1話 俺たちはニンジャだ!
- _ ぬぺ
- 2022年3月16日
- 読了時間: 7分
何も分からないッ…!とりあえず愉快な集団だということは理解した…!!
【あらすじ】
主人公:伊賀崎天晴が帰ってきたのは忍術道場。が、かれがそこに帰り着いた途端、道場が爆発。
この間、本編開始から12秒。
…まじか。いや、12秒で爆発は正直盛ってると思ってた。ごめん。ほんとに12秒で爆発した。びっくりだわ。
現われる謎の敵、彼らの役割…
割と内容ギチギチな今回でしたが、初回の派手さも押さえつつかなりコンパクトにまとまっていた印象。
そしてみんなどこかしら抜けている…なんだこのほわほわ集団は……
【伊賀崎家】
主人公たちの拠点(になるであろう場所)。忍術道場。
伊賀崎家は忍びの一族。
遡る事戦国時代、彼らの先祖は戦国最強最悪の武将:牙鬼幻月との戦いに勝利。
だが、牙鬼は“444年後にもう一度天下を恐怖で支配する”と言い残す。
444年後に、実際に妖怪となって復活するも、当時の伊賀崎家当主:伊賀崎好天に敗れて封印される。その体は今、伊賀崎家の敷地内にある塚の中に、好天が使った48個の手裏剣によって封じられているという。
が、この予言は数え間違い、らしい。444年後は今年、かもしれない。
…大丈夫かこの家???
故に、彼らの目的は今年復活する(かもしれない)牙鬼たちと戦い、それを再び倒すことにある。
《忍者の心得》
忍者たる者、怖れるべからず、悩むべからず、侮るべからず。
《伊賀崎旋風(いがさき・つむじ)》
天晴・風花兄妹の父親。
おそらく伊賀崎家当主なのだが一切そんな感じは見えない。
むしろとてもふわふわしていてこっちが心配になるほどである。
演じるのは矢柴俊博さん。
同じニチアサの父親ポジでもリバイスとは大違い。こっちのパパさんは信用できる。多分。
《伊賀崎好天(いがさき・よしたか)》
旋風の父親にして、ニンニンジャー一同の祖父にあたる人物。
牙鬼幻月を倒した「ラストニンジャ」。
親戚たちには死んだと思われていたらしいが、生きていました。しかもピンピンしてます。なんでそんな勘違いが生まれたの??
身のこなしも軽く、まだまだ現役な香りのするおじいちゃんです。
オトモ忍は彼のお手製。
【ニンニンジャー】
今作のヒーロー。忍者と手裏剣をモチーフに戦う。
軽やかなアクションが忍者らしくて好きです。
メンバーは全員親戚。(赤と白が兄妹、その他はいとこにあたる)
他の家族戦隊と比べても親等が遠い方な気がする。
アイテムもいろいろ出てきたので整理しよう。
《忍者一番刀》
変身・攻撃アイテム。
刀の鍔にあたる部分に忍シュリケンをセットして使う。
刃の部分には変・技・呼の3つのボタンがあり、順に変身・必殺技・オトモ忍召喚に用いる。
《ガマガマ銃》
蛙モチーフの銃。攻撃ができる。
《カラクリヘンゲン》
大きな手裏剣のような形の武器。
変形させて弓・爪・刀として用いることができる。オタクはこういうのに弱い。
《忍シュリケン》
今作のコレクトアイテム。
5人それぞれが所持しており、変身後の仮面と同じシルエットになっている変化忍シュリケンと、オトモ忍の召喚に用いるオトモ忍シュリケンの2つが登場。
さらに敵も同じ手裏剣を使っているように見受けられる。
《オトモ忍》
今作のメカ。好天が制作。
普段はそれぞれの方法で隠れているが、ニンニンジャーの召喚に応じて姿を現す。そういうの大好き。
単独の際はまさかのコックピット無し。外に座るしかないのも珍しい。
《シュリケンジン》
今作の合体ロボ。
4体のロボが合体し、それを胸部に座ったシノビマルが操縦するようなデザイン。手の部分がガシガシ動くのも斬新。
コックピット内部もそれに対応するように、神輿のごとくアカニンジャーのみが上に腰かけ、残りのメンバーは神輿を担ぐように忍者一番刀をセットして操縦する。
今までのコックピットのイメージを大きく覆すような仕組みで驚き。
神輿のデザインだな…と思った瞬間、「ヤァヤァヤァ!祭りだ祭りだ!!!」という声が聞こえてきて、クソッ、これが“縁”というやつか…!
【伊賀崎天晴(いがさき・たかはる)】
「暴れて天晴、アカニンジャー!」
今作の主人公。元気いっぱいの、典型的なレッドタイプ。
20歳。実は最年長。嘘だろ?
