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  • 執筆者の写真_ ぬぺ

23話 極限のdead or alive!

前半戦、クリア。なかなか衝撃的な幕切れだったのでは。




【Story】

衛生省から通達が来た。

一両日中に檀黎斗の陰謀を阻止できなければ、彼らドクターをCRから除名・仮面ライダーの資格を剥奪するという。


理由は2つ。

  1. 衛生省の指示を無視して行動した結果、檀黎斗を取り逃がしたうえに幻夢コーポレーションで籠城させてしまったこと

  2. ゲーマドライバーを破壊されたこと


立場上、日向恭太郎も衛生省の決定を却下することはできなかったらしい。



というか衛生省、お前らそんなこと言うなら次のCRのドクターの目途はついてるんだろうな、即戦力になるやつなんだろうな?というのが正直な気持。

最近、衛生省の扱いがかなり雑じゃない?

黒幕は幻夢のみと絞ったことで、実質衛生省は白と見て良さそうだが、その分省庁としての杜撰さと傲慢さがめちゃくちゃ表にだされてるのなんかなぁという感じがしている。都合のいい機関扱いされてない?いっそ「役所はクソ」という脚本が一貫されているなら受け入れられるが、スタンス的には永夢たちの味方の恭太郎先生がいるせいで余計にモヤモヤする。

今後、衛生省とCRで一悶着起こすためになんか仕込んでるのか?



ひとまず、最優先事項は黎斗の対処。

彼をリプログラミングするにはどうすればいいのか。




【宝条永夢】

実は何も解決していないゲーム病患者兼CRドクター。


リプログラミングの方法を貴利矢が遺したデータで調べていた飛彩は、貴利矢が「世界で最初のバグスターウイルス」を探し求めていたこと、その答えが永夢にあるところまで突き止めていたことを知る。



 

宝生永夢とバグスターウイルスの関連性についてのメモ

九条 貴利矢


 宝生永夢は世界で初めてバグスターウイルスに感染したゲーム病患者である。バグスターウイルスについて調べていくうちに筆者は、現状を打開する可能性を秘めた一つの真実にたどりついた。

 そもそも筆者が宝生永夢に着目したきっかけは、「なぜ宝生永夢は適合手術を(以下不明)

 


ここから飛彩は一つの可能性に行きつく。

貴利矢が殺された理由は、彼が「永夢が世界最初のウイルス感染者」であると気づいたからであるということ。(これはパラドによって正しいことが分かっている)

そして、全てのウイルス≒ガシャットの力の源が彼にあるからこそ、永夢だけが新たなガシャットを生み出すことができる、即ちリプログラミングの手段ができるということ。



そう言われた永夢だったが、初めはまったく上手くいかず。

寧ろ、黎斗を前にした焦りと仲間からのプレッシャーとで余裕がなくなっているように見える。



変身解除までされた永夢に、発破をかける飛彩。


「永夢!お前の運命はそんなものか!お前が信じた監察医は、お前に全てを託したんだぞ!」


「お前の運命は、お前が変えろ」


「貴利矢さんが遺してくれた希望、絶対に無駄にしない」

 「俺の運命は、俺が変える」



Mに何かしらの変化が発生。

飛彩の言葉が良かったのか、貴利矢の言葉が良かったのか。新米ドクターが先輩たちに励まされて前を向く図。まさかエグゼイドで見られるとは思わなかった。

なによりも飛彩が!永夢のことを!「永夢」って呼んだ!!!(感涙)



新たなガシャット、誕生である。



《マキシマムゲーマーレベル99》

「最大級のパワフルボディ!ダリラガーン!ダゴズバーン!」

エグゼイドの強化形態。周りがレベル50の中、マキシマムを謳うレベル99。

ドラクエで育った人間なのでこれは最強というのはよく分かる。

(ポケモンのマックスが100だと聞いて「ひゃく……?」となった経験がある人間)


