24話 大志を抱いてgo together!
- _ ぬぺ
- 2022年7月12日
- 読了時間: 8分
黎斗という濃いやつがいなくなったと思ったらさらに濃いやつらがいっぱい出てきた。助けて。
【Story】
新章開幕。仮面ライダークロニクルの完成に向けて動き出す幻夢陣営。
そんな中、CRには同時に3人の患者がやってくる。
彼らはネイロンズというバンドメンバー。
煽り文は「ロック、テクノ、和の統合 超異色系ロックバンド」。所属はペガサスレコード。
ボーカル&ギター、「ロックの女神」ことソラ、
シンセサイザー、「メロディーの魔術師」ことシド、
和太鼓、「打楽器の革命児」ことシシド。
全員、衣装がかなり独特(オブラートにくるんだ表現)。
……もう濃い!!!!!
もともとはオーディション中に機材の事故に巻き込まれたソラが外科に搬送され、
そこに駆けつけたシド・シシドが不安のまま喧嘩を始め、
そこで仲良く発症と言う流れ。
永夢はソラからストレス源を聞き出す。
彼女たちの夢は、いつか聖都スタジアムでライブをすること。ならば、そこにいけばいいのではないかと考えた永夢は、ひとまず出陣することとなる。
【ラッキー】
本作の30分前に放送されていた「宇宙戦隊キュウレンジャー」より登場。
久しぶりに動いている推しを見た…感涙。
どこからともなく現れ、困っている永夢を発見して助太刀に登場。
確か30分前に永夢とラッキーは一度コンタクトを取っているから知り合い、という解釈で良かったかしらね?
(この日のキュウレンも見てはいるが、永夢を知らなかったためほぼ覚えていない)
いつも通り「よっしゃラッキー!」「宇宙一ラッキーな男だ!」という口上のもと参戦。
開始早々高所から墜落するがコインの上に落ちて地面に激突は免れる。よっしゃラッキー。でもそれはそれで多分股間がかなり痛いやつ。
というわけで、並んでの変身。
「マワスライド」、久々に聞いたわ!正直なんなら忘れかかってたわ!!
確か演者さんたちにすら「後半誰も言わなくなった」とネタにされていたマワスライド……。
BGMも音声も効果音も懐かしすぎて泣きそうです。これが推しを前にしたオタクですよ。
●「スーパースター!シシレッド!」
それを見て「おぉ~かっけえ!」と感心するM。
そのまま、
●「仮面ライダーエグゼイド!レベルⅩ!」
ちまっ。
シュッとしたデザインのシシレッドとの対比が可愛い。
というわけで2対3…ではなく、シシレッド+レベルⅩ2人の3対3の戦いが開始。
●「超協力プレイで」
●「クリアしてやるぜ!」
●「お前らの運、試してやるぜ!」
したものの、早々に2人を逃がし、実は残る1体にもトドメはさせずに終了。今後の展開があるとはいえ、主人公2人揃ったにしては戦績が酷い。
ひとまず片付いたので変身解除。
1人だった永夢にラッキーは声をかける。
●「助けてくれる仲間はいないのか?」
●「いるよ。心強い3人の仲間が。」
●「そいつはラッキーだな。大切にしろよ!」
うーん、仲間があと8人(後に11人まで増える)男が言うと説得力がすごい。
ラッキーは永夢の肩を叩いて去って行ったのでした。
嵐みたいに現れて嵐みたいにいなくなったな……。
永夢の言う3人の仲間。
今も共に戦い続ける飛彩、大我、そしてたくさんのものを遺して、自分達の戦力として今も存在感を放つ貴利矢。
勿論、偏屈先輩ドクターたちにはその仲間意識は完全に突っぱねられていますがね。
この後の展開を考えると、ここできちんと、「明日那も大切な仲間だよ」と言ってあげるべきではなかったのかな……。
【天ヶ崎恋(あまがさき・れん)】
新たに幻夢コーポレーションの社長に就任した男。
名刺はピンクにキラキラのデザイン。座右の銘は「世界中にI LOVE YOU」。
ぽっちゃりした中年男性。七三分けの髪。白のスーツのセットアップ、紅蓮のシャツ、黄色地に黒い水玉のネクタイ、胸のポケットには赤いバラが1輪。
赤いバラ1輪の花言葉は「情熱・愛情・美」「一目ぼれ、あなたしかいない」。(参考:花キューピッド)
もう…もうお腹いっぱいだよ……。
常に手鏡を持ち容姿を気にかけており、社長室には彼の写真がたくさん飾られる始末。黎斗くんが草葉の陰で泣いてるよ。
言動はいちいち芝居がかっておりオーバー気味。
登場から数分でもう既に食傷気味。なんなんだこの男は(褒めてます)
CRにやってきたのはソラを見舞うため。
彼女が事故に遭ったオーディションの主催者が彼。お詫びを兼ねてやってきたうえで、彼女たちがオーディションに落ちたことを告げる。
当然ながらストレスを受けて発症するソラ。
あとからこれも作戦だったことが分かるわけですが、「この男なら天然でやりかねん」と思ってしまうから怖い。
さて、ソラことモータスがいなくなった病室。
天ヶ崎は……あろうことか、ポッピーをスカウト。
「音ゲーキャラの君なら、歌を愛しているだろう?」
「故郷の幻夢コーポレーションを愛しているだろう?」
最初は突然のスカウトに戸惑っていたポッピーでしたが、そこに畳みかける天ヶ崎。
「君には世界を魅了する力がある」
「聞かせて」
「君の歌声を」
双方、様子がおかしい。
ポッピーの目はピンクのハート型に、天ヶ崎の目は紫に光る。
しかも天ヶ崎、ここからcvが諏訪部順一さんに変わります。
OPの時に諏訪部さんに「ナレーション」のクレジットが無かったのはそのためか…!