1話開始直前まではどこかで修行の旅に出ており、4年間も実家を留守にしていた。
その間の生活費の工面なんかはどうしていたのか非常に気になる所ではある。
謎の敵が襲来しても全く怯まずに自分の力で戦い抜けるだけの実力も度胸もある。修行は無駄じゃなかったんだろうな。
怖れる前に戦う、がモットー。
オトモ忍はシノビマル。
モチーフは人間。普段はビルの裏に格納されている。軽い身のこなしが特徴。
ハリケンジャーの旋風神ハリアーを想像したのは私だけじゃないはず。
【加藤・クラウド・八雲(かとう・くらうど・やくも】
「轟け八雲、アオニンジャー!」
天晴の従弟。19歳。
現在イングランドで魔法の修業中。風花ちゃんよ、天晴たちに「童話みたい」って言うよりもこっちにそれを言うべきでは?魔法使いの方がよっぽど童話ぞ??
立ち居振る舞いはクールな頭脳タイプ。いつ化けの皮が剥がれるのかな。ワクワク。だってこのほわほわメンバーのうちの1人だぞ。絶対こいつも天然だぞ。
ちなみに八雲とは、幾重にも重なった雲の事や、和歌のことを指すという(日本国語大辞典より)
オトモ忍はドラゴマル。
モチーフはドラゴン。普段は凧と共に飛んでいる。火を噴く。
【松尾凪(まつお・なぎ)】
「きらめきの凪、キニンジャー!」
天晴の従弟。16歳。若い……
正直、今回の30分の中では一番没個性だった印象。周りが濃すぎるとも言う。
台詞が少なかったのもあるけど、良くも悪くもちょっと気弱な、どこにでもいる青年って感じだし、それも彼の年齢をみれば納得。
オトモ忍はダンプマル。
モチーフは本人も困惑するダンプ。なぜ???普段は地面の裏に隠れている。
【伊賀崎風花(いがさき・ふうか)】
「ひとひら風花(かざはな)、シロニンジャー!」
天晴の妹。17歳。
ふわふわした父親と兄に比べればしっかり者の女の子。割と現実主義。
「お兄ちゃんの馬鹿!」って台詞が良く似合いそうなタイプ。典型的な「しっかり者で可愛い妹」のイメージという印象。
風花とは、「空が曇り、吹き出した風にまじって舞い落ちる雪片やあられ、みぞれなどをいう。また、降雪地から遠く風に乗って飛来したかと思われる雪片。」(日本国語大辞典より)
オトモ忍はワンマル。
モチーフは犬。名前が可愛い。普段はビュンマルの中に格納されている。
もしかして:デンライナー
【百地霞(ももち・かすみ)】
「揺らめく霞、モモニンジャー!」
天晴の従妹。19歳。
しっかり者のお姉さんタイプ。美人さんだ…。
大学生。話すときは常に敬語。物腰も穏やかな印象。けどテレ朝公式ページに「にこやかに毒舌を放つ」と書いてあってドキドキしています。
オトモ忍はビュンマル。
モチーフはリニアモーターカー。これほんとになんでもありなんだな…。普段は普通のリニアに擬態している。
【牙鬼軍団】
今作の敵。前述したとおりの牙鬼幻月に連なる妖怪の一派。
《妖怪》
所謂「今週の怪人」。
牙鬼の墓に封印のために用いられていた手裏剣が様々な物に憑りついて誕生した妖怪。
今回は「カマイタチ」だし、確かに妖怪の名前ではあるが、その在り方はちょっと付喪神っぽいかも。
謎の小槌と「邪」の文字入りの手裏剣によって巨大化する。
《ヒトカラゲ》
一般怪人。モチーフはおそらく足軽。
この手の怪人には珍しく、日本語を話す。
《十六夜九衛門》
幹部の怪人。モチーフは妖狐。
おそらく、謎の小槌が必要なため忍者道場を襲撃、無事に奪ってきたそれを使って牙鬼を復活させた…といったところかな。
声優は潘めぐみさん、お声はどこか少年っぽい感じ。キャラとしても少年的な位置づけなのではなかろうか。
《牙鬼幻月》
敵ボス。今回はあんまりきちんと姿は確認できなかったけれど。
戦国時代の武将。一度死んだが、妖怪として復活。
【以下雑記】
遂に始まりましたが、いや序盤から実家は爆発するわ、集められた仲間たちに戦う気は無いわ(今までも戦いたくない戦隊はいたけど、それは元が一般人だからであって)、闘おうと思ったら変身セットが無くてパパが持ってきてくれるわのドタバタ劇の開幕でした。やべえな。これ、リアタイ勢どんな顔してたんだ
一つ不安な点としてはメインの人たちの演技力ですが…まあ1年あればなんとかなるっしょ。
ゴースト・ニンニン・ドンブラと和な特撮が続くね。
半年間どうぞよろしくお願いいたします🐱👤
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