18話 きざまれた恐怖
- _ ぬぺ
- 2022年10月28日
- 読了時間: 4分
強大な敵を前にしてどうするか
【あらすじ】
ザワールドが現れた。
圧倒的な強さで5人を蹂躙していった彼に恐怖心を抱く5人。
しかしもちろん、敵がそんな5人に遠慮してくれるはずもなく……。
【ザワールド】
改めてナリアによって作り方が説明されました。
ゴリラのジューマンパワーを分け与えられて新たなフォームを手に入れた大和を見て、ジニスが興味を持ったのが事のはじまり。
ナリアに命じてジューマンをかき集め、同時に拘束した人間に彼らのジューマンパワーを注ぎ込むことで出来上がったのが「ザワールド」。
何気なく素通りされていますが、ターゲットを地球に決めてやってきた当初は未知のものであったであろう人間とジューマンを利用してここまでやっているの、普通にすごいのでは。ラスボスの風格というやつか。
で、そのザワールドくん。今回はロボで出撃してきました。
7番:キューブクロコダイル
8番:キューブウルフ
9番:キューブライノス
トレーラーの様な大きなライノスに、残りの2つが乗っている状態がデフォらしい。
ブロック状のメカ、見覚えのあるナンバリング、聞き覚えのある音声。一切隠す気の無い光堕ちのフラグ。ここまで来ると清々しいな。
3体のロボットは合体することができる。
その名もトウサイジュウオー。コックピットも全てジュウオウジャーとおそろい仕様。だからちったぁ隠せと!
戦力の差は歴然。
今回はジニス様の気まぐれでザワールドが撤退したからなんとか生き延びたものの、全員コックピットの中で膝を抱える状況に陥ってしまう。
【ジュウオウジャー】
その後、森邸にて。
意気消沈し、そのせいで諍いをする5人を気遣った真理夫は、犀の恰好で5人を盛り上げに行く。
勿論、犀のせいで今の状態になっている全員、完全に怯えまくって逆効果。けれど、真理夫の気遣いを最初に汲んだ大和がフォローし、レオが本能のまま乗っかってきたおかげでその場は収まる。
翌日。再びやってきたトランパスと戦うジュウオウジャー。
しかし、彼の「ザワールド!」というひっかけに反応して怯えてしまったせいで相手を取り逃がす。
それでも強がる仲間たちに、大和は声をかける。
●「もうやめよう。自分誤魔化してもしょうがないよ」
「ザワールドとの戦いは避けられない。しっかり向き合うしかないんだ。俺はザワールドが怖い。めちゃめちゃ怖い。」
以前の、「学者は本当のことしか言えないもんだ」とおじさんに説得されていた回を思い出す。素直に本当のことを言うのも時には大事。
大和に釣られて、自分の気持ちを口に出す4人。
レオは本当はちびりそうだったし、
セラは夢にまで見たし、
アムはご飯が食べられていない。
タスクは何なら犀真理夫を見て一瞬ジューマンに戻っている。巻き戻して確認した。マジだ。ご丁寧に「パオーン」とSEが入っている。気づけなかったの悔しい。ちなみに即画面外に転がり出るので本当に一瞬です。次のカットでは態勢立て直してます。
不安を吐露したことで、逆に団結したジュウオウジャー。
そして、それでもこの星を助けたいことも再確認。ようやく前を向いて作戦を立てられるようになる。
再び現れたトランパス。そしてザワールド。
ジュウオウジャーたちは事前の打ち合わせの通り、ジューマン組がトランパスの相手を、大和が1人でザワールドを引き受けることにする。
こういう時、「怖い」と言いつつも自分が大変な方を引き受けるの、とても大和くんって感じだ。
トランパス戦は人数不足につきやや苦戦したものの、なんとか勝利。
大和・ザワールドは人の来ない川で戦闘。
「レベルが違う」という台詞の通り、大和を圧倒するが、いざとどめをさす段階になって躊躇してしまう。
そのまま変身が解け、ジニスのもとで拘束されていた、細身で上裸の若者姿に戻る。
闇オーラに苦しみ叫ぶ彼を、困惑の目で眺める大和…で幕。
【以下雑記】
🦅今回のトランパスのゲームは、人をトランプ状の箱に閉じ込めるという物。箱の外についているカードから♡を引き当てればよいのだが、元からそんなカードは準備されていない。しかも、ジョーカーを引き当てるとカードを引いた人間が爆発する仕組み。なかなか外道なやり方である。
🦅思ったよりも光堕ちが早そうなザワールド。まあ、ここまで露骨に(主に玩具面で)光堕ちフラグ見せちゃったら流石にね……
次回:ザワールドを救え
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