26話 銭湯で戦闘開始
- _ ぬぺ
- 2021年12月24日
- 読了時間: 4分
明とカグラ、作中トップのふわふわ組による銭湯物語。
【停車駅 月川町】
至って普通の駅。情緒あふれる下町。
だが、開幕早々クローズが登場したり、烈車の様子がシャドーラインに乗り込んだ時と同じ状態だったりと違和感が拭えない。
とりあえず町の調査も兼ねて町に降り立った6人。
【浩乃湯(ひろのゆ)】
町の銭湯。「銭湯」と言われて100人中99人が思い浮かべるであろうイメージをそのまま具現化したような銭湯。
ちなみにロケ地は埼玉県和光市にある「浩乃湯(こうのゆ)」。市内最後の銭湯だそうです。特撮でも何度かお世話になっているところ。
実はお風呂大好きな明と迷子になったカグラがたどり着いたときには、その銭湯は営業打ち切りになりかけていた。
その理由は借金。
そもそも銭湯離れ・燃料の高騰でどうにかしないといけないと思っていたところに現われたのが、株式会社おまかせコンサルティングの経営コンサルタント、印西輝男。
電話は009-12558-9696
電話は009-12559-9696
メールは omakase.co@zoomail.com
彼に任せて経営を立て直そうとしたところ、
「しょうぶ湯」が良い→「勝負湯」、プロレスラーに勝たないと入浴できない
「スーパー銭湯が良い→風呂の中にスーパーマーケット
というトンチキ提案をされ、逆に客足が遠のく羽目に。
案を準備し、それをもとに戻すことを繰り返すうちに借金は膨れ上がった
建物自体も担保にしていたためどうにもできず、明日には立ち退かないといけないとのこと。
やってることはどう考えても詐欺なのだが、ちゃんと確認しなかった店主さんにも責任はある気がする。
法律関係はさっぱりなのですが、訴えたところで勝てるかどうかは怪しい気がする。
借金の利子が法外とかだったら勝てるかもしれないけど、ちゃんとした契約書を作ってあったなら法律的には詐欺とみなせない可能性ない?だって、やってることはただの人員増加とリフォームだから…。
それを聞いたトッキュウジャー、銭湯立て直し計画に参加。
変身して町を練り歩き、ビラ配りして宣伝。
その甲斐あって、お客さんは増加。
余りの多さに不審に思うメンバーもいたが…
その理由は明君の「10円」という勝手な判断。
勿論借金返済できるわけもなく。
「浩乃湯が壊されちゃうなんて、私、絶対…」
「…そんなこと、おれが絶対にさせない!!」
お前のせいなんだぞ虹野明!!!!!
で、彼らが出た行動は「壊される前にどかしてしまえば良いじゃない」である。
銭湯を土台ごと持ち上げました。電気系統とか、水道とかがどうなってるのか考えてはいけない。
浩乃湯(こうのゆ)さん、よくOKしたな…
東映の偉い人も店主さんに説明したのかな、「このお話でお宅をレッカーの電車で持ち上げますが良いですか?」って
幸か不幸か、そこにあったのは闇だまり。
人間の負の感情が自然と溜まってしまう場所。
元をたどると、この闇だまりに目を付けたコインシャドーが印西に扮して、浩乃湯をどかせようとあの手この手を使っていたらしい。
最終的にはそこをターミナルとして整備することでシャドー拡大を狙っていた模様。
お、おま、ネロ男爵、その回りくどい作戦を「目玉」って言ってたのか?
闇の組織ならさ、爆撃ドーン!銭湯破壊!今日からここはターミナル!!くらいやりなさいよ!
コインシャドーも「これからはここ(腕)よりもここ(頭)の時代です、はい」じゃないのよ。秒でやられてんじゃないのよ。お前さんどっちも使えてないのよ。
もうこの作品アホの子しかいない(頭を抱える)
結局、「人間同士の契約書をシャドーが結んだ時点で無効」という力業で借金はチャラに。
つまり、この架空の会社の中でコンサルタント・金貸し・人員配備・リフォーム・後片付け、全部回していたわけで…。
このおじさん、これからも詐欺に引っかかるのではないかと一抹の不安を抱えつつ、幕でした。
【以下雑記】
🚂銭湯の心得を説く明。風呂から上がるころにはルールは219まで膨れ上がっています。まずトカッチに眼鏡をとるように言うべきでは?
🚂男性陣入浴シーン。ヒカリ、というか横浜さんの腹筋がやばい。綺麗なシックスパック…。
🚂女性陣の声を聞きに行く男性陣。意外と身を乗り出しちゃうヒカリと、興味ないですって顔しながらも恐る恐る身を乗り出すトカッチが好き
🚂工事服のカグラの変身ポーズがめちゃくちゃかっこいいので見てほしい
🛁銭湯でスーパー戦隊といえば!と思って調べてみました。
トッキュウジャー放映は2014年。この年、純烈さんは「札幌観光大使」就任。銭湯での営業を始めたのが2012年だったので、ようやく活動が流れに乗ってきたって感じかな?という頃です。翌年にNHK歌謡コンサートに出演なさってます。(以上、Wikipediaより)
この回、コラボしても良かったのでは?
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