13話 定められたDestiny
- _ ぬぺ
- 2022年6月8日
- 読了時間: 8分
新米ドクターは大変だ
【Story】
黎斗のレベルアップ、貴利矢の殉職は各方面に影響を与えている様子。
特に永夢の受けたダメージは計り知れない。
そんな中、CRに運ばれてきたのは有名な外科医:白河一樹。
どうせ助からない、と治療を拒む彼は、実はすい臓がんの患者。既に病状も進行しており、ここで治療してもらっても無意味だという。
要はこのタイミングで生死をテーマにやっていこうという話である。
脚本鬼じゃん……
【衛生省】
遂にゲーム病・バグスターウイルスの公開に踏み切った衛生省。
記者会見のシーンが気持ち長めなのは、1クール終わったからこその状況整理も兼ねている気がする。
バグスターウイルス。
人体に感染するように進化した、コンピューターウイルス。
感染者のストレスによってウイルスは増殖し、ゲーム病を発生する
感染源は不明。現状、人の間での感染は確認されていない。
ゲーム病に感染した患者の体内からはバグスターが発生して、人々に危害を与える
CRのドクターが対応に当たっている
【檀黎斗】
現在失踪中の元凶。
ひとまず自分のやりたいことはある程度達成したようで、ライダーたちを用済みと判断。ここからはガシャットを取り戻すべく動くこととなる。割と無駄な動きしてるけど、これが最善だったんだろうか。
そのために自ら出陣。
改めて、ゾンビゲーマーレベルⅩ。
最大の特徴はそのタフネス。なんせ、ライダーゲージが無い。故に死なないし、ダメージが通らない。
レベル10しかないとは思えない無敵っぷり。これ、どうやって倒すんだ?
あとちょっぴり気になっているのは、黎斗の現在の体調。
普通に活動しているけれど、本人もゾンビ状態になっていてもおかしくない気がする。
世間では失踪扱いになっている様子。
以下、大我が見ていたニュースサイト「kyosora news web」より
幻夢コーポレーション社長失踪
一体、何があったのか。
ゲーム会社「幻夢コーポレーション」の檀黎斗社長(30)が12月下旬から突然失踪し、現在も行方不明のまま社内が騒然としている。社員の話によると、12月23日に会社を出たのを最後に姿を消し、連絡もつかない状態だという。警察は事件、事故の両方の可能性を視野にいれ操作を進めている。
経営立て直しの為に一時休業か
「幻夢コーポレーション」は5年前に檀黎斗社長の父であり、先代社長であった檀正宗受刑者が逮捕された事件がきっかけで事実上倒産。檀黎斗社長が再起を図ろうと、10月には新作ゲーム「マイティアクションX」の完成を代替的に発表した。経営の立て直しは順調かのように思えたが、今回の騒動により、何らかの問題が未だ会社内に残っているのではないかと社員の間でも混乱や噂が広がっている。真相は依然謎のままだ。
さらっと流しかけたけど、文字起こしして正解だった。かなり大事なこと書いてるよね…
そもそも、幻夢コーポレーションって今そんなに崖っぷちだったんだ…。
そんな状況でCRに手を貸したの、ますます怪しいな。
正宗さんと言い、社長親子は揃って会社のことは間違いなくどうでもいいんだろうな。
正宗が逮捕された時期とゼロ・デイの時期がほぼ被っているので、おそらく彼の逮捕もそれ関連かな。
順当に考えればウイルスばらまきだと思うけど、そうなると衛生省がもう少し情報を持っていないとおかしい気もする。
ちなみに、彼が会社を捨てるのは「仮面ライダークロニクル」が完成するまで。
「いずれ人々は思い知る。このゲームなくして、生きていけない世界をな」
今までの考察が正しいと仮定して、いつ襲われるか分からない世界になった以上、人々はこれを買い求めるだろうし。
そこにウイルスを仕込んでおけばまたさらにウイルスの被害が広まるだろうし…。
やっぱりマッチポンプ作戦かねえ。
【宝生永夢】
小児科医研修を終え、外科医としての研修に励んでおります。ちなみに監督は飛彩。胃が痛くなりそうで嫌だな…
貴利矢の件で完全に心ここにあらず。
集中力が落ちていることを飛彩に一瞬で見抜かれて怒られています。
戦闘でも目の前の患者を助けることよりも、憎い仇を倒すことを優先しているし、それを指摘する飛彩の声も届かないまま。
あれだけ面と向かって文句を吐いていた飛彩と全く同じことをしていますが……。
前回、貴利矢が言い残した「お前が笑顔でいる限り、お前はお前だ。」って台詞、本当に正しかったんだなとしみじみ。
永夢、心の余裕の無さが割とすぐに致命傷になるよね
そういうところがどこか子供っぽいというか。
9話感想でやたら恭太郎に認めてもらいたい描写を見て孤児とか?と言ったけれど、前回の描写を見る限り親が共働きで忙しかったのかな?
