27話 止めろ!暴君の暴挙と暴力の暴走
- _ ぬぺ
- 2022年3月20日
- 読了時間: 3分
話の展開がすごいね…
まずはオルテカと大二。
「お前に慈悲は与えない」
さすがは強化フォームの初陣。
オルテカを完膚なきまでに打ちのめして勝利。
それを見たベイルはオルテカを見捨てて完全に離脱。
中身はどこかに逃亡、ベルトは狩崎が回収。
オルテカ。
以前から自分でも言っていた通り、いわゆる「ギフテッド」の子。
ギフテッドの子にどう接すべきか?というのは教育関係の研究者の中でも議論されているところ…という話は小耳にはさんだことはありますが。
オルテカはその犠牲者の方。
学校の先生からも半分放置されている状態
父親からは「化け物」と呼ばれ虐待を受け、
その結果として今の人間を尽く見下して新世界の創造をするという目標を持った人間になってしまった様子。
正しく彼を見てくれる人がいればな…と、彼の被害者なのだろうということは分かるし、ここでも「歪んだ家族」をもってきたのか…という感心もある。
が、それは人を殺していい理由にはならない。
さらに、そろそろデッドマンズ≒赤石にも見捨てられそうな予感。
現在、ライダー陣営のヘイトを一身に集めている彼の末路はどうなる事やら。
五十嵐家。
元太はぶーさんと共に避難。一応、無事らしい。
多くは語らなかったものの、
「この銭湯で、幸せに暮らせると思ってたんだ」
と笑う幸実さんの笑顔が痛々しい。
ここで過去形で語ることも、強い母親でいようとしているところも。
この人はこうやって、いろんなことを抱えながら生きてきたんだなって思ってしまった
抱き合う4人の家族感よ。
この一家、初回から「20年以上家族やってます」って感じがすごくして大好きなんだよな…
にしても、
「ろくでなしパパとそれを咎めもしない困ったママ」
から
「傷を負ってぐちゃぐちゃになり、表面上だけは持ち直したパパとそれを何も言わず懸命に支え続けるママ」
に見せ方をシフトさせた鮮やかさよ。
これだから通年モノはやめられないんだよな…。
WEEKEND。
遂に五十嵐家に対して情報開示。
そんな気はしていたが、牛島家は全員偽名+疑似家族。
どういう関係で繋がったのかは少し気になる所ではあるけれど。
ここで前回のさくら→アギレラの台詞がブーメランとしてさくらに刺さって来る描写が見事。
この作品、本当にこういう回収が鮮やか。
ギフ。
以前から近づいた調査員たちをもぐもぐやっていましたが、今回遂に覚醒して自ら移動開始。
少なくとも表面上はオルテカの味方みたいです。
ギフの活性化に伴い、悪魔たちもかなりの影響を受けている様子。
バイスは完全に自我を忘れて暴れ狂い、その間の記憶もない状態。
未だ一輝と分離するすべも分からないまま。
一度は弟妹によるダブルライダーキックで撃破したが2回目はそうもいかず。
これは次回の狩ちゃんに期待するしかない。
ちなみにその隣の方でもう1匹の悪魔:ラブコフちゃんは無意味に壁に突進しています。
暴走してこれなら大丈夫そうだ。もう君だけが癒しだよ…
次回:狩ちゃんの変身ポーズ、流石です…!
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