ここで流しそうめんをやりたいみっちゃんが参戦。
状況説明をしなければならない、とめんどくさそうにする大和・レオ・アムでしたが、叫び散らかす彼を見たせいか、結局ちゃんと説明した方がめんどくささは軽減されると判断してみっちゃんに説明。
ということでみっちゃん、一瞬で着替えてノリノリで参戦。彼はこういう男である。
Q3.みんなでいったオープンカフェで食べたものは?
A3.パフェ
(自分のことを覚えててくれて嬉しいみっちゃん。紙吹雪が舞うアトリエ。楽しそうだな門藤操。)
ここまで得点は互角。
埒が明かないということで大和たちは難易度を思いっきり上げることにした。
Q4.巨大化したハナヤイダーが鉄塔を引っこ抜いたのは、右手か左手か?
A4.左手
こちらは人間組が分からず勘で答えて失敗。
ここで謎のSEが鳴り響き、「アタックチャンス」。もう怒られなさい。
早押しで4点が獲得できるというもの。
Q5.ゆうべした約束は、なに?
A5.約束なんかしてない
とりあえず勝つために押したものの何も思い出せない人間組。時間切れでジューマンチームの勝利。
これで偽物チームが判明した。
詰め寄ってくる仲間たちに、確実に消されると踏んだ人間組は逃亡を図る。
公園にて。
ギフトとの戦いを通して仲間の絆を思い出し、あれはもう存在しないのかと悲嘆にくれる人間組。
そこに駆けつけたジューマン組から最後の問題。
Q6.ギフトとの戦いの直前にレオはなんと言ったか
A6.「大和、5人であいつをぶっ倒すぞ!」
人間組は熱い気持ちは覚えているけど、流石に発言までは覚えていなかった。
ということで。偽物はジューマン組と断定。
理由は「あまりにも覚えすぎているから」。
敵が鉄塔を持っていた手とか、細かい発言内容とか、きっちりしっかり覚えている方が明らかにおかしい。
アムとの約束に至っては、大事な仲間が「した」と言っている約束ならば、自分が忘れてしまっているのではないかと疑う方が先にくるのが自然な流れ。
そうでなかったジューマン組の方が動物らしくない、という判断。
まあそんな判断だとは思った。
難易度上げたあたりから、「これで偽物が分かる」と言いつつも、「どのように」分かるかに関しては徹底的に伏せられてきたからね。
個人的にはレオがその辺の立ち振る舞いがスムーズだったのがちょっと驚きだったけども。
第6問の後に合ってるよな?と話を振られた後に意味深に仲間とアイコンタクトするレオ、内心では覚えてねぇなー!って思ってたのかな。可愛いね。
もう逃げられないということで自分たちが偽物だと暴露し、トドメを刺すように促すジューマン組。
しかし大和たちはこれを拒否。いくら偽物とはいえ、仲間と同じ姿形の彼らを攻撃などできない。
だが、解決策など思いついていない。
ということで、爆弾のタイムリミットが近づく中、作戦会議を開始。
やめなさい、胸のランプをピカピカさせるのはやめなさい。それは円い方の特撮です。
🦈「これが…本物の、仲間」
彼らの絆に思うところのあったジューマン組。
記憶とはいえもとは本物のセラとタスク。彼らの善性が決断を下した。
自分から消滅を選んだジューマンのセラとタスク。
🦈「私も、本物がよかったな」
🐘「……」
無事に爆弾は解除されたし、敵は消えた。
しかしお世辞にもすっきりするとは言えない結末。
●「許せない、バングレイ!偽物にだって気持ちはあったんだ。それなのに……」
●「やっつけよう、この手で、必ず!」
改めて敵への殺意を燃やすジュウオウジャー。
もしかしてバングレイの終わりは近い……?
次回:おかえりなさい、宇宙海賊!
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