25話 夏だ!ドラキュラにご用心
- _ ぬぺ
- 2022年6月11日
- 読了時間: 4分
夏だ!女装だ!ドラキュラだ!考えたら負けだ!!!
【あらすじ】
風花がスカウトされた。
彼女が招かれたのはオーディション合宿。人気俳優:SILVERが主演のドラキュラ映画のヒロインの座を争うオーディションである。
友達に褒められて舞い上がったことと、仲間たちに「無理だろ」と言われたことで火が付いた風花ちゃん、いざ出陣です。
一方の霞は思い至る。
「西洋三大妖怪」の中に、ドラキュラが含まれていたことを。
【伊賀崎風花】
オーディションに参戦した我らがヒロイン。
森の奥にある洋館にて、一泊二日のオーディションの幕開けである。
…が、そこにいたのは。
白いワンピースに身を包んだ霞
しっかり女装を決めてきたうえで、女性言葉でハッキリと「人違いじゃなくって?」と宣う八雲と凪
執事としてちゃっかり侵入しているキンジ。
そして正面から乗り込もうとする天晴。
ここで帰るという選択をしなかった風花ちゃんのことをもっと褒めても良いと思う。
全員そろって忍ばずワッショイである。変装とは言わないよ、それは
勿論仲間たちの狙いは潜入捜査。
ドラキュラの出現に警戒しての行動とのことである。
そこに現れたのは今回の主役:SILVER。
お顔立ちとか、発音の癖とかでもしや?と思っていたけれど、やはり韓流アイドルの方でしたか
(公式サイト)
まさかの風花にひとめぼれ。壁ドン→手にキスという王子様ムーヴをして帰っていきました。
うーん怪しい。
そしてそれを見るお姉さま方の反応は「私たちは?!」。あんたら何しに来たんだい?
ただ、ここで怪しすぎたので逆に彼が白だろうなという想像はついた。よく見たら名前も、吸血鬼が忌み嫌う「銀」である。
そんな中、ドラキュラにオーディション参加者が次々と襲われる事件が発生。
生命エネルギーを吸うのが現代のドラキュラの特徴。
昼食中だった風花も慌てて駆けつける。…餃子…あっ(察し)
霞を始め、次々と人々を襲うも、なぜか風花だけは嫌がって襲わなかったドラキュラ。
弁当を作った我らが家政婦、キンジは気づく。
餃子に入れていたニンニクこそが、現代のドラキュラの弱点なのではないかと。
というわけで。突然のランチタイムである。
出てきたのは大量の餃子。
洋風のお屋敷にはあまりにも不釣り合いである。しかもフォークで食べるんだ
で。風花に無理矢理食べさせられたSILVERは無傷。
正体を現したのは株式会社京映映画のプロデューサー、ジェームスサトウ。
彼こそがドラキュラがなり替わっていた存在である。ちなみに本人は館の一室にある棺桶で眠っていました。棺桶が転がっている状況に対してなんとも思わないSILVERくんの精神がすごいよ。
正体が分かってしまえばあとは単純。
怪人態のトドメは天晴・キンジ・風花で、
巨大戦では眠っていた八雲・凪・霞のおかげで撃破しました。
そのあと。
やっぱり風花に惚れていたSILVER。忍者として戦う彼女に惚れ直したようで、
「ドラキュラ対忍者 愛のセレナーデ」という映画を提案。
なんだそのB級感漂うネーミングセンスは。
が、風花は拒否。今は忍者としての仕事が一番だと。
途中で兄:天晴から言われた言葉を引用するなら、
「うおーー!って感じで、やりたいって湧き上がってくる」ものが無かったんでしょう。
自分でも言っていたけれど、
天晴の夢を失った一件で自分の夢について考える時間ができたことで返って迷走してしまったこと、
友人・仲間の反応に乗せられる形で(=自分の意志でなく)ここまで来てしまったことに気づけたのではないかな
個人的には風花ちゃんは自分のしたいことを思うままにやっているところが似合っていると思うので、良い落としどころだったのではないかと。
あんまり女優業やっているところも想像できないし…。
【西洋妖怪 ドラキュラ】
西洋三大妖怪の1人。
原作はストーカーの作品『吸血鬼ドラキュラ』の主人公。
トランシルバニアの伯爵である。
元ネタはワラキア公ヴラド3世とされる。
ちょっと気になっていたのだけど、「ヴァンパイア」ではないのね。個人名なのね。
もしかして、物語の登場人物縛りしてる?と思ったけど、次回は狼男だしな……
所謂吸血鬼の弱点をかなり克服した吸血鬼。
日光が平気だったが、残念ながらニンニクは克服できず。
日本の農業の素晴らしさを痛感しながら爆散していきました。そこじゃないと思うな。
ちなみにニンニクは自給率50%らしいですよ。
(参考:JAcom)
【以下雑記】
🦊有明の方をも虜にしたドラキュラ。人妻だぞ!!!
🦊最後までノリノリだったヤッキー。妙に似合ってたのも然り、この子はっちゃけるとやばい。
🦊今回一番リプレイされていたのはドラキュラ正体ばれシーンでした。女装じゃないんだ。
🦊SILVER。完全な白だったわけですが、オーディションに来た子のなかで1人だけ贔屓したり、「他の倒れた人はどうでもいい」とか言っちゃったり、これから芸能人として不安しかない。大丈夫かこの人……
次回:わちゃわちゃだ~~~~!!!
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