11話 シノビマル、カムバーック!
- _ ぬぺ
- 2022年4月21日
- 読了時間: 4分
この番組に突っ込んだら負けである(戒め)。
【あらすじ】
キンジ・タキガワはニンニンジャーの命を狙うことになった。
しかし、なんか思ってたんと違う。
今回からはOP・EDにもキンジが参加。
そして同時に現われた妖怪が、事態を更にややこしくしているのである。
【キンジと八雲】
弟子入りのためにニンニンジャーの刺客となったキンジ。
さっそく早朝から天晴の寝首をかこうとし…
そのままエプロンを身に着け…
「朝ごはんが、できてぇおりやす」
よし、考えるのやめた!(ミルクキャンディを口に放り込みながら)
朝っぱらからキンジがこしらえたのは、
ステーキ・山盛りのマッシュポテト・フライドポテト・フライドチキン?
重い!!!!
朝から食べるものではない。嫌がらせか?
なおそれを見た皆さんの感想は
天晴:朝から焼肉か!燃えてきたー!(焼肉とステーキの違いも分からんのか)
風花:命を狙ってくる相手の飯を食うな
八雲:英国式breakfastじゃないと嫌
旋風:和食が良い(でも食べる)
霞:カロリーが多い(でも食べる)
凪:カレーがいい(でも食べる)
根本的な、「他人が家で飯作った」に誰も突っ込まないし、
女性もののフリルエプロン+カウボーイハットという取り合わせにも誰も突っ込まないし。
全員が微妙にずれていてもうどうしたらいいか分からない(2個目のミルクキャンディを口に運びながら)
「あっしが弟子入りを許されれば、お坊ちゃんやお嬢ちゃん方のお世話をするのは当然でございやす」
というわけで、伊賀崎家に愉快な刺客兼お手伝いさんが加わったのである。
……ミルクキャンディお代わりください。
それをよく思わないのは案の定八雲。
この子、人一倍警戒心強めなので流石。
しかもアメリカ系とイギリス系、よく噛み合ったもんだ…。どこまで事前に計算に入れていたのかしら
八雲から見たキンジは、素性の知れないウエスタンでロックな偽物忍者。
ちなみにそのべらんめえ口調は落語や時代劇で学んだらしい。
名前は完全に日本人なのに、日本語は独学なのか…??
キンジから見た八雲は、忍者として恵まれた環境にいるにも関わらず魔法なんぞを使うけしからん奴。
あと寝る時は抱き枕と一緒みたいです。可愛いね。
お互いにピリピリしていた空気が変わったのは霞の発言。
霞が「八雲は忍術が上手くいかず、魔法で能力を補っている」と発言し、それを真に受けたキンジ。
誠意ある謝罪と共に共闘を決意。八雲の困惑っぷりとの対比が素晴らしい。
なんやかんやで能力のある2人。いざ共闘となればかなり息のあったコンビネーションで無事に敵を撃破しました。
【妖怪エンラエンラ】
やかん+エンラエンラがモチーフ。
エンラエンラはエンエンラとも呼ばれる。漢字で書くと「煙羅煙羅」「煙々羅」と呼ばれる。
本編でやかんなのに「煙」と呼ばれていて引っかかっていたのですが、そもそも煙の妖怪のようです。(デジタル大辞泉プラスより)
能力はまき散らした煙で他人の自己肯定感を低くすること。
最初のターゲットはシノビマル。
すんごい華麗なターンを決めた後に、公園で体育座りしてました。可愛い。
霞が作った原理も仕組みも不明の機械、「カラクリ忍ほんやく」を使って対話。何その機械。何そのドラ○もんみたいな「~」の語尾。
曰く、ドラゴマルやパオンマル、ロデオマルの登場で、初期ロボである自分の存在が忘れ去られることを危惧しているとか。
それは初期の運命だから諦めた方が良いと思う…世の中には販促っていうのがあってね……。
こちらはエンラエンラ撃破でもとに戻りました。
次に攻撃を喰らったのは凪と風花。
凪は自分のキャラがキンジによって更に食われることを、
風花は兄にばかりみんなの目がいってしまうことが不安らしい。
凪はそもそもスタートの時点からその心配してたから今更感が…ゲフンゲフン。
風花に関してはお兄さんはどちらかというと世話されてる側だから気にしないで欲しいな。マジで。
落ち込んで公園の遊具に閉じこもってしまった2人を助けるために八雲・霞が立てたのは…天岩戸作戦。
神話になぞらえてどんちゃん騒ぎをしていたら出てくるだろうとのこと。
いいのか?本当にそれで良いのか??そんな感じで神話を消化しちゃうのか???
あたりは急に夜になるし、虚無からダンサー湧いてくるけどそれでいいの???
しかも出てきた。良いの????
それでも落ち込む2人を元気づけるために霞は仲間を生贄にしました。さすが霞ちゃん。ブレない。
ずっと「えっ」「いや」とか言っている八雲くんが珍しくて笑ってしまった
【伊賀崎天晴】
なぜこんな微妙な妖怪が出てきたのか?
答えは簡単。
天晴を孤立させるため。
どさくさに紛れてシノビマルに煙を浴びせたことで、天晴が1人きりになる状況を作り、蛾眉雷蔵との一騎打ちに持ち込む算段。
この煙を浴びるシーン、初見だとシノビマルが起こした砂ぼこりに見えるのが見せ方が上手い。よく見たらほこりの方向がおかしいんだよね
さらりとやっていますが、天晴たちの行動が完全に読まれているのはちとキツいものがあるきがする。
天晴も成長したものの、雷蔵も本氣を出したことで一気にピンチに。
なんとか巨大戦には駆けつけた天晴ですが、かなり無理していた様子。
戦闘終了と同時に倒れ込む天晴。
いつも元気いっぱいの特攻兄さんがこうなるの、なかなかショックが大きい。
次回:最終回みたいな空気があるわね…?
Comments