17話 雨上がりの空に
- _ ぬぺ
- 2021年12月5日
- 読了時間: 5分
お客様の中にツッコミ担当はいらっしゃいませんかァーーーーー?!?!?!
【停車駅 ---】
闇の皇帝に対抗するため、6人目の準備を進めるシャドーライン。
そこにやってきたのは保線作業員。ツッコミどころが多すぎる男、変身である。
小林脚本では追加戦士は「無から生えてきたキャラだが、実は過去に関わりがあった」という設定が多いわね
【ザラム】
現在人間態の名前不明につきこちらで記載。
普段はレインボーラインの線路を補修・点検する仕事を行っている男。服装はいかにも西部映画に出て来そうな恰好と“工事の人”というイメージが良い感じに組み合わさっているもの。ヘルメットを着用し、ハーモニカを吹き鳴らす。
交通誘導灯を持つ手は妙にかっこつけてたり、ハーモニカを吹いて「できた…俺のレクイエム」と呟いたりする人。
…濃い!!キャラが!!!濃いよぉ!!!!
その正体は元シャドーラインのメンバー。
明言はされていないが、シュバルツと語り合った仲なので階級は同じくらいと見た
人間態と同じく西部映画っぽい恰好に青い肌の怪人。モチーフは蝙蝠かな…?垂れ目だったり、耳からふさふさの毛が生えてたり、なんか可愛い。
能力は雨を降らすこと(固有能力を持っている、というのは一般怪人っぽいけど)。今まで様々な場所で雨を降らして行事を中止させ、闇を集めてきたという。
「…それ、ほんとに闇出てた?」
全くもってその通りです。この子、「雨天順延」という言葉を知らないのだろうか。闇が出るとしても微々たるものだと思う。
メタ的に言うと、仲間になる人があまりに重い罪を抱えてるとさすがに問題ありと見たのだろうけども。
ある時雨上がりに見た虹が美しいのに感動し、「あれを消す闇は二度と作れない」と悟ってシャドーラインを離脱。レインボーラインで一人働きながら、「虹を守って静かに消える、そんな死に場所を探している」という。
ライトにも言われていますが、物事を大きく捉えすぎている気がする。死ぬよりも生きて役に立った方がずっと償いになると思うのだけど。
シャドーライン離脱に伴い、シュバルツからは追われる身となっていたが、ライトの誘いを受けて一緒に戦うことを決意。
「自分がやりたいことが見えている」ことで変身適正があり、無事に変身。
《トッキュウ6号》
自身の闇の象徴であった雨を打ち払い、美しい虹を背景に変身。
変身アイテムはスマホ型のアプリチェンジャーと烈車のビルドレッシャー。他のメンバーには無い、パンタグラフがあるのが特徴。
武器は交通誘導灯の形のユウドウブレイカー。なお本人はレスリングっぽい戦い方の方が向いているっぽい。
更にドリルのついたサポート烈車らしきものも所持。
変身して戦ったは良いのだが、とにかく死に場所探しが何よりの目的ですので、どこか幸せそうに地獄に落ちて…ませんでした。
めっちゃピンピンしてる。何なのこの子。
変身セットはライトに返却、ヘルメットも回収して(最初は脱げてることに気づきませんでしたが)去っていきました
「…生き恥をさらしたな」
……助けて!!!どこから突っ込んだらいいか分かんない!!!!
掴みはかなり良かったのでは。悲しい過去を持つ元悪役好きの三条脚本を浴びていた反動であっさりしているなーと思ったのですが、その代わりこれからは「どうやってこっちに来てもらえるか」を問題にして数話かけるのかな?
ビジュアルを見た時、他の人たちよりも年上の印象だったのでてっきり大人キャラだと思っていたら全然そんなこと無かった。寧ろいつもボケに立ちがちなライトが全力で突っ込みに回るレベルの人だった。お前もそっち側の人間かよ(机に突っ伏す絵文字)
次回はなんか変な冠被ってます。助けて……
【ライト】
最初にこちら側に来てもらうきっかけとしては適任者であろう彼が大活躍。
出自がどう、という理由の差別は「好きじゃない」で一刀両断し、ザラムの独白にもツッコミは入れるが根本の部分(悪いことをしたから償いを、など)は絶対に茶化さない。
お人好しで純粋な彼だから作れたとっかかりがたくさんあってとても楽しい回でした。
次回はヒカリが理詰めで攻めるっぽい。しかもその内容にライトのアプローチが含まれているのが良い。解釈一致。
【シャドーライン】
遂にお怒りの皇帝。自分の求めているものと周りが差し出して来るものが違いすぎたのが原因。貴族のお二方、出世したいならおとなしく彼のいうこと聞いてキラキラは何たるか学ぶべきだと思う。プライドが許さなさそうだけど。
「なんでかなぁ。闇の中で本物を見た、のかもな」
ライト達と関わってる可能性あるぞ、コレ…
これ幸いと単独行動を繰り返すシュバルツと、“周りの大人から望まぬ期待を押し付けられる“という共通項に気づいてしまったグリッタ。どうなる…?
ついでに改めて全員の名前を整理。
●ネロ男爵…イタリア語で「黒」。モチーフはカラス。
●ノア夫人…フランス語で「黒」。モチーフは猛禽類。
●シュバルツ将軍…ドイツ語で「黒」。モチーフは薔薇、隠しモチーフは以前謀反を起こした人、らしい。
●グリッタ嬢…英語で「キラキラする」。
●ザラム…アラビア語で「闇」。
【以下雑記】
🚂本来6号になるはずであったチケット・車掌コンビは変身するもチケットくんのみ変身というオチ。しかも真偽はともかくとして質量的には明らかに本体である車掌の方が剥き出しなのに出陣しようとするチケットくん。ひどい。
🚂6号変身アイテムは誰でも使えるのか?そうなると車掌だけ変身できなかったのは…イマジネーションの問題なのか?
🚂チケットくんの台詞「脳みそ売っちゃったんですか?!」はどれだけ深刻にとらえればいいのか。ただの暴言を言い過ぎだと判断した車掌が止めたのか、マジでワゴンさんの脳みそに何かあるのか。さすがに人身売買もどきをニチアサではやらないよね…?
🚂ザラムのヘルメットを拾い上げて被ってみるカグラ。ザラムが起き上がって慌ててなかったことにするの可愛い。あとヘルメット抱えたカグラの事結構しっかり見てるのにエアヘルメット被っちゃったお前はなんなんだ。天然なのか。
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