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22話 覚醒か?カン違いか?

  • 執筆者の写真: _ ぬぺ
    _ ぬぺ
  • 2022年11月12日
  • 読了時間: 5分

まあカン違いやろな、と思ったことを懺悔します




【あらすじ】

ランニング中に倒れていた自転車を元に戻した操。

自転車を触ると謎の感触が。


そしてその数秒後、自転車は爆発四散。



当然ながら驚きが隠せない操。


「俺の触ったものが…爆弾に変わるんだ!」




【門藤操】

というわけで、突如体質が変化してしまった男。

物を触ると爆発するという体質の変化は、一時的でも悪に味方をしていた自分への罰であり、やはり自分はヒーローとして戦う資格はないと落ち込む。


仕方ないので戦闘を軽くこなしたあとに我らがメンタルケアラー:大和先生を召喚。

大和は最初は優しく「そんなはずない」と諭すが、話を聞いて操の尋常ではない狼狽えっぷり(いつものこと)を汲むことにしたらしい。


「みっちゃん的には異変を感じたんだから、ちゃんと話は聞かないと」


優しい。優しすぎる。

思わず感謝する操。大好きな大和とタスクの手を取って、自分の過ちに気が付いて怯える。

この件、絶対に1回はやると思った。



さて、その後全く別の場所であれこれ爆発し始めたことにより、改めて爆発事件の原因は操ではないことを確認。

そしてやってきたデスガリアン:イルジオンの自白によって、操が全く関係ないことが分かる。



「そうか。あの爆弾は、俺のせいじゃなかったのか!よくも俺の純粋な心を弄んだな?!」


本当に一挙手一投足が面白いみっちゃんである。

自分で自分が純粋だって言えるの可愛いね。



さて、身の回りにある物全てが爆弾かもしれない、という状況下でピンチに追い込まれたジュウオウジャー。

さらに、1つ仕掛けた爆弾が作動すればこのあたり一帯が吹き飛ぶ、と告知される。猶予は30分。



その場に取り残された6人。

どれが爆弾かもわからず途方に暮れるが、大和はあることに気が付いていた。


先ほどの戦闘中、爆弾となった植木鉢を渡された6人(明らかに罠なのに全員受け取っちゃうの可愛い)。

勿論持っていたものが爆破してダメージを負ったわけだが、操だけは何かに気が付いたように慌てて植木鉢を放り投げたおかげでダメージを回避した。

本人に確認してそれが「ぞわっとした」という先ほどと同じものだと分かった大和。

操にもジューマンパワーが与えられた結果覚醒し、触覚が敏感になった、と結論付ける。曰く、サイの皮膚はかなり敏感らしく、その能力だろうと。



というわけで、ここからは操にあれこれ触ってもらい、爆弾か否かを確かめることに。

レオに頼まれても自身が無さそうに目を伏せる操の手を取ったのはアムとセラ。


「さっきはごめんね。この手にこんな力があったなんて……」

「できるよ。私たちはあんたの手に賭ける!」


女の子に、手を、握られた。しかも、同時に、2人。


生来の引っ込み思案である彼が舞い上がらないはずが無かった。

脳内のジューマン3名も一緒になって大はしゃぎ。常に冷静ポジのサイ氏すら舞い上がっている時点で状況はお察し。


🦏「これだけの期待を一身に背負ったら、やるしかないよね?」



というわけで、みっちゃん、動きます。

片っ端からいろんなものを確かめていくがなかなか見つからず。

結局、諦めかけて思わず手をついた建物がまるごと爆弾になっていることが判明。

まあ、デカい威力ならまず爆弾もデカいだろうし、大体予想の範疇ではあるが。この駐車場もよく東映特撮に登場するけれど、中でもトップクラスに不憫な扱い受けててちょっと笑ってしまった。


そして、急に謎のスイッチが入った操を怪訝な顔で見つめた後、何かに思い至ってにっこりと微笑むアム。



爆弾の所在がバレてしまったため参戦したイルジオンのおかげで巨大戦すら思うようにいかない。


ここはもう、我らが追加戦士の出番です。


「操くんお願い、なんとかして!」

 「さっき爆弾を見つけた操くん、素敵だった!輝いてた!操くんならできる!」


さらにセラを強制的に連れてきて、


「私たち操くんのこと、信じてる!」


「2人が…俺の事を……??」



操くん、再びスイッチオン。

遠くから釣り竿を使って建物を引っかけ、基盤ごと釣り上げて空で爆発させることに成功。この際細かいとこに突っ込むのは野暮である。



爆弾が片付いたことで大喜びの一同。揃って操をべた褒めする後ろで策士:アムはにっこり。


「操くんって、勘違いしてすぐ凹むけど、勘違いして調子にも乗りやすいのかなーって。」


それでわざとおだてたの?という大和の質問に笑って答えつつ、再び操をべた褒めしておだてるアム。抜け目がない。



テンション高めの操くんとともに出撃。通常戦クリア。


「調子の良い時と悪い時の差が激しすぎる」



巨大戦ではイルジオンが召喚した飛行船?を使ってパワーアップしたものの、こちらも操の機転でその場でキューブを組み立てて新しいロボを考案。

わちゃわちゃ組み立てて、倒しちゃって「あー」とか言ってる6人可愛い。


こちらも絶好調な器用さん:操が組み立てた案が採用される。

完成したのはワイルドトウサイキング


「操が調子に乗ると最強すぎるだろ!」

「フッ……任せろ!」


多分だけど、褒めてない。



新ロボのおかげでさほど苦戦せずにクリア。



戦闘後。森邸に帰ってきた6人。目の前には真理夫さん特製のご飯が既に準備されており……


「あ、操くん、来てたの?」

 「大和、連れてくるんなら教えといてよ~。6人分しか作ってないよ~」


みっちゃんにはオーバーキルな台詞だった。

即ダウンした操。


「やっぱりこうなるんだ」

「調子の良さは長持ちしないようだな」

「やっぱめんどくせぇ!」

「でも、操くんとの付き合い方は分かったでしょ?」


これからも大変そうだ……。




【以下雑記】

🦅イルジオン。爆弾がモチーフかな?赤と青の導線を血液に見立てたデザインは結構好き。


🦅遂に全合体ロボ完成。足元についている小さいキューブアニマルが何のためか考えているところです。




次回:新たな敵の襲来

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