どちらにせよ、小さい頃にもらうべき愛情を満足に得られないまま大人になった子っていう雰囲気がするなあと思う。
貴利矢の死、さらに患者の白河からの治療拒否を受けて、思い詰める永夢。
彼に接触したのはパラド。
今回初めましてか!自己紹介してるのが新鮮。勝手に面識あると思ってた。
パラドは言う。人間は必ず死んでしまうし、蘇ることはできない。故に医者ほど無駄な仕事はない。今までみたいに死んでも何度でも蘇ることができるゲームの世界にいればいいじゃないかと。
死に耐えられるのか、と。
流石に永夢は拒否。
「…だれも死なせたくない」
人間の命もノーコンティニューで救う、と解釈したパラドは、1つのガシャットを永夢に託す。
黎斗の作った新作のガシャットであり、本来はパラドのために作られたもの。
実験データが必要なので、バグスターにささなくてはならないもの。
なお、人間が使うと大量のウイルスに感染して即死は免れない。
そんな裏事情を知る由もない永夢は、ゲンムを倒す手段として黒いガシャットを使用。
当然ながら感染して激しく苦しむ永夢。
「これ以上、誰かを失うなんて、絶対に…嫌だ」
目が赤→オレンジと青に光り、遺伝子レベルで影響。
ガシャットも完成。その名も「MIGHTY BROTHERS XX」。
1つのガシャットで2個分の厚みを持つガシャットの誕生である。
セレクトは彼の右側。今までシークレットだった姿の解禁。
そして変身した姿は……2人。
分裂した。本人も戸惑ってるし。
この形態、既に分からないことが多すぎる。
🎮本当に「エグゼイドレベル10」扱いで良いのか。
勿論、ゾンビと渡り合っているので実力的にはレベル10で間違いないと思うのだけれど、そうなると最初にレベル1と同じ見た目のやつが出てくるのってどういう扱いになるんだろ?
2人に分裂することと言い、新しいライダーと言った方がしっくりくる気がする。まあここは新しいパターンを持ってきただけで深く考えなくても良いのかも
🎮覚醒理由は?
黎斗は、データを集めるために「バグスターに」ガシャットをさすように言ったはず。しかし実際は永夢にさして覚醒。
シンプルに考えると永夢=バグスター…?
今のところ立てている仮説としては
永夢はバグスターである。実はどこかに人間Aがおり、Aが発症したゲーム病の原因となったバグスターが永夢。
Mはバグスターである。ゲーム病患者永夢のバグスターは、彼の中に巣食ったまま今まで共存してきた。今回のフォームは、一時的に永夢とMが分離するものである。
永夢は人間だが、16年前ゲーム病に罹患して以来、バグスターウイルスに適合した。要は、人間だが中身はバグスター、的な状況。
明日那の例があるので、永夢が純粋なバグスターでもおかしくは無いと思う。
ただ、今までの仮説である「パラド=永夢のバグスター」と整合性のとれる説明が見つからないのよ。前回予告の時点でこのニコイチフォームはパラドとの同時変身だと思っていたんだもの。# ナイスパラド。
こっちの仮定から見直すべきなのか…?
【以下雑記】
🎮OP。徹底的に貴利矢さんのカットが排除されていて泣いてる。
🎮衛生省の会見を見守る黎斗。テレビは5画面同時放映しております。字幕なんかが微妙に違うので、多分違う局を一度にチェックしているはず。4局は会見の中継をやっているのに1局だけ「演歌の鬼道」なる番組を放映中。こちらの世界にもテレ東があるのか…
🎮今回からナース服がピンクになった明日那。理由を調べてみたところ、特に何か決まっているわけではない様子。ただ、ピンクにはリラックス効果や緊張緩和などの効果があるらしく、患者さんへの心的負担を減らす意図があるらしい。
(実際に、「白衣高血圧」という、白衣の人間を見ると緊張して高血圧になってしまう症状もあるらしい。白は古来ケガレの時に着る色なので、患者さんにそういう意味でも変なプレッシャーを与えてしまうんだとか)
ストレスが大敵な分野でもあるし、これから患者も増えるかもしれない、そんな中での明日那なりの配慮なのかも。
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1個だけ呑気なの混ざってる。この中に食い込んでくる「ひとやすみるく」、強すぎる。ひとまずよかったね、進ノ介。
🎮西馬ニコ。前回に引き続き登場中。妙に偉そうかつ大物オーラを出していますが、我々まだ君のことなんにも知らんのだよ。今回、彼女はガシャットを発見。ライダーの力の源が幻夢製ゲームだとバレるのも時間の問題かな
🎮パラド。貴利矢を殺したのは黎斗であって自分ではないと言っていたけれど、ただの責任逃れなのか、これ以降離反するつもりがあるのか。
次回:何かが明かされる予感
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