諏訪部さんの艷っぽい声で「君には力がある」とか言われたら大抵の人はじゃあ、って歌いますわ。
ということで、ポッピー、歌います。
曲名は「PEOPLE GAME」。作詞は脚本の高橋さんご本人。
ダンスの振り付けもあり、MV風の時間もあり。(中の人のプロフィールに特技がダンスとあるだけあって、キレッキレです)
歌詞に一切不穏さは見えないものの、「タチ…アガ…ル」みたいな、壊れかけのロボットみたいな表記が数回あるのが気になる所。
ダンスのスタジオはまさかのCRの入院の部屋みたいです。特設のステージ、一面の風船、置かれたぬいぐるみ…。大道具さんも小道具さんもお疲れさまでした。
印象的なのはポッピーの表情。
可愛らしい声と魅力的な笑顔とは裏腹に、目が一切笑っていない。怖い。
ここまで、全て天ヶ崎の作戦のうち。
おそらく、彼のもとにやってきたオーディション受験者をウイルスに感染させてCRに連れて行かせる。(機材事故も作戦のうちだったかどうかは不明)
「お見舞い」という名目でCRに正面から潜入してポッピーを連れて帰る。
「素晴らしい。今日からは君が歌姫だ。新作ゲーム、『仮面ライダークロニクル』のね。」
天ヶ崎恋。
濃すぎますが、目や声という身体的な変化やチャーム能力と言っても差し支えなさそうな能力を考慮すると、新たな高度なバグスターウイルスと言ってもいいのではないかな?
パラド・グラファイト・ポッピーと並ぶ、完全体のバグスター?
(そもそも完全体自体をあんまり理解していないのだが、説明あったっけ?)
【パラド】
前回、黎斗からぶんどったバグルドライバーから、収集されてきたバグスターウイルスを開放。
『クロニクル』を作るために必要であったデータは初期のゲームの10個。
そして今まで埋まっていなかったのが「ドレミファビート」「ドラゴナイトハンター」の2個。
「ドレミファビート」は天ヶ崎がポッピーを確保してクリア。
そして「ドラゴナイトハンター」はまさかのグラファイトが復帰。待っていたよ!お帰りなさい!!
完全体である彼はいつでも復元可能らしい。黎斗はそれを知らなかっただけ。神にも知らないことがあるんだ……。
正直、「ポッピーは『ドレミファビート』のバグスター」という情報は前から出ていたし、
「グラファイトはこれで終わりではない気がする」というのはずっと思っていたので、最後の2枠が強調されている時点で気づけなかったことが割としっかり悔しい。ヒントは全部手元にあったのに……。
「『仮面ライダークロニクル』、ゲームスタートだ!」
【以下雑記】
🎮ネイロンズのプロフィール。(?部分は読めなかったところ)
ソラ Vocals & Guitars
“ロックの女神”
1993年2月4日 東京都生まれ AB型
趣味:散歩
特技:編み物
マイブーム:ピクニック
座右の銘:仲間がいれば怖くない
シド Synthesizer
“メロディーの魔術師”
1990年11月16日 東京都生まれ B型
趣味:カフェで読書
特技:手相占い・手品
マイブーム:入浴剤
座右の銘:明けない夜はない
シシド Japanese Drum
“打楽器の革命児”
1990年8月16日 東京都生まれ ?型
趣味:お祭り
特技:カレー早食い
マイブーム:髪をクルクル(以下不明)
座右の銘:天上天下唯我独尊
だから濃いんだってば。その肩書は誰がつけたの?
名前は全員音階から取っているため、横には楽譜のデザインがあります。お洒落。
バンド名はおそらく「音色」から。
🎮今回は春映画「超スーパーヒーロー大戦」の告知回ということでコラボ。過去のヒーローたちがそれぞれ5人で1チームを編成し勝ちあがっていくというストーリーの映画。確かキュウレンジャーだけ知っている状態で1回見ているんですよね。ストーリーはもうだいぶ忘却の彼方…。だってキュウレンジャー以外のキャラ知らなかったんだもん。許して。
メインキャラが永夢・八雲・陣マサト・モモタロス・北岡秀一の5名、加えてアムとナーガ、飛彩という感じだったはず(記憶をひっくり返しながら)。龍騎・ジュウオウは未見だけど楽しめそうならもう一度きちんと見たいところ。
🎮天ヶ崎恋。中盤に濃いキャラが出てくるという噂は知っていましたが予想を遥かに上回る濃さ。やべえやつ出てきたな。演じるのは小手伸也さん。いろいろな作品でお見掛けする方ですが、かなり好きな俳優さんに入るので、活躍してくださるのは嬉しい限り。すでに胡散臭くて濃くて若干ウザいおじさんの役を確立しておられて最高だな!となっています。最近なら「なにかおかしい」のお芝居がものすごく生々しくて好きだったのでぜひ見てほしい。
🎮『クロニクル』に必要だったデータは10個。うち2つはパラドの2形態、黎斗が苦戦していた2枠はポッピーとグラファイトが埋める。残る6枠はレベルアップしたバグスターが埋めてます。黎斗の設計と若干ズレている気がするが、これはパラドがアレンジを加えたということでいいんだろうか(正直この辺ちゃんと把握していなかったので分からない)。もしそうだとしたら今頃黎斗くんは草葉の陰で喚いてると思う。
次回:仮面ライダークロニクル、ついにリリース!
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