アクションゲーマーレベル2に、マイティの顔を模したデカいアーマーを被ったデザイン。

ごっついシルエット、でかい体格、大きな拳と強そうな要素が満載。けど、実際に動いてみたらどこかずんぐりむっくりと可愛らしい印象。これはレベル1の系譜だわ。


公式のスペックは身長体重が256(8ビットで表現できる数のマックスの個数)、

パンチ・キック・ジャンプ・走力全て値が99という凝りよう。


特殊能力は言っていた通り、リプログラミング。

攻撃を通して、相手の遺伝子を書き換えることが可能。

具体的には、バグスターが大量に集まったでかい敵をばらし、

ゾンビゲーマーレベルXに「死」の概念を復活させ、

黎斗の遺伝子を書き換えてガシャットが使えないようにする。

強い。そして一歩間違えば凶器になり得る。これは永夢が“正しい医者”であることに重きが置かれている気がする。


個人的には新しいガシャットが生まれるまでにもう一悶着あると思っていたので意外だった。

けどこの後の展開を見れば納得ですね。



初陣では、黎斗のHPゲージが残り1の状態で攻撃をやめてしまう。

永夢はライダーである前に1人の医者。相手を殺すわけにはいかないのだ、と。

永夢がそういうのも分かるし、それに大我が反発するのも分かる。

けどこの手の展開があるたびに内心思うことを言わせてくれ。


ごちゃごちゃ言う前に拘束して手綱を付けろ。逃がすな。



案の定逃走した黎斗

彼は町に出る。残る2体のバグスターを回収するためになりふり構わず、ウイルスをまき散らす無差別攻撃に出る。

黎斗、比較的いつも余裕のあるタイプの人間なので今回は結構意外だったかも。



その頃、永夢に干渉して来たのはパラド


黎斗は心も体も死んだようなものなのだから、彼を手にかけるのに躊躇してはいけないと。


「レーザーの命を奪ったあいつを、許せるのか?」

「ラスボス倒さなきゃ、世界はハッピーエンドにならないぜ?」

「お前の力で、幻夢を消せ」


この子も徹底的に自分では動かないわね……。



パラドから声を掛けられて覚悟を決めた永夢。

黎斗との再戦ではしっかりと戦い、彼を撃破。変身できない体にリプログラミング。


「僕は、黎斗さんの笑顔も取り戻したい」



そこに現れたのはパラド


「しらけることすんなよ、永夢」

「それじゃゲームは終われない」

「敗者には敗者に相応しいエンディングってもんがあるだろ?」


黎斗のバグルドライバーを奪い取り、彼のガシャットで攻撃。

駆けつけるドクターたちも攻撃で妨害。


「お疲れさん。ゲームマスター。仮面ライダークロニクルは俺のもんだ」




【檀黎斗】

というわけで、なりふり構っていられなかった黎斗。


そのラストは、まさかの味方(「手を組んでいた相手」と言う方が適?)からの裏切り。

自称とはいえ神には全く似つかわしくない、ボロボロの姿で地べたを這いずり回り、「死にたくない」「嫌だ」と絶叫してからの消滅でした


「私は神だ…!私の夢は……不滅だぁーーーーっ!!!」



とはいえマジでここで終わるとは微塵も思っていないぞ。

こういうやつほどなんだかんだしぶとく生きてるはず。

生きてることはできなくても、何かしらの形で残るのは確実ではないかと思っている。

そしてここで黎斗が残ることができれば、同じ要因で死亡した貴利矢ももしかして…?



それにしても今回の岩永さんのお芝居はすごかった。最期のあがきと断末魔の醜さたるや。

あんな容姿端麗な、インテリ感ある人があそこまでふっきれるんだもんなぁ。すごいなあ。

そういう意味でもここで彼を手放してしまうなんてことははない気がするんだわ



今回の締めは永夢の屋上のシーン。

対外的には大悪人に対処したと言われている彼ですが、一人夕日に向かって涙に暮れておりました。

明確に彼が救えなかった患者(と永夢が定義した人物の中で)は彼が初めてになるのか。

新フォーム登場回とは思えないほどしっとりした回でした。




【以下雑記】

🎮最近働くようになってきたニコ。今回はポッピーと同じスタンスで避難誘導していてほっこりしてしまった。

🎮ただし、大我の返信の時には常に後方腕組み保護者面してるのほんと面白い。


🎮今回の永夢。ベルトは貴利矢の形見、ガシャットも貴利矢のアイデア。彼の置き土産による戦いであり、結果として敵討ちに成功。……したにも関わらず、この後味の悪さたるや。




次回:キュウレンジャーコラボ回!そして新章開幕!

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