23話 夏だ!忍者キモだめし
- _ ぬぺ
- 2022年6月3日
- 読了時間: 5分
ボケに対して圧倒的にツッコミが足りてないのよ。
【あらすじ】
いつものように有明の方が襲ってきた。
彼女から子供たちを救い出し、そのまま有明の方を挑発する霞。
当然ながら、有明の方、キレました。
とはいえこの挑発、正直挑発の域にも入ってないです。正論をかましてるだけです。有明の方の沸点低すぎんか。
「いずれ身の毛もよだつほど、怖れさせてやるから覚えておくが良いぃ~良いぃ~良いぃ~…」
セルフエコーしちゃう系奥方です。
敵を倒すためになんのためらいもなく仲間を踏み台にし、実力でも幹部と張り合いつつ、口喧嘩でも勝ってしまう彼女。
そんな彼女の弱点は、
「幽霊、です…」
というわけで、霞ちゃんを脅かそう大作戦の開始です。
【松尾凪】
風花とともに最年少の弟分。
彼は、霞に言わせれば人に頼りすぎるのが問題。
「自分からどんどん挑戦しないと、いつまで経っても大きくなれませんよ」
そんな未熟な凪くんですが、霞の苦手なものが幽霊と聞きつけて目ざとく反応。
彼女を「ぎゃふん」と言わせるべく、男性陣に「忍者肝試し」を提案する。
運動会と言い、この世界ではとりあえず接頭語に「忍者」を使っておけばいいと思っている節があるよな。
舞台は小学校。
「幽霊がいるらしい、妖怪かもしれない、手分けして探そう」
という名目で全員がスタンバイ。
男性陣がみんな悪ガキの顔をしていてとても良い。
というわけで、いざ肝試し。
女性陣の前に現れたのは
八雲:落ち武者(ほうれい線がやばくてメイクさんの本氣を感じる)
キンジ:ゾンビ(分身の術使用)
凪:幽霊
天晴:赤ピーマン
ひ と り へ ん な の い る
みんなお化け屋敷にでてくる怖さなのに、1人だけ訳の分からない夢に出てくるときの怖さだよ。
怖さのベクトルが明後日の方向なんだよ。
周りは準備段階で止めなかったの?ねえ。
校舎を悲鳴と共に逃げ回る女性陣。
無事に肝試しが終了したところで種明かし。
しかし、風花の評価は、「女の人の幽霊が一番リアルで怖かったかな」
そんな幽霊、いないはずなのに。ピーマンならいるけど。
しかも、霞がいない。
天晴が様子を見に中に戻るが戻ってこない。
キンジ・八雲が中に行ったところ、すさまじい悲鳴が聞こえる。
かけつけた風花・凪が出会ったのは、妖怪ユキオンナ。
どさくさに紛れてニンニンジャーを襲撃するために、有明の方が送り込んだ本物の妖怪であった。
仲間たちが次々と凍らされていく中、最後の1人になってしまった凪。
思わず1人になってしまったことを嘆くものの、霞からの指摘を思い出して奮起。
五トン忍シュリケンの火・土の技を組み合わせて砂漠の幻を顕現させてユキオンナを振り回す。
霞ほど上手くはいかなかったものの、「自分で挑戦する」ことはできたからこそ、進歩できた。
登場時はマニュアル通りにしか行動できず、
今までは末っ子の雰囲気でみんなの後ろをくっついてまわるだけだったけれど、今回の件でほんの少し自立できたのではないでしょうか。
ラストシーンでは唯一怒られてなかったのも進歩したおかげ…なのか?
言い出しっぺの彼も一緒に反省しなくてよかったのだろうか。
【百地霞】
我らが最強のラスボス。
まずは冒頭。
独自の修業の結果として、五トン忍シュリケンを使った合成技を編み出していました。
それにしても涼しい幻覚を生み出す方法が、涼しさの象徴である「水」なのは分かるが、「キンキンに冷える」という言い方から「金」になっているのは…それでいいの?本当に??
風花にこっそりと、「幽霊が怖い」と言った彼女。
霞のことだし、間違いなくこの時点で作戦なのは間違いないなと思っていたので、彼女が最終的にどこに落ち着こうとしているのかを考えるのが大変楽しかったです。
正直、途中までは企みを見抜いた霞が、風花に協力を頼んで「女の人の幽霊」になって男性陣に仕返ししようとしてるのかと思ってた。
霞が気にかかっていたのは、有明の方の捨て台詞。
近々、自分を怖がらせる方向で自分を怖がらせにくると踏んだ彼女は一芝居を打った。
それが、「幽霊が怖い」発言。
そう言うことで、彼女の弱点を突くために有明の方が動くと思ったらしい。
実際に動いたのは仲間たちだったし、有明の方が今回の件を知ったのもジュッカラゲの偵察のおかげだったのはやや期待外れでしたが。
ユキオンナに攻撃を受けた際も普通に身替りの術で避難した上、凪が成長するまで隠れているという気の回りよう。
怖いわこの子。どんだけ気が利くのか。
ちなみに、いたずらがすぎた男性陣はあとでみっちり絞られたようです。
イケメンが3人揃って小さくなってて面白い。
ちなみに幽霊は嫌いどころか好きだそうです。
非科学的だからこそ燃えるらしい。ほぼ同時期に放送していたゴーストの科学者系女子枠のアカリちゃんとは大違いだ。
江戸時代から饅頭は怖いものだと相場が決まっているのです。
【牙鬼軍団】
《妖怪ユキオンナ》
かき氷機+雪女の妖怪。
特撮では珍しい女性の一般怪人。
演じる斉藤貴美子さんのお名前に聞き覚えがあるなあと思っていたら、おそ松さんのドブスの方でしたか。
シェーWAVEでトークを拝聴したことがあるけれど、面倒見の良い頼れるお姉さんという感じの方だったのよね
雪女とは
雪の夜に現れるという女性姿の妖怪。(日本大百科事典)
伝承いろいろ調べたけど、今回のみたいな「若さに憧れる」「うらめしい」みたいなキャラは見当たらなくて。
大抵のものが雪という自然現象への畏怖からくるようなものか、出産に関するものばかりだったもので…。
能力は相手を凍らせること。
《有明の方》
今日もフリーダムな奥方様。
彼女、自分からホイホイお外に出てきては「肌がダメになる」とかなんとか宣って帰っていくんだからほんと自由だよな。
ちなみに、今回はかき氷を作って、九衛門の瓢箪の中身をシロップにして食べてました。なんて自由なんだ。
さて、今回霞からの指摘を悪い方に解釈したうえで思いっきり彼女をライバル視し始めた有明の方。
それゆえの今回のユキオンナ召喚でしたが、それも上手くいかず。
彼女は決意した。西洋から「モンスター」を呼び寄せる、と。
というわけで、西洋から3体のモンスターがやってきました。
飛行機で。
黒いフードに身を包み。
キャリーケースを引っ張って。
(頭を抱える人の絵文字)
おまえらその恰好できちんと飛行機に乗ってきたのか。
ちゃんとパスポートをとり、税関を通り、荷物はきっと別に預け、例のベルトコンベアで荷物が出てくるの待ってたのかな。
可愛いなお前ら…(困惑)
次回:モンスターとの戦闘開始!
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