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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

26話 生存を賭けたplayers

混乱に落とされる日本




【Story】

「仮面ライダークロニクル」でにぎわう世間。

衛生省は、CRのドクターからの報告を受けて「クロニクル」の使用禁止・回収を命令。

ただし、その理由は今のところ伏せる予定。そしてCRのドクターは現状を鑑みて待機命令。

そりゃね、過度なストレスで発症するゲームなら下手に刺激しないのが一番いいのは事実。




さらに、現在CRで入院中のテンマがそれをあろうことか立ち聞き。

CRのドクターに見切りをつけ、自分の病気は自分で治すと言って病院から逃走。ドクターに止められようが「俺ゲーム得意だから」の一点張り。

演じる西井さんが傲慢なお芝居がお上手すぎて、こっちはフラストレーションが溜まる溜まる。



永夢は脱走したテンマを追いかけて街に繰り出し、そのまま彼を捕獲。

プレイを止めるも、完全に信用されていないので話は聞いてもらえないし、逆にアイテムよこせと迫られる状況。

そこに鳴り響く警報音。


「仮面ライダーはレアキャラなんだから、プレイヤーと戦わないとダメでしょ?」

「プレイヤーを救助するのは違反行為だよ!」


「……ポパピプペナルティ、退場」




【仮面ライダーポッピー】

「ドリーミングガール♪恋のシミュレーション♪乙女はいつもときめきクライシス♪」

ポッピーがバグルドライバーⅡと「ときめきクライシス」で変身するライダー。明言はされなかったけれど、おそらく「ときめきクライシス」は恋愛シミュレーションゲームになるのではなかろうか。

人間態のポッピーをそのままライダーに落とし込んだデザイン。目がバグスターの象徴の赤なのでなんとも不気味ですが、めっちゃ可愛い。

変身シークエンスも完全に可愛いに振り切っている。というか変身の仕方が完全にプリキュア。

動きも言動もいつものポッピー、それどころかいつもよりも可愛さと無邪気さがアップしている印象。


感触としては、ポッピー・明日那・ライダーのポッピー・変身前の警告モードが全部違う人。

バリエーションが多すぎる。松田さん、いくつ引き出し持ってるんだ…?



ちなみにレベルはゲンムと同じくX。これはリプログラミングで何とかする感じか?



そしてさらりと衝撃の事実。

もとよりポッピーは黎斗によってCRの内部を探るために作られたバグスター。

そのデータ=記憶はいつでも書き換え可能であり、黎斗のプランでもどうやら最終的にポッピーは回収予定だった様子。

そして彼女がバグスターでありながら人間のように活動できているということは、彼女の裏にはバグスターによって消滅させられた人間がいるということ。


うっ怖い。この作品がもう怖い。人の心が無い。

今まで一緒に頑張ってきた仲間が本来の姿でなかったどころか、今の状態が在るべき姿だとか言われてもピンと来ないって。

大事な人が抜けるのってこんなにもダメージあるんだなとかみしめてますよ、私は。




パラド曰く、そもそもバグスターは人類の敵である。

人間のストレス発散=ゲームのために生み出された存在であり、人間に脅威をもたらす敵キャラ。

なるほど、だから過度なストレスで症状が悪化するのか……。


そして敵が自我を持った今、自分たちの役割のもと、人類滅亡を企むのは当然であると。




さて、待機命令などに納得できるはずもないのが永夢。


「患者のオペをしないと!」

「もはやこれはオペじゃない!」

「患者は俺たちドクターを信じない。それどころか、俺たちドクターは戦う敵として認識する。そんな状況でまともなオペなんか!できるものか……」


「例え患者に信じてもらえなくても、僕は患者を救います」




さらにその頃、大我は復活したグラファイトと邂逅。


「仮面ライダークロニクルを攻略して見せろ。」

「この俺のレベルまで勝ち上がって来い。その時は俺と勝負だ」


復活しても自由奔放なのは変わらないね…。


大我も参戦を決意したのでまあよしとしましょう




そして飛彩は。

「ドクターの資格とは…なんだ?」

「認可を受け、医師免許を持つ者がドクターなのか?」

「違う。ドクターの資格とは……」


そのままCRから出て行く飛彩。

満足げに見送る灰馬さん。この人、最初から発破をかけに来たな?意外と食えない人だ……。




一方、逃げ出したテンマは。

まずは「ささやき」なるTwitter的SNSに書き込み。


 

