23話 手と手をつないで
- _ ぬぺ
- 2021年12月17日
- 読了時間: 3分
情報が…情報が多い…!!
【停車駅 佐熊神社】
前回、女帝からの襲撃を受けて散り散りになった6人。
動けるのは明のみ。彼が各烈車を修理する間に他の烈車を奪還することが今回のミッション。
その最中、彼らが迷い込んだのは「佐熊神社夏まつり」。
過去編の掘り下げの中では間違いなく最も深く掘り下げた回です
【トッキュウジャー】
夏祭りを見て思い出してしまったのは家族の存在。
ライト:母親
トカッチ:兄
ミオ:父親
ヒカリ:祖母
カグラ:母親、弟
(何人か自信ない人いるけど)
「今まで寂しくもなんともなかったのは、忘れてたから」
うわぁこれはきつい。
思い出して幸せだとは限らない、というのは記憶喪失ものあるあるですが、「残してきたものを思い出してしまった」パターンは結構堪える。
そんな中容赦なく襲ってくるシュバルツ
迎え撃つトッキュウジャーの作戦は、”ライトが全員に乗り換えながら戦う。その間、4人でレインボーライン奪還“というもの。
やはり乗り換えが上手く使われていると気持ちがいいわね。
戦闘シーンの見せ方も、ぎりぎりまで番号が見えないようにしているのが上手い。気づけなかったの悔しい。分かってて見直したら、完全に走り方や動き方がライトなのよね
カメラの動きが妙に激しかったのも、それを誤魔化すためでしょう
作戦は無事成功。ここからは巨大戦にもつれ込み。
そこに乱入して来た女帝によって再び闇に呑まれる6人。
そして思い出したことがもう一つ。
彼らの町の名前は「昴ヶ浜」。
年に一度の星まつりでは、願い事を書いた灯篭を神社の階段に並べて置く風習がある。
その祭りの最中に秘密基地に集まった彼らは闇に呑まれて今に至る。
●「みんな、大丈夫。一緒なら怖くない。」
●「そうだよ、こんなところで旅を終わらせるわけにはいかない」
●「どんなことになってたとしても、」
●「一緒に帰るんだから」
●「私たちの町に」
6人そろったこと、そして彼らのイマジネーションで烈車がすべて合体。
その名も超超トッキュウダイオー。
女帝すらねじ伏せる攻撃力。必殺技は超超トッキュウエクスプレス。
戦いが終わって、夏祭り。東映恒例の着物回。
「大丈夫。みんな一緒なら。」
昴とは。
星団の星々が糸を通し統 (す) べたように集まったものという意味で「統ばる」星とよんだ。(日本大百科全書)
肉眼で見えるのは六個で、六連星(むつらぼし)ともいう。(日本国語大辞典)
6人で帰る場所が、六連星の名を冠する町、6つの星が繋がっている意味を持つ場所だそうです。
【シャドーライン】
ダークネスな雰囲気で動き出した敵陣営。
政治的には完全に敗者のネロ男爵。勝者として天狗になっているノア夫人。
このあとの展開を考えると夫人の立場が不安で仕方ないです。
一方の女帝は姿見に映った自分の姿と、シュバルツのハンカチを鍵に自我を取り戻しかける。
日高さんの女帝とグリッタとの間で揺れるお芝居がお見事すぎて…
トッキュウジャーのキラキラに反応したゼットと、自我が目覚めかけていたグリッタとのタイミングが一致した女帝。
反射的にシュバルツを庇う形で攻撃をもろに受ける
「お役に立てたのなら十分です。母の言いなりだった私が、自分の意志で何かをしたのは、貴方のことだけでした」
だから!グリッタは報われてくれと言っただろうが!!なぁ!!
力尽きかけた彼女から出てきたのは、ゼット怪人態。
やはり彼は計算済みだったか。
グリッタに飲み込まれて彼女の能力を吸ったならば、同じ能力を有しつつ彼女の「キラキラ」をも回収したか?
だとすれば彼女もゼットの中で残ってる…よね?
復活したゼットが最初に行ったのはシュバルツの制裁。
「将軍。お前の眼だがな、さっきちょっとだけ光ったぜ」
良かったねグリッタ…ほんの少し報われたんじゃない?
あとはもう、「水落ちは生存フラグ」を信じるしかない。
次回、遂にシャドーラインに乗り込みます
CAUTION 以下ネタバレあり
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【以下雑記】
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