15話 戦慄のスナイパー
- _ ぬぺ
- 2022年10月20日
- 読了時間: 3分
雨降って、地固まる
【あらすじ】
土砂降りの中、洗濯物を干しっぱなしにしていたレオ。
気づいたタスクは、慌てて取り込んだ後にレオに説教をする。
そもそもこの日は天気予報では局地的な土砂降りになると言っていたにも関わらず洗濯物を干したのは間違い。晴れていた、とレオは言っているがその時にはもう反対側の空には暗雲が垂れこめていた。
そのうえ土砂降りになっても気づかずに雑誌を読みふけっていた。
目の前の事しか見えていないレオを詰るタスク。
完全に悪いのはレオだが、正直干そうという時点の話も知っていたならタスクも止めてあげればよかったのに、と思う。
そんな中、2人目のチームリーダー希望者が現れる。
【ハンタジイ】
チームリーダーの座を狙う怪人。
射撃を得意とし、かなり離れた距離でも動いているターゲットを正確に当てる腕前を持つ。
銃に撃たれた人は人形と化す。
フェルトの人形。めっちゃ可愛い。
【タスクとレオ】
ハンタジイと戦うジュウオウジャー。
とはいえ、最初に銃の場所を聴力で当ててくれそうなセラと、目視で敵を捜せる大和が倒されて大ピンチ。
一旦帰宅して態勢を立て直そうとするが、なんせタスクとレオの意見が合わない。
とりあえず出撃して、その場でやることを考えようというレオ。多分2人が倒されたことの焦りもある。
一方タスクは、一旦作戦を完璧に仕上げたうえで出撃するべきだと意見。
結局アムがレオに味方したため、2人の折衷案とも言える、「軽い作戦を立ててとりあえず出発」という手段に出る。多分だけど、そういう中途半端なのが一番よくない。
タスクの立てた作戦はシンプル。
前回の現場から、相手の銃はリロードに3秒はかかること、嗅覚を使った探知は不可能なことを確認済み。さらに、大体の距離も計算している。
なので、現場に行き、3人背中合わせになって立つ。誰かが撃たれればその方向や場所がほぼ特定できる。1人倒れても、残りの2人でダッシュすれば捕まえられる、と。
まあ無茶だよな。
相手の場所は分かったものの、流石に距離が遠すぎた。
アムを犠牲に、残りの2人でダッシュした先は、遠方の高層ビルの屋上。徒歩でも余裕で逃げられる。
逆に狙われた2人は、開いていた倉庫に退避。
落ち込むタスク。自分の作戦が練られていなかったせいだと落ち込む。
一方レオは、戦場とはいつ何が起こるか分からない場所だから、とタスクに発破をかける。
●「俺は知ってるぞ!お前の本気はこんなもんじゃねぇ」
レオの本気に応えたタスクの目に入ったのは、一体のマネキン。
これは行ける。
レオと背中合わせで倉庫から出てきたタスク。
ここぞとばかりに銃を構えるハンタジイ。
一発目はレオに、2発目はハンタジイを発見して駆け出したタスクに命中。
が。レオの正体は、レオの服を着たマネキン。
本物のレオは、マネキンが来ていたタキシードを着て別の場所で待機。持ち前の身体能力を活かしてビルをよじ登り、ハンタジイの銃を奪って真っ二つに折る。
ようやくもとに戻ったジュウオウジャー。
2人して得意気に腕組みしてるの可愛い。
全員揃えば怖いものなし。
巨大戦も含めてアッサリと勝利。
戦闘後、改めてレオに謝罪するタスク。
タスクはレオから決断が早いことの利点を、レオは綿密に計画を立てることの重要性を学んだのであった。
●「これでおあいこだな」
●「ああ。」
【以下雑記】
🦅人形になった大和を見たおじさん。自分の甥っ子はこんな短足じゃないと言い切り、修繕しようと試みる。鋏をジョギジョギさせながら。怖い。怖いよぉ。
🦅それに必死で抵抗する3人。気持ちは分かるが、「大和は短足だから!!」はひどすぎて笑った。
🦅とりあえず拾った人形をお持ち帰りしたジュウオウジャー。1カットだけソファーに並べられた人形を見て「あっ(察し)」となったが案の定のオチだった。
🦅彼らに囲まれて「モ~ギューギュー」とギャグぶちかますおじさんも良いし、直前に大和がわざわざ「平和な我が家」って言ってるのも面白すぎて狡い。
次回:ナリア様出撃!
Comments