15話 妖怪、ワタシ失敗しないので
- _ ぬぺ
- 2022年5月5日
- 読了時間: 5分
TTYOのサブタイが「ワダシ」になっていて初っ端から失敗している、そんな回。
同じ局だから何言っても許されると思ってないか?
【あらすじ】
いつものように現れた妖怪ガシャドクロ。
しかし召喚に応じないロデオマル。
晦の爺さんが巨大戦に目を付けたのが全てのはじまりである。
【妖怪フタクチオンナ】
眼鏡+二口女の妖怪。戦隊の敵には珍しい、女性怪人。
二口女とは、文字通り後頭部にも口がある妖怪。長い髪の毛を使って後頭部の口で食事をするという。
お声は沢城みゆきさん。妖艶な沢城さんを嫌いな人なぞいるわけがないでしょう(デカすぎる主語)
彼女の狙いは巨大戦を制するためにロボを操る事。
というわけで、まずはロデオマルと接触。彼を説き伏せて、契約書に拇印を捺させる。指紋あったんかお前さん…
ちなみにこの契約書、よく見たらしっかりと「甲は、本契約書への捺印とともに、甲の意志は乙のものになることを認める。」と書いてあります。ちゃんと捺印したら操られるよって書いてある契約書面白いな。なんでそんなとこで誠実なんだ?
そのまま、「ロデオマルの代理人」を名乗ってキンジに接触。
ロデオマルからの契約と偽り、彼の待遇改善を迫る。
その内容は、
(1) 甲・スターニンジャーは、乙・妖怪に対し、ヒーハーを言わない。
(2) 甲が乙の写真を撮る際は一枚までとする。また、必ず本人の了承を得ること。
(3) 甲は、乙の前で、ギターをかき鳴らさず、ロックなビートを刻まない。
(4) 甲は、変化する際、乙に対し、カウボーイハットを飛ばさない、
(5) 甲は、バイソンバギーを運転する際は、法律を遵守し、安全運転に努める。
(6) 甲は、乙に対し、いかなる場合においても、背後から襲わない。
(7) 甲は、乙に対し、英語を使わず、日本語のみにする。
(8) 甲が上記の事項を守れなかった場合、甲の契約不履行により、乙に損害を与えたとして、損害の賠償をする責任があり、甲はそれを認める。
(そろそろ何を真面目に書いてるんだろう…という気になってきた)
そもそも、乙がロデオマルではない時点で怪しいことに気が付くべきだったよね。
そのうえ、契約内容が割と真面目にいちいちどうでもいいのである。
しかし、お人よしのキンジさんはあっさり捺印しようとしました。うーんブレない。まじでこの人なんで刺客やってんだ(n回目)
そこに駆けつけたのはニンニンジャーの頭脳担当、八雲と霞。2人がキンジの代理人となって交渉開始。
場所を移したと同時に、手裏剣忍法:美人代理人の術でスーツに変化した霞。それを見て「美人?」と鼻で笑うフタクチオンナ女史が最高である。
「勝算はありません。でも、負けはしません」
交渉のテーブルについて間もなく。
暴れ狂うロデオマルを見てしびれを切らしたキンジ、早くも捺印し、操られました。
オチまでが圧倒的に早かった。我慢という物ができないタイプらしい。
ゆえに、フタクチオンナが突き出してきたのは金組を元に戻すための契約書。
ざっと見た感じ、内容は青・桃の2人のオトモ忍と変化手裏剣を彼女に差し出さなくてはならないらしい。
2枚目の契約書を前にした霞。
「お手上げでーす」
意味ありげなウインクを八雲に投げかけたうえで作戦開始。
「待遇もものすごーくいいのでしょうね!憧れます!」と褒めたうえで、「上司にも大切にされているのでしょうね」と一歩踏み込む。
案の定、霞の予想通り、晦からパワハラを受けていたフタクチオンナ。
そこに漬け込み、「幸せになる権利がある」と畳みかける霞。
「そして飛び立つのです…あの空へ!」
「どの空?!」
ビルの外に広がるのは…うーん、曇天。
しかし踏ん切りのついたフタクチオンナ。そのままの勢いで契約書を破棄。当然もとにもどる金組。
ようやく事態に気づいてオロオロするフタクチオンナ。
これぞ霞の手裏剣忍法、よいしょっしょの術である。何それ。何それ。
そのままの勢いで巨大戦もフタクチオンナ戦も攻略。
これがニンニンジャーの裏番長である。怖い怖い…
【以下雑記】
🦊八雲・霞が奮闘している間。天晴はロデオマルを止めるべく奮戦。最終的には「男と男、拳で語り合おうぜ!」とかなんとか言っちゃってました。なんか青春モノみたいな雰囲気が出ている気がする。なんで?
ちなみに、契約解除された時も、完全に自分のおかげだと思っていたみたいです。この子もブレないね
🦊風花と凪はガシャドクロと対峙。人が足りなくなったのでコックピットで分身と言う暴挙にでました。それ逆に負担増えない?と思っていたら本当にその通りで笑っちゃった
🦊なかなか九衛門の名前を覚えようとしない晦。今日は九兵衛と呼んでました。僕と契約して魔法少女になってよ。登場回で「十六夜という小姓などいない」と断言していたのを見るに、仲間の名前はきっちり覚えるタイプなんじゃなかろうか。仲間内からは「厳しい人だけど部下には割と優しい」とか言われてそうなイメージある。だからこそ、九衛門のことを信頼していないのが如実に出ている気がする。
🦊最後にキンジと接触した九衛門。曰く、好天は自分の一族ではない人に終わりの手裏剣を渡すのをためらってしまい、それを九衛門が見抜いて離れて行ったらしい。好天の弁とは食い違う所もあるけど、見え方の違いっていうのも多少はある気がする。
🦊九衛門は、キンジが終わりの手裏剣を「狙っている」と表現。キンジの反応を見ても、それが「ラストニンジャになりたいと思っている」というようには感じられなくて…。こっちも何か腹に一物抱えているのかもしれない。
次回:パパ大活躍?
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