1話 犬とチェンソー
- _ ぬぺ
- 2022年10月12日
- 読了時間: 2分
いやすごかった……すごかったな…………
主人公はデンジ。
父親が借金を残して自ら命を絶ち、代わりに借金返済を続けている。
飼い悪魔のポチタはその時に巡り合った悪魔。多分チェンソーの悪魔。
借金返済に当たり、腎臓・目・男性器を片方ずつ売却済み。本職は木の伐採、さらに借金相手のヤクザのもとでデビルハンターをしてお金を稼いでいる。
「普通」の生活に憧れつつ、底辺生活してきた&一人で生きてきたゆえの達観っぷりと思考のぶっ飛びっぷりが、悪魔とはまた別の意味で人間離れした恐ろしさがあり。
既にかなり魅力的。
演者さんなんですけど…ド新人さんってマジですか?
嘘でしょう……??
今回だけで日常パート・殺されパート・悪魔化して無双パートとかなりのハードな展開に加え。日常でも困窮している・夢を語るやら雰囲気もあんなに違うのにさらりとこなしておられ……
え、今までどこで何をしておられたのですか……???
今回のストーリーはいわば導入編。
30分という短い尺で、
悪魔とは何かをモチーフとした生物(?)であり、意思疎通が可能、人間と契約して力を与えたり与えられたりでき、一般認知度も高めであること、
デンジの生い立ち
と結構な情報量をすんなりまとめて出していただけました。
アニメを楽しむために事前情報ほぼ入れずに見ていることもあり、この辺スムーズなのありがたい。
(今まで見てきた作品の傾向として、「基本設定の開示が上手い作品は良作」と言っても過言ではないと思っているため)
んでもってヤバいのはMAPPAさんですよ。
あのゾンビ…何??あんなヌルヌル動く?
呪術廻戦見てた時も大概だなと思ったけどそれ以上を出されたわ。三次元か??って思った瞬間のまあ多いこと。
さらに、以前から話題になっていた製作委員会方式の撤廃。
CMが最小限、しかもOPの販促と作品そのものの告知に留められていたので、世界観が崩れないのは見ていて本当にストレスフリー。
今作に関してはMAPPAさんと集英社さんのおかげなのも大きいのだろうとは思うけど。
他の作品もみんな今度からこれで行こう?って思ってしまった。無理なのは分かってる。
本当にすごいものを見せられてしまった。
才能ある人たちの集団から全力でぶん殴られたきもち。
もとは感想は書かないつもりだったんだけど、こんなすごいの見せられたら居ても立っても居られなくなってしまった。
きちんとした感想と言うよりは、思ったことを書き殴っていく感じで行きたいなと思います。
Komentari