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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

24話 よみがえる記憶

放送日は8月7日、お盆には一足早いですね




【あらすじ】

朝早くに出かけて行った真理夫と大和。

目的はお墓参り。

真理夫の姉、即ち大和の母親の和歌子の墓である。




【バングレイ】

デスガリアンに迎え入れられた怪人。

本人は「ジニスのため」というのがやや不満なようですが、ゲームが面白そうなので加入。

チームリーダーズは不満たらたら。アザルドさんの「一緒に遊べ」という語彙力がちょっとかわいい。


折衷案としてナリアがテストプレイを提案。特に異論も出なかったためそういうことになりました。

本人も本命の前の遊びということでノリノリ。本命が何かに関してはまだ内緒。



そして今回バングレイのメイン能力が公式解禁。

他人の記憶を読み取って、その中にあったモノを具現化できる。

リサイクル怪人システムで東映のお財布を救済しつつ、クバルの記憶を垣間見て何やら面白いことを確認したらしい。


そして目を付けた相手には攻撃材料にします。




【風切大和】

新たな敵に完全に目を付けられた男。

今回バングレイの狙いは端から大和でした。……ってことはこれ、ほぼ確実にバングレイさんの本命は大和に絡んでくるでしょ。



墓参りの帰りに仲間たちから連絡を受け、合流しようとした大和の前に立ちふさがったバングレイ。

あっという間に大和を気絶させた後、彼の記憶から母親:和歌子を具現化させる。



目を覚ました彼の前にいたのは母親。

真理夫の話によれば、彼女は大和が小さい頃に病気で死去。

大和の回想を見る限り、本職は獣医。

死の間際には彼に、

「この星の生き物は、みんなどこかで繋がってる。私たち家族も、ずーっと繋がってる。だから大和は、1人じゃない」

と言い遺している。それが今の大和の軸になっていると。


大和の怪我を心配しながら、

「平気なわけないでしょ?」

と訊ねる和歌子。母親も溜め込まないように見てくれるタイプの人だったんだ。



そんな彼女を前にして大和は、

「……誰なんだよ」

 「幽霊なんているわけないんだ。俺はもう二度と、母さんには会えないんだ」

 「なんなんだよ。なんで、あったかいんだよ」


間違いなくこのひとは偽物、って分かっているけど目の前の現実に縋っていたい、みたいな温度感がリアル。

特段取り乱しもせずに「誰?」って聞けるタイプのキャラも結構珍しいよね……。



そこに通りかかったのは我らがみっちゃん。

楽しそうに手を繋いで話している2人(厳密には大和の顔は見えていないのでそうなる)を見て、「やばい…デートだ…!これはデートだ……!!」ってありありと顔に出ているみっちゃん可愛いね??


そしてそれをそのまま仲間たちに報告。

既にバングレイの被害を確認していた仲間たちは、大和もバングレイの被害に遭っていると考えて現場へ急行。



現場ではほぼ同じタイミングでバングレイが登場。

前話で大和が言った「つながり」が大したものではないと身をもって示すために母親を攻撃。目の前で再び大和に母親を看取らせるという最悪の行動。


ジニス様も大概ヤバい人だが、この人も別のベクトルでヤバい。

しかしどちらも行動原理の根底に「遊び」があるのもヤバい。



やりたい放題のバングレイにぶちぎれた仲間たち。

へたり込んで呆然自失とする大和の分まで啖呵を切って、バングレイに勝負を挑む。

バングレイ本人はジュウオウジャーたちの記憶からドカドカ怪人を呼んで応戦。



「お前らみんなただの記憶に振り回されすぎじゃねぇか!バリくだらねえ!」

「違う。ただの記憶なんかじゃない!ずっと覚えてた、大事な思い出だ!」


簡単に記憶から取り出されたということは、裏返せばそれだけ大事に抱えてきたということ。


「お前が証明したんだよ。覚えている限り、ずっと繋がっているって!」


大和、戦線復帰。

バングレイを倒すことは叶わなかったものの、今までとは勢いが違う。



「バリおもしれぇじゃん。なあ赤いの。お前名前なんだっけ?」

「ジュウオウイーグル……風切大和だ!」

「風切大和……。おっけー、今日はこの辺でお預けだ」

 「また遊ぼうぜ、風切大和」


ということでバングレイさん、目を付けた相手の名前を確認して撤退。



戦闘終了後。

1人でもう一度お墓参りに行っていた大和。


その頃森邸では、アムがぽつり。


「お母さんだけなのかな」


大和がお墓の前から離れる時にちらりと映った墓誌に刻まれていたのは、和歌子の名前だけ。

つまり父親は存命。


妻の最期にも立ち会えていない、存命なはずなのに大和からも真理夫からも存在すら仄めかされない父親。

絶対に、絶対に何かある。




【以下雑記】

🦅重い!容赦ない!!重い!!!


🦅個人的に今回一番しんどかったのは大和くんが現実をちゃんと見てしまう人だったということです。お母さんに甘えたいという(少なくとも)10年分の積もりに積もった欲求があるのに、現実見えてるせいで不信感が先に来ちゃってるのほんと…。彼がここで何も考えずに「お母さん!」できる子だったらこんなにしんどくなかったよ


🦅最初にジュウオウジャーが目撃した、死者と再会する人々。子どもに再会する母親、老夫婦の組み合わせ以外は逃げ惑う女子高生、元カノに詰められる男性、明らかに日向に出てはいけない職業の人に脅される男性、元婚約者に襲われる女性とヤバい組み合わせばかり。人間の心に残るのは良いことばかりではないということなのかも。生死が関わるなら、特に。

🦅そう考えると、一番心に残っていたのが優しい母親だという大和、対人関係はかなり良好なのでは。

🦅なお、元婚約者と襲われる女性はそれぞれSAさんで合っている?女性はタイガーの下園さんでほぼ間違いないのだけど、男性は顔が一瞬しか映らなくて確信が持てていない。イーグルの浅井さんで合ってる…?


🦅みなさん、完全に夏服に移行。セラの髪型が可愛い。ゆるっとした服のタスクもよく似合っている




次回:再びみっちゃん回だぞ!

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