@tenma1994

仮面ライダークロニクルのプレイヤーたちへ。

電脳救命センターはあてになりません。

バグスターを倒さないと身体が消滅してしまいます。

一緒に戦ってくれる仲間を募集します。

みんなで戦ってバグスターを倒しましょう。

 

おかげさまでSNS上では、ドクターに頼らず自分たちのことは自分たちで何とかしよう、

そのためにプレイヤー同士協力プレイしようという風潮に。

なんてことしてくれるんだよお前はよぉ……



ゲーム攻略に失敗したテンマたちのもとに駆け付けた3人のドクター。


「悔しいけど、僕一人の力じゃ、全ての命は救えない。」

「それでも戦う!1人でも多く、目の前の患者を救うために!1人でも多く、笑顔を取り戻すために」


「バグスターをぶっつぶすのは俺たちだ」


「目の前の命を救う、そのために俺たちがいるんだ」




そして衛生省は仮面ライダークロニクルに関しての記者会見を開始。だが、結局中身はほとんどなにも明かさないまま終わらせるつもりだったみたいです。よくそれで会見まで踏み切ったなあ…。せめて誤魔化す手段くらい考えていきなよ。


そこに入った、CRの医師出動の報告。

日向も意を決して分かっている事実を解禁。消滅の危険性をマスコミに伝える。


「我々には、ゲーム病と戦う、優秀なドクターたちがついています」

「彼らドクターには、これまでバグスターウイルスの治療に取り組んできた、確かな経験と実績があります。どうか、彼らを信じてください」




バグスターを倒し、テンマたちの治療も完了。

戦うドクターたちの姿を見て考えを改めたプレイヤーたち。


「すげー強かったすね。俺、ネットに拡散します。『CRを信じよう』って。」


若干の光明が見えたかもしれない。

まあ、CR信用ならんと拡散したテンマくんが今頃撤回したところで、どれだけの発言力があるかは甚だ疑問ではありますが。




しかし、バグスターたちも黙っていない。

ここからは新たなルールの解禁。「クロニクル」の真の魅力の解禁である。




【以下雑記】

🎮登場した「ささやき」一部抜粋。


 

@Fukumon1027

仮面ライダークロニクルやってたら、何だかすごく息苦しくなってきたんだけど、これって俺だけ?

 

@Gorigoriboy

こうなったら、俺たちの力でバグスターを倒すしかない。

プレイヤー募集。一緒に戦おう!

 

@Yamasan1212

こんな恐ろしいゲームを開発した幻夢コーポレーションを私は許せません。

 

@Shocking woman

ただのゲームだと思ってプレイしていたけど、本当に消滅するのなら、私はもう戦いたくない。

二度と仮面ライダークロニクルはプレイ(以下不明)

 

@fly-high

自分たちでやりはじめた以上は、自分たちで対処するしかないんだろうな。

 

@Cowamotekid

結局、自分の身体は自分で治すしかないってことか…。

 

@pinkheart312

仮面ライダークロニクルで健康被害訴える人が続出してたけど、まさか消滅するなんて…。

とても信じられません。

 

🎮「CIRCLE NOTE」より抜粋

 

桐原 哲郎

電脳救命センターはあてになりませんだって。

一体どうすりゃいいんだよ!

 

塩見 啓介

電脳救命センターのドクターは最先端の医療技術を持ってるんじゃないですか!どうして僕たちの身体を治してくれないんですか!

 

坂野 純一

仮面ライダークロニクルで遊ぶのは身体に危ないみたいですね。

買わなくてよかった。

 

ちなみにテンマはこちらでも書き込みしてます。マメだな。




次回:あんた何言ってんの大